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花組のこれからを彩る男役たち

初心者のための宝塚

宝塚歌劇団・花組は今年、組が誕生して100年の年だそうですね。

そんな花組さんの2021年は、1月9日東京国際フォーラムホールCにて『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』から幕が開きました。

1月27・28・29日には宝塚ホテルで水美舞斗さんディナーショー『Aqua Bella』が開催されます。

そして、聖乃あすかさん主演『PRINCE OF ROSES―王冠に導かれし男―』の公演も1月28日から宝塚バウホールで始まります。

花組トップスター柚香光さんはちょうど1年前には『DANCE OLYMPIA』でプレお披露目公演中でした。

若くてオーラ溢れる柚香光さんが真ん中に立たれて早1年以上が経ちましたが、花組には上級生から下級生まで個性あふれる男役さんが揃っています。

優しく組をまとめてくださるキレキレダンサー高翔みず希組長をはじめ、紅緒さんのお父さん花村政次郎役がカッコよすぎた副組長の冴月瑠那さん、読書家で味のあるお芝居をみせてくれる航琉ひびきさん、94期の歌うまコンビ和海しょうさんと羽立光来さんなど組を支える上級生男役陣は頼もしいメンバーばかり。

柚香さんも頼もしい上級生の皆さんに支えられてさらに輝かれているように思います。

今回は、そんな上級生の背中を見ながら頑張っているこれからの花組を盛り上げてくれそうな男役さんを独断と偏見でピックアップしてお伝えしたいと思います。

2021年、大きく羽ばたいていただきたいです!

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飛龍つかささん

現在、研9のつかさくんですが、以前、まだ花組生だった望海風斗さんの『Brilliant Dreams +NEXT』に一緒に出演されているのを見て、下級生なのにとてもしっかりされているなあと好感を持ちました。

レビュー『宝塚幻想曲』では、誰よりも満面の笑顔で溌剌と和太鼓を叩いておられた姿が印象的でした。

『邪馬台国の風』では新人公演主演を経験。

昨年、宝塚大劇場・東京宝塚劇場で上演された『はいからさんが通る』では、芸達者な天真みちるさんが初演で演じた牛五郎役にキャスティングされました。

個性的な役柄に苦戦されていたように思いますが、これから組の中でどのような役付きになっていくのか気にかかります。

以前のショー『Beautiful Garden』で聴かせてくれた「Summertime」のソロが素敵で、歌はお上手だと思いますし、現在公演中の『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』ではデューク役で活躍されているご様子。

つかさくんには歌唱力の向上がこれからも期待できそうですし、ショーでもお芝居でも歌う機会が増えるといいですね。

学年を重ねることで魅力が増す男役になれるかがこれからの鍵かなと思うので、頑張ってほしいです。

帆純まひろさん

帆純さんは、とにかく美形です。

『ハンナのお花屋さん』を観劇した時、舞台上の帆純さんを見て「イケメンすぎる…」と心の中でつぶやいてしまったほどです。

ダンスもお上手ですし、身体能力の高さを感じます。(バトントワリングをされていたとか)

『CASANOVA』で新人公演の主演をされて貴重な経験を積まれたのではないでしょうか。

お芝居は役柄にもよりますが、『A Fairy Tale―青い薔薇の精―』で演じたハーヴィーの助手のマシュー役はコミカルで面白かったです。

美形なのでそのビジュアルをおおいに活かして、お芝居でもショーでも活躍していただきたい男役さんです。

水美さんのディナーショー『Aqua Bella』に帆純さんはご出演ですが、ライブ配信があるので今から楽しみです。

聖乃あすかさん

2025年日本国際博覧会アンバサダーにも就任し、イベントなどにも出演されている聖乃さん。

今月28日から始まる宝塚バウホール公演『PRINCE OF ROSES―王冠に導かれし男―』で主演を務めます。

100期生の中ではバウ主演は一番乗りですね。

今月発売の歌劇で竹田悠一郎先生と対談されていますが、読みごたえがありました。

とても綺麗で可愛らしい雰囲気がある聖乃さんですが、男役に対する熱い気持ちがあるのが先生との対談から伝わってきます。

キャスティングが出た時はヒロインがいないお話なのかなと思っていましたが、先生が恋愛の部分もあるとお話しされていました。

この作品でさらにお芝居の力を磨き、フィナーレでは黒燕尾を着るそうなので組長さんから聞いたお話を参考にしてカッコよさを追求してほしいです。

花組のこれからを担っていく男役として、今年は飛躍できる年になるといいですね。

最後に

歌劇に掲載されていた花組・高翔みず希組長と柚香光さん、華優希さんの新年のご挨拶を何度も読み返しています。

緊急事態宣言が出るなど今年も心配な状況が続いている中、私達もひとりひとりが感染対策をしっかり続けていくことが大切ですね。

舞台に立つ生徒さんのご健康を心から祈りつつ、今年も私なりに宝塚歌劇を応援したいと思います!