宝塚歌劇団の大劇場公演には2種類あります。
2本ものと呼ばれる、1部お芝居・2部ショー+フィナーレという2部構成。
一部でお芝居が終わり、幕間を挟んで、2部はガッツリ歌って踊るショーを見せてくれるパターン。
もう一つは、1本ものといわれる1部お芝居、幕間を挟んで2部お芝居 +フィナーレというパターンです。
例えば、エリザベートやロミオとジュリエットなど、大作のお芝居をガッツリ見せて、その後フィナーレで終わるのです。
皆さんはどちらがお好きですか?
私は、宝塚歌劇のショーが好きなので、ショーがあるパターンが好きです。
初めて宝塚を観劇される方にも、宝塚らしいショーが観れる方をおすすめすることが多いです。
さて、そして今年2021年はなんとショーが目白押し。
全ての大劇場公演にショーがある!
花組『Cool Beast!!』藤井 大介
月組『Dream Chaser』中村 暁
雪組『Fire Fever!』稲葉 太地
宙組『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』野口 幸作
星組『モアー・ダンディズム!』岡田 敬二
花組『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 -花組誕生100周年 そして未来へ- 中村 一徳
なんと全ての大劇場公演にショーが組み込まれています!!!
大きな時代が変わっていく2021年ですが、宝塚歌劇団もトップ交代の組も多く、新生宝塚歌劇!という感じの年になりそうですね。
また、昨年、新人公演ができず、下級生の出番も極端に減ってしまった昨年ですが、お芝居がメインになってしまうと、どうしても下級生の修行の場も減ってしまいます。
ショーを入れることで、下級生の見せ場も増やせるということで、2021年はこういう構成にもってきたのかな〜なんてことも思いつつ(本当はもっと前から色々決まっているのかもしれませんが・・・・)
いずれにしても私の大好きなショーがどの組も入っている2021年は全公演観劇の予定にしています。
ショーはタカラジェンヌひとりひとりの魅力が爆発する!
1部のお芝居では、各組のトップスター、娘役トップに合った作品となり、二人の魅力が大きく引き出されます。
もちろん、その他のジェンヌさんたちもキャスティングされた配役に合わせてきますが、やはりメインはトップ二人。
ジェンヌさんによっては、今回はちょっと違うかな〜?なんて思うこともあったり、ぴったり〜!!!ということもあります。
キャスティングには、限界があり、その他大勢の中の一人になることだって多くあります。
しか〜し!!!!!
ショーはちょっと違う!タカラジェンヌさんそれぞれがご自身の持ち味を発揮し、隅から隅まで、「私を見て〜!!!」という感じでエネルギ−を爆発してきます。個性を発揮できる所満載なのです。
スミッコの方で踊っている下級生さんが突然前の列に来ることもあったり、銀橋を渡ってきて、思いがけず近くで見られることもあったり、本当に一人ひとりの個性が見え隠れします。
楽しい〜!!!!
もちろん、コロナの影響も受けるかもしれませんが、昨年全然観劇できなかった分、今年はガンガン観劇しますよ!
コロナに負けず、宝塚歌劇の熱い熱いショーを堪能しましょう!!!