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雪組のあのライブ配信から1年を振り返る

宝塚歌劇についての雑記

3月22日。宝塚歌劇の千秋楽生中継が、CSタカラヅカスカイステージで放送されてから1年が経ちました。

昨年の雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は、トップコンビ(望海風斗さん、真彩希帆さん)の次作での退団が発表されており、人気の小池修一郎先生の1本物ということもあり、ものすごいチケット難でした。

雪組のみなさんは2020年元旦からの宝塚大劇場公演を完走し、東京宝塚劇場公演は2/21から開幕したものの、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2/29~3/8、そして3/12~21まで、中止期間が生じてしまいました。

3月22日の千秋楽の1日だけは公演が開催されることが決まり、スカイステージで、15:30~の公演が全編生中継されることになりました。

ここ数年、千秋楽を観たい場合は映画館でのライブビューイングが定番でしたが、なんとその日は家に居ながらスカイステージで観られることになったのです。

あれからちょうど1年。

今では、各組の千秋楽は、ライブビューイングに加えて動画配信でのライブ中継が定着しましたね。

雪組ワンス東京千秋楽の後、各組の公演ができない期間が数か月続くことになりました。

1年経った今、あの生中継で、雪組のみなさんの鬼気迫るお芝居と、心あたたまるご挨拶を観ていたからからこそ、その後のコロナ禍を、宝塚歌劇から心離れることなく乗り切れたんだなと、しみじみ思います。

そして1年後の今、各組が公演を続けておられるのが嬉しいです。

今日は、1年前のワンス大千秋楽の生中継から、ご挨拶を振り返ってみましょう。

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千秋楽のご挨拶

大熱演の芝居、そしてパレードが終わり、幕が下りてもいつまでも拍手は止みません。

退団者のご挨拶は3名。

101期の美華もなみさん、88期の早花まこさん、85期の舞咲りんさんでした。

お花渡しには、元星組のトップスター·紅ゆずるさんと、同じく元星組の十輝いりすさんが登場。
お2人も、この場にご一緒されていたんですね。

退団者の素敵なご挨拶に続き、トップスター·望海さんが挨拶に立たれます。

無事に千秋楽を迎えることができたのは「人の思い、人の願い、人の力によるもの」。関係者に感謝を述べつつ、早々に「テレビの前で見守ってくださっているみなさん!」と、呼びかけて下さるのが、さすがの望海さんです。

「東京公演のほとんどが中止となってしまい、残念ではありましたが、これからの時代に、どう宝塚歌劇がお客様に寄り添っていったらいいのか、そして私たち一人ひとりができることは何なのか、そして、どれだけこのタカラヅカの舞台に立つことが大好きで、タカラヅカを愛してくださるみなさまに支えていただいていたのか、たくさんのことに向き合い、たくさんのことに気づくことができた公演でございました」。

「この作品を通して、ヌードルスを通して、人間の底力、命のある限り、前へ進むことの大変さ、大切さを、感じることができました」と挨拶されました。

なかなか涙を見せない方が…!

「本日は本当に、ありがとうございました」で羽根ごと深々とお辞儀をされると、オーケストラの「この愛よ永遠に TAKARAZUKA FOREVER」の前奏が流れます。(オーケストラの生音と指揮者の先生の後ろ姿の復活が、待ち遠しいですね。)

歌が始まり画面にアップで映るのは退団者の舞咲さん、目を合わせる早花さんと真彩さん、美華さん、からの望海さん。

え!!! 上向いて固まっていらっしゃるではないですか。涙をこらえて、天を仰いで、歌えず。いや、歌い出した。

カメラアングルぐっと広がって、退団者と真彩さんまでが映る。みなさん足元ステップ踏んでるのに、センターの望海さんだけ、棒立ちのまま。やがて舞咲さん、

望海さんの様子に気づく。そしてウケる。

反対隣の美華さんに「ねぇー!」って感じで目配せしてから、望海さんの方に向いて、「ちょっとあんた、しっかりしなさいよ!」ってな感じで、肩をバシッ。望海さん、てへへ。

カメラは舞台下手から上手へパン。下手から透真かずきさん、千風カレンさん、綾鳳華さん、彩凪翔さん、真彩希帆さん、みんな涙目。センターの望海さん、また目の涙が増えてる!お身体は硬直中。舞咲さん、涙腺決壊中。彩風咲奈さん、朝美絢さん、奏乃さん、真那春人さん、役を離れて優しい笑顔。

メロディはサビへ。全体の引き画。望海さん、まだ動けず。代わりに顔の筋肉は総動員。とにかく口を大きく開けて歌う歌う。2人隣の真彩さんもたまらない表情。どこかで望海さんの異変に気付かれた模様です。望海さんのアップ。顔を震わせながら、でも笑顔を作ろうとされるところが一瞬抜かれます。

下手からの引き画での望海さんは、舞咲さん、早花さんと目を合わせながら、爆泣きのご自分に笑えてきてる感じ。カメラは上手から下手へ、そしてセンターの引き画に。あ!望海さんの足が動き出した!サビの2コーラス目から、ステップ姿が見られました。

全開の笑顔を残し、緞帳が下りました。

カーテンコールは続くよどこまでも

鳴りやまない拍手から、カーテンコール1回目。幕が上がると望海さん、「や、フォーエバータカラヅカの歌は反則ですよね。はあ。」「でもほんとに、うれし涙ですね。…私しか泣いてない」みんなで爆笑。舞咲さん「引いたわ」、望海さん「嘘でしょ」。

そして「お茶の間のみなさ~ん」と、みなさんで手を振ってくれました。

2回目。客席の方が慣例に倣って立ち始めると、小声で「まだまだ長いんで、どうぞお座りになってください」と優しくいなす望海さん。

退団者からひとことずつ。もなみちゃんには「笑顔を守りたい」、きゃびぃさんとは「どっせい」唱和、ヒメさんとは(望)「お泣きになって」(ヒ)「もう引っ込んだわ!」の漫才を。

組のみなさんを呼び込み、宙組に組替えする潤花さんの挨拶。そして東京での新人公演が中止になってしまったことで、99期の諏訪さきさん、野々花ひまりさん、彩みちるさんを気遣い、「新人公演メンバーも、新人公演じゃないメンバーも、つまり雪組生全員、これからも強く突き進んでまいりますので、よろしくお願いいたします」。

3回目。タカラヅカの千秋楽のカーテンコールでは、客席のお客様と一緒に何かをやるのが恒例です。「無言ですよ。テレビの前のあなたもあなたもあなたも、みなさんいいですか。右手でこぶしをつくりまして、まず空高くつき上げ、そのこぶしを胸に当て、幸せな思いを胸に、心の中で、こう叫びます。――どっせい。」客席も舞台上の雪組生も大ウケ。さらにもう一度、からのアカペラで「俺の愛は、消えない~~~!ジャン!」、一同大盛り上がり。

「どうしていいのかわからないけど、嬉しいからずっと眺めていようかな」。客席に向かって、ただただ手をふる望海さん。「だって幸せじゃないですか。こんなにみなさまの笑顔が。わかりますよ、マスクをしていても、みなさまが笑顔でこっちを向いて下さっている」。

終わってほしくないので、、、と言ってると、組長さんからそろそろ締めてとお達しが。

「心を強く持ち、前に進んで行きましょう!」

緞帳が下り、終了アナウンス。拍手止まず。

望海さんが緞帳前に1人で登場。雪組生の前向きさを語られました。

そして閉幕。パレード終わりから1時間弱。泣いて笑って濃い時間でした。

―おわりにー

当初は2020年10月11日の予定だった、望海さんたちの東京宝塚劇場の千秋楽は、4月11日(日)です。

この日、どうか東京で無事に、雪組生全員での「この愛よ永遠に」が響きますように。

そして退団者のみなさまが、無事にご卒業されますように!!!

ライブ配信で、みなさまの雄姿を見届けたいと思います。