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タカラジェンヌという生き方は幸せなのか

宝塚歌劇についての雑記

タカラジェンヌになるには

タカラジェンヌになるためには、まず、倍率の高い宝塚音楽学校の受験に挑戦するところから始まります。

宝塚音楽学校の受験のチャンスは中学3年生から高校3年生までの4回しかありません。

タカラジェンヌになりたいという夢を叶えるため、ほとんどの方が幼少期の時からバレエや、受験コースがある教室で日々努力し、努力が実った人のみ宝塚音楽学校に入学でき、タカラジェンヌになれる一歩を踏み出すことができます。

宝塚音楽学校は、2年間で学びを凝縮し、日々厳しいレッスンを受け、歌やダンス、演技などを学んでいきます。

文化祭では、これまで頑張ってきた成果をお客様の前で披露し、宝塚音楽学校を卒業して、宝塚歌劇団に入団して、やっとタカラジェンヌになることができます。

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宝塚歌劇団に入団してからの日々

入団してからも、先輩の世話をしたり、自分の役と向き合い、入団してからも試験があります。

新人と呼ばれているのは、入団して7年目までの方で、新人公演に出られるのも7年目までとなっています。

新人公演をたくさん主演された方はトップになれる可能性も高くなります。

宝塚歌劇団に入団して、すぐ役をもらえる方も入れば、なかなかセリフをもらえない方もいます。

すごく厳しい世界でしんどいことが多いと思います。

しかし、なによりとても多くの人に夢を与えることができるので、素晴らしい世界だと思います。

幼少期からタカラジェンヌになりたいと夢を見て、その夢を叶えたあとも、次の夢はトップになりたい、あんなタカラジェンヌさんになりたい、あんな役をやりたい、と夢が大きくなります。

ただ、在団中の夢は叶わずに退団される方もいます。

退団されてからの人生は皆さんあまり何をしようと決めずに退団することを決めたというタカラジェンヌが多いようです。

タカラジェンヌになる事だけを夢見て叶えた人は退団後何をすればいいかわからなくなるのはよくわかります。

退団した人は宝塚歌劇団の中で地位がトップだったとしても、芸能界で主演になれる人はごくわずかです。

宝塚歌劇団に入団してタカラジェンヌになれて幸せかどうかは、もちろん、個人個人で意見は変わってきます。

しかし、私が思うにタカラジェンヌになりたいという夢に到達することができない人も多い中で、ひとつでも大きな夢を叶えることができていることだけでも、本当に羨ましいです。

私だって柚香光さんや帆純まひろさん、舞空瞳さんなどの隣で踊るという経験してみたかったです。

宝塚歌劇団に入ってからは常に役と向き合い、休みが少ないにも関わらず日々レッスンや舞台に立ち続けないといけないので、体調壊してしまったり、プライべートがあまりないジェンヌさんたちですが、

それでも自分が叶えたいと憧れて目指したタカラジェンヌという道は、人として成長でき、お客様に幸せを提供する素晴らしい仕事。

ジェンヌさんたちが、幸せだなと感じる瞬間が1度でもあれば幸せだなと思います。

私自身タカラジェンヌになりたいと憧れました。

宝塚歌劇団を好きになったのが遅すぎてまず年齢からダメだったので、幼少期から知っていたらもしかしたら目指せていたかもしれません。

私の人生には宝塚歌劇団の存在がなくてはならない存在です。

私が仕事でしんどい時励ましてくれたのが、宝塚歌劇団でした。

仕事で常に孤独だった私をここにいつでも来てねと居場所を与えてくれました。

タカラジェンヌになれて幸せなのかと質問しなくても、皆さん退団公演の時に心から幸せだったとおっしゃっています。

退団決めた時は、年を重ねていたり、体の限界などいろんな理由があったと思います。

退団するときにはもっとタカラジェンヌとしていたかったと後悔もされるぐらいタカラジェンヌになれた自分が誇りであり、タカラジェンヌにとしてお客様に愛されたということはなかなか体験できないことなのでとても幸せなことだと思います。