宝塚歌劇団花組男役の綺城ひか理さんが、星組に組み替えになりました。
先日の千秋楽(明日海りおの退団公演)で星組に組み替えの挨拶をされました。
この様なチャンスを頂けて光栄です。今では舞台に咲く一輪の花を目指し頑張ってきましたが、
これからは、お花の様な温かさをもち、一つの星となって輝ける様に精進します。
素敵なご挨拶ですね。
明日海りおさんの退団で少し寂しさを持ちながら、落ち込んでばかりはいられない!
宝塚ではその歴史を繰り返し、次に進んでいく。
私も次を見ていくぞ!と今日は、
次の時代を担っていくジェンヌさん、綺城ひか理について、書いてみたいと思います。
綺城ひか理さんについて
97期生です。(→97期生一覧)
星組では、桃堂純、彩葉玲央と同期です。
花組時代には、2回の新人公演初主演を経験し、研究科3年の時に花組「エリザベート」でエーアンの歌手としてソロを歌う役に抜擢された歌唱力を持つ。
身長176センチの長身で華のある男役さんです。
花組時代では
優波慧(96期)
飛龍つかさ(98期)
帆純まひろ(99期)
聖乃あすか (100期)と、
新人公演主演経験のある人材の間に挟まれた97期でした。
星組の新人公演主演経験は、
天華えま(98期)
極美慎 (100期)
天飛華音(102期)と、花組と比べたら少なめであかさんよりも若い。
ここに入って、歌唱力もお芝居もビジュアルも揃っているあかさんに、
更に活躍できる場が増え、本公演でも大きな配役がついて更に経験を詰めるポジションになるのは間違いありませんね。
男役10年と言われる宝塚。
綺城ひか理さんもその「男役10年」の年を迎える。
この時期のジェンヌさん達は、これから本公演の本役で「面白い役」を貰えるようになってどんどん出番も増え、今までの経験と更に新しい役の経験が交差して、益々面白くなってくるので、観劇の度に成長著しく、見ていて面白い年代です。
明日海りおさんの遺伝子を継いだ男役、綺城ひか理さんが、これからどんな「輝く星」になっていくのか、これから楽しみです。
95期前後がトップに入る時代に突入してきた今、
すでに着々と、その次の時代のトップになる96〜102期生前後の人材を育てていっている宝塚歌劇団。
宝塚歌劇団は、常に先を見ていますね。