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貴重!礼真琴・真彩希帆共演作品の鈴蘭(ル·ミュゲ)を見よう

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家にいる時間が長い今の楽しみは、もちろん宝塚歌劇団!
スカステを見たり、オンデマンドを見てすごしています。

さて今回は、16年星組バウ公演トップスター礼真琴主演「鈴蘭 -思い出の淵から見えるものはー」のオンデマンド鑑賞の感想を書きたいと思います。

まずは、お話の内容をザッと紹介しましょう。

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あらすじ

幼き日を共に過ごした2人、リュシアン(礼真琴)とシャルロット(音波みのり)。

年下のリュシアン(礼真琴)にとって年上のシャルロット(音波みのり)は憧れの存在(好意を寄せている)。

しかし、後にシャルロットは政略結婚のため他国へ嫁いでいきます。

月日は経ち…。

大人になったリュシアン(礼真琴)の心にはいまだシャルロット(音波みのり)への想いがありました。

ある日、自国の王との賭けに勝ったリュシアン(礼真琴)は、その褒美としてシャルロット(音波みのり)が嫁いだ国「ガルニール公国」へと旅立つことになりました。

この時期、ガルニール公国では鈴蘭が咲き誇るといいます。

シャルロットが好きだった鈴蘭…。

しかし、リュシアンが到着したとき、ガルニール公国に鈴蘭が咲いていませんでした。

なぜなのか?

そこでリュシアンは村人たちから情報を集めます。

すると、思いもかけない返答が…。

その真意を確かめるため、リュシアンはシャルロットの嫁ぎ先であるガルニール公の城へと潜り込みます。

主役·ヒロインについて

あらすじだけ見ると、主人公:礼真琴、ヒロイン:音波みのり…のように思えますが、ヒロインは真彩希帆さんです。

つまり、このル·ミュゲは、現星組トップと現雪組トップ娘役の主演作品なんですね。

何とも贅沢なこの作品には、雪組:綾凰華さんや、宙組:紫藤りゅうさんらも出演。

組替えしたジェンヌさんたちを存分に楽しめる貴重な作品でもあります。

真彩希帆さん演じるエマは、ガルニール公の娘(シャルロットは彼女の継母)として登場し、城に潜り込んだリュシアンと張り合いながら共に謎を解き明かしていくことになるのですが…。

とにもかくにも、注目して頂きたいのは、礼真琴·真彩希帆さんら2人の歌唱力!

まぁ、現在の彼女たちの歌唱力の高さについては言わずもがな…ではありますが、ル·ミュゲの頃からとっても上手だったこと、そして、今は進化して更に上手なんだ…ということが改めて分かり驚かされました。

全体的な感想

物語は、「切なさちょっぴり面白さたっぷり」といった感じで進んでいきます。

面白担当は、主にロジーヌ(紫りら)、エルネスト(紫藤りゅう)、ニコラ(拓斗れい)でしょうかね。

ロジーヌはシャルロットの乳母。

世話焼きおばさんといった感じでグイグイ迫ってきます。

エルネストはガルニール公国の貴族。

ガルニール家とは親戚関係(たぶん)にあるようで、リュシアンがガルニール公の城に潜り込むため利用する人物です。

ニコラはガルニール領にいる商人。

彼はガルニール家とは縁もゆかりもないようですが、リュシアンがガルニール公国に着いたときにたまたま出会ったばかりに巻き込まれます。

こちら、3人1組で行動することも多く、なかなかコミカルに演じてくれているのでご注目を!

切なさ担当は、スパイス的役割をも担うヴィクトル(瀬央ゆりあ)·セシリア(白妙なつ)の2名です。

ヴィクトルは、ガルニール公の弟でエマの叔父。

セシリアはヴィクトルの忠実な侍女。

この2人は悪役なのですが、その背景にはいろいろありまして…。

まぁ、悪い事しちゃったのかもしれないけれど、気持ちも分かるわ…といった過去を持ちます。

その過去とは…、そこは見てからのお楽しみということで!

ちなみに、こちらの2人にはもう1人仲間がいまして、名はバルトロメ(漣レイラ)。

いちおう悪役3人組としてヴィクトル·セシリアと共に登場しますが、ヴィクトルに雇われたというだけの身のようなので、特に他の2人に思い入れはない模様。

ここは、ただ単に漣レイラさんのカッコよさに酔いしれてください(仕事に忠実な様がステキです)。

他にも、この作品には、愉快で楽し気に振る舞う登場人物や、悪役ではないけれど…といった登場人物などたくさんでてきます。

同時に1人ひとりを観察するのは難しいものですが…。

同じ場面を繰り返し見直すことができるのはオンデマンドのいいところ

ぜひ、この機会にル·ミュゲの世界を存分にお楽しみください。

シャルロットについて

最後にもう1人だけ紹介させてくださいね。

冒頭でも述べましたように、本作は主役:リュシアン、ヒロイン:エマではあるのですが、実のところ「シャルロット」がいなければ話にならない!という作品。

シャルロットは、ガルニール家·ガルニール領の人々の間でもよく名が挙がる人物ですが、本人としての登場場面は意外と少ないんですよね。

でも、物語の中心には必ずシャルロットが存在していて…、リュシアンもエマ、ヴィクトルも…、みんなシャルロットとの関わりがあって動かされているといっても過言ではありません。

中心的人物でありながら、本人としての登場場面は少ないというシャルロット…ちょっと不思議な存在だと思いませんか?

さて、そんなシャルロットとはいったい何者か?

なかなか出会えないような役柄だと思いますので、ル·ミュゲ鑑賞の際は、シャルロットもまた注目してみてください。

まとめ

今回は、タカラヅカ·オン·デマンドより「鈴蘭(ル·ミュゲ) -思い出の淵から見えるものはー」をご紹介しました。

↑↑Amazon Primeでもレンタル可能

オンデマンドでは、ル·ミュゲのお芝居のほか、ル·ミュゲに関する裏話が聞ける「NOW ON STAGE」「NEWS Pick Up」も共に配信されています。

各ジェンヌさんの役作り、お芝居にかける思いやいろんなジェンヌさんとの掛け合いなどたくさんの話が聞けますよ。

ぜひ、お芝居と共にお楽しみください。