先日宝塚歌劇団雪組より退団者が発表されました。
望海風斗さん真彩希帆さんは既に発表されていましたが、まさか！！！ここで！！！煌羽レオ様の退団が発表となるとは！！！
盲点でした…。
でも翌々考えれば炎のボレロではなく、NOW ZOOM ME側に出演されていましたもんね。
彩凪翔さんはディナーショーをやられたので、もしかすると望海さん真彩さんと一緒に…なんてすっかりそちらばかり考えていました。
今回はそんな煌羽レオさんの魅力を紹介していきたいと思います。
煌羽レオの魅力
煌羽さんを語る上で最大の魅力はダンスです。
たまたま前方の席で観劇できたレビュー作品がSUPER VOYAGERだったのですが、目の前で「キレがあるけどしなやかに踊っているこのジェンヌさん！！！かっこいいなぁ～」それが煌羽さんでした。
彩風さんが銀橋を渡りながら「壁ドンドンドン！」の場面はただかっこいいだけではなく、キレのあるダンスの中に色気もあり一気に心つかまれました。
2019年に放送されたFNS歌謡祭で雪組さんがDAPUMPとU.S.Aでコラボしたことがありました。
イントロで雪組生が順に映っていき最後が煌羽さんでしたが、その時のウインク！！！
完全にキメにいっているのに、いやらしくないかっこよさ！ジャニーズ等よりもその辺り上手なのではと感じるほどでした。
そしてもちろんダンスのクオリティー！アイドルやアーティストの方が踊られるような振り付けは、宝塚の中で毎演目必ず含まれているわけではないので、とても新鮮ですしダンスを得意とする煌羽さんにピッタリのナンバーだったと思います。
和物男子
素顔はまた違う印象ですがメイクをすると和服がとても似合うジェンヌさんです。
ルパン三世(新人公演)、幕末太陽伝、壬生義士伝で和服を着ていました。
個人的にはルパン三世で演じた石川五右衛門がとても似合っていて好きです。切れ長な目元とクールな顔立ちは、本公演の彩凪さんにも引けを取らない五右衛門だったと思います。
演技について
とても目立つ役ではないですが、毎回重要な脇役をされていて雪組の中でも名バイプレイヤーだと思います。
一番印象に残っているのは、凱旋門のマルクス・マイヤーです。
亡命者仲間であるオテル・アンテルナショナールの住人達の情報を、ドイツの秘密国家警察シュナイダーへ売ろうとする重要な役でした。
この公演は専科より轟悠さんが出演されていて、望海さんが主役ではありませんでした。普段は番手重視でそれぞれの立場の役をされているように思いますが、こちらは二番手、三番手が出てくるシーンも時間にすると少し短かったように思います。
その中で物語を動かし物語の始めから出番があるマルクス・マイヤー。
下手すると彩風さんか彩凪さんがやられてもいいのでは…と思ってしまう役をこなされていてさすが煌羽さんでした！！！
始まりは裏切ってしまう人なんて全く感じさせずに物語が進行し、シュナイダーと対面してからしっかり悪人顔が出ていまいた。
その後にオテル・アンテルナショナールへ場面が移り、ちょっと気まずそうな雰囲気で話されていて存在感やその役の人間模様をとても上手に出されていました。
なので他の公演でももう少し場面が多かったり重要な役をしている姿をみたかったなぁ～と感じます。
まとめ
次回作「fff－フォルティッシッシモー」で退団となります。
煌羽さんはクレメンス・フォン・メッテルニヒという役をされます。
この方はオーストリア帝国の政治家で実在した人物です。
主人公はベートーヴェンなので物語の中でどのような存在になるかわかりませんが、オーストリアでは有名な政治家なので、きっと重要な役になってくると思います。
また今回はお芝居、ショーの二本立てになるのでレビューがあります。
トップスターの方と一緒の退団になる場合、一緒に退団される方はよく演目の中にちょっとした見せ場があるので、きっと煌羽さんもどこかの場面であの素敵なダンスを披露してくれると思います。
新型コロナウイルスが落ち着かない毎日ですが、煌羽さんそして退団される皆様の為にも無事公演初日が迎えられることをただただ祈るばかりです。
