宝塚歌劇団雪組の大劇場公演『蒼穹の昴』 の新人公演の主演、ヒロインが発表されました。
予想通りの106期生華世京さんと105期生の音彩 唯さん。
華世京さんは初主演で音彩 唯さんはもう2回めのヒロインになります。
推され続けてる華世京
入団して現在研3となっている華世京さんですが、入団当初からいろいろなところで抜擢されており、舞台上でも常に目の引く場所に配置されていました。
雪組配属1作品目『f f f』では、ロケットでもセンターでお客様の目を惹きつけました。
そして2作品目、別箱公演
そして、2作目『ほんものの魔法使』で、いきなりの3番手役に雪組ファンを驚かせました。「ニニアン役」で可愛らしい演技も見せてくれました。
3作品目 『CITY HUNTER』の新人公演では彩海 せらさん演じる小林 豊役 。
4作品目『夢介千両みやげ』の新人公演では2番手朝美絢さんのお役をゲット。
ここで、次は新人公演主演だな、、、と誰もが予想しましたね。
そして5作品目のODDESYでは、もう4番手???と思われる立ち位置で活躍していましたね。
とにかく華やかで明るくて中心が似合う人。そんな印象です。
劇団が推してるのもわかりやすいです。
さて、入団して着実にお役をゲットし、着実にトップスターへの道を歩んでいる華世京さんです。
花組下級生の不運
ここにきて、また花組さんの公演がストップしてしまいました。
本当にこの3年間、コロナの感染者数の「波」の上昇と同じ動きの中に巻き込まれてしまった花組さん。
華世京さんと同じ106期生さん以下の下級生さんは、一体どれだけの経験が詰めたのでしょうか、、、。
106期生成績2番の湖春ひめ花さんのバイオグラフィーを見てみると、研3になってもたった3作品しか出演できていない上にそのほとんどが休演となっています。
大劇場公演『アウグストゥス-尊厳ある者-』
こちらは宝塚大劇場途中で中止となり、千秋楽は無観客ライブ配信のみ、新人公演なし。
大劇場公演『元禄バロックロック』
こちらは東京公演が途中中止となり、新人公演は1回のみ
別箱『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』 完走
そして今回の大劇場公演『巡礼の年』
宝塚大劇場は完走し、新人公演もできたものの、
東京公演はほぼ中止状態が続き、新人公演も中止となってしましました。
これを見てみると、大劇場公演をこの3年間、一度も完走したことがなく、
新人公演はこの3年間でたったの2回しか舞台に立てていません。
新人公演は7年間ありますが、その中の大事な3年間をたった2回しか舞台にたてていないという現状。
組が違うだけで同じ期でもこれだけの差がついている現実に、劇団はどう対応していくのか、花組さんになにか別の活躍できる場を与えてほしいと思いますが、なかなかスケジュールが詰まっている宝塚歌劇団では難しいものでしょうかね、、、、。
花組さんの試練
花組さんは下級生だけでなく、この3年間で様々な試練がず〜っと続いています。
一之瀬航季さんの新人公演主演決定なるも舞台に立てず。見たかった方も多いですよね。
瀬戸かずやさん、華優希さんの無観客による千秋楽、、、これもなんとも悲しい出来事でした。
大劇場公演での新人公演実施なしという発表。一回一回の新人公演で大きな経験を積むのに、それ自体がなくなるという現実。
東京公演の長過ぎる公演中止の連続。
今回も花組に大きく貢献されてきた退団者さん
飛龍 つかささん、若草 萌香さん、音 くり寿さん、芹尚 英さんの姿を見ることなく終わってしまうのではないかと、毎日ヒヤヒヤしています。
本来ならすでに千秋楽の10日前に入っており、毎日卒業へのカウントダウンが始まっていたはずなのに、卒業のお祝いすらできずに今に至っています。
こんなことってある????
いやいや、ほとんど東京で柚香光さんに会えてますか〜?花組観れてますか〜?というくらい東京での公演が少なすぎて、本当に花組を観れていません。失くなったチケットはどれくらいなのか。
数ヶ月前から予定を調整して、チケット確保して、ホテルをとって準備万端整えて、直前で行けなくなる、、そんなことが数年続くと、もうしばらく、見に行くのやめよう、、、そんな気持ちにさすがになってしまいます、、、、。本当に残念。