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宙組退団発表・102期生湖風珀さん

宝塚歌劇についての雑記

宙組トップスターさん及びトップ娘役さんの退団発表から早数ヶ月、ようやく次回作の集合日を迎えその他の同時退団者も発表されました。

全員が全員惜しい人材過ぎてショックで膝から崩れ落ちた方もおられたことでしょう…。

しかしトップさん達との同公演退団ともなればいつも以上に退団演出があったり、サヨナラショーでも出番があったりとしますので哀しい気持ちはありつつも次の最後の公演に向けて気持ちを立て直しておられることかと思います。

今回の退団者は1作品で退団可能であるマックス人数である7人。

その中で最下級生である湖風珀さんについて改めてご紹介させていただきます。

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湖風珀さんのプロフィール

102期生として入団、愛称は「いとゆ」です。

事前に発表されておられたトップ娘役である潤花さんと同期となっています。

そのため作中でも潤さんとの絡みがあるのでは…?と少し期待もしております。

初舞台は星組公演『こうもり博士の愉快な復讐劇』『THE ENTERTAINER!』。

福岡県北九州市出身で以前全国ツアーにて福岡を訪れた際、同じく福岡県出身であり今回同じく退団されるご予定の秋音光さんと共に地元新聞に取材をされていた記事があります。

身長は172㎝と宙組男役さんの中では特別長身というわけではありませんが、全体的に見るとスタイルの良い方ですよね。

趣味に画材屋さん巡り・特技に絵を描くことを挙げておられるだけあり、これまでも湖風画伯と呼ばれ様々な絵の評判を宝塚GRAPHや歌劇などでも囁かれていたのを目にしたことがある事もあるのではないでしょうか。

残念ながらこれまでご披露されることはありませんでしたが、退団後にどこかSNSででも見せていただけると嬉しいですよね。

ダンスを得意としておられ、『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』では達磨一家の右京役をメインで演じておられ力強いダンスをご披露されていた上に最もダンスが激しかったRUDE BOYSでも軽やかにアクロバティックなダンスもされておられました。

入団時の成績が5番ということもあり、もちろんダンスだけではなく歌唱力もあり『Delicieux! -甘美なる巴里-』第16場では4人しかいないコーラスに抜擢されたりと着実に宙組の脇を固める男役さんとして成長されておられました。

そんな中での退団発表。

ちょうど新人公演を卒業され、これからの活躍が楽しみ!といったタイミングだっただけに非常に残念ですが…。

けれどもご本人が第二の人生に向けてポジティブに考えておられればと思えば今回の選択を英断と受け止めるべきですよね。

『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』ではボリス役を射止めておられます。

ボリス・グリシェンコは犯罪組織である「ヤヌス」の一員でありプログラマー。

残念ながらトップスターである真風涼帆さんとは対立するポジションにはありますが、どんな活躍を見せてくださるか楽しみですよね。

6月11日まで無事に公演をやり遂げられること、そして退団される全員が晴れやかな気持ちでご退団されることを心より願っています。