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宝塚歌劇団のトップスターに求められる過酷すぎる資質

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団には5つの組と、その各組にたった一人トップスターと言う存在になれるの人がいます。
80人あまりいる組の頂点に立つ人です。

5つの組があるので、合計5名が常に宝塚歌劇団の顔として存在するのです。

トップスターになる資質・・・・。
いったいどんな方がトップスターになるのでしょうか?

トップスターの資質として必要なことって、色々あると思うが、

実力・容姿・統率力・憧れの存在・人間性・体力・記憶力責任感

どれか一つあるだけでも十分に何かの職業で第一線で活躍できる能力であろうに、トップスターってこの全てを兼ね備えている必要がある。

いや、全てを兼ね備えているわけではないかと思うが、結果的にこれら全てを求められる。

まさに「神」の領域だよ。

こんな人っているの? 

います!宝塚歌劇に5人!と言いたいが、全てのトップさんが最初からそんな「神」のようではなかっただろう。

この神のような存在に少しでも近づくために日々日々、ひたすら努力をしているのだ。

だから、尊い。

「資質」というと、なんか努力をしなくても元々生まれ持っていた・・・という感じがするが、この世界はそんなに甘くないのだ。

実力・容姿・責任感・統率力・憧れの存在・人間性・体力・記憶力

この全ては、日々の鍛錬を続け、たかみをめざしつづけなかれば、いけないものばかり。
トップになった時点が頂点ではなく、トップとしてあり続けること。

頑張っても、できないこともあるだろう。
その度に批判も受けることだってたくさんあるでしょう。
それでも、毎日毎日元気に舞台を努めたくさんのお客様に夢を与え続ける。

どれだけ過酷な大変な世界なんだろう。

タカラジェンヌの中で一番、出番も多く、歌数も多く、セリフの量も膨大で忙しく仕事量が多いのが、トップスター。

絶対に絶対に休めないのが、トップスター。

そんなに舞台の上でも一番忙しいのに、組全体の士気を上げ、組全体の雰囲気をよくし、周りに気を配り、そして、憧れられる存在でいなくてはいけなく、美しくなくてはいけない。

いやいや、どんな会社も、どんな世界を探しても、そんなトップ、いるか????

昨日星組新トップスター、礼真琴がトップとして初めて舞台に立った。
ここから、トップスターとしての資質が問われ続ける過酷な道への第一歩だ。

そして、そんな過酷なトップを5年間も過ごしてきた、花組のトップ明日海りおが、
今週末の11月24日(日)に退団する。

当日のライブビューイング会場は過去最高の全国186箇所!

ライブビューイングのチケットもなかなか取れませんでしたが、最後の追加抽選でやっと確保した。

本当にありがとうという気持ちと、お疲れ様でした!という気持ちを胸に、ちゃんと見送りたいと思います。