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トップスターの貴重な手形を展示・宝塚歌劇の殿堂

初心者のための宝塚

2021年6月21日に本拠地宝塚大劇場での千秋楽を無事迎えた月組公演「桜嵐記(おうらんき)」「Dream Chaser」。

そしてその後6月26日に大劇場に併設されている「宝塚歌劇の殿堂」にてトップスターさんである珠城りょうさんの手形が展示されたというニュースがでました。

毎回トップスターさん達の手形が新たに展示されたというニュースを見る度に「あぁ、本当に退団されるんだなぁ…」としみじみと感じてしまいますよね。

コロナ渦前でしたらその手形に実際に自分の手を合わせてみることもできたのですが、残念ながら今はそれは感染予防対策のため禁止されていますので、久しぶりに行かれる方はそこに留意されてくださいね。

触ることは出来ませんがトップさんの手の大きさやその指紋の細部にわたるまでしっかりとお近くで見ていただくことは可能となっています。

普段そんなまじまじと見ることは出来ませんし、そもそもそんなにお近く寄ることも不可能な上に実際にそんな状況下におかれたら手よりもお綺麗なお顔に集中力も持って行かれそうですから本当にこの制度はありがたいものです。

男役さんとなると伸長がスラッとお高い方が多いですし、かっこいいお役を演じられる方ばかりですから手もさぞかしゴツゴツと男らしい…と思いきや、以外と小さくて可愛らしい手のひらをお持ちの方や、細くてスラッとした指をお持ちの方だったりとその個性は意外性があったりするので面白いんです。

この手で美しい所作であったり、娘役さんのリフトをされていたのだな、と考えると手形の前で涙が出てきそうになるもので…。

珠城さんの手形もですが、歴代のトップスターさん達の手形も展示されていますので気になる方は合わせてそちらもチェックされてみてくださいね。

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宝塚歌劇の殿堂

ちなみに、そんなトップスターさん達の手形が展示されている宝塚歌劇団の殿堂は入場料税込500円!

宝塚大劇場の入り口横から階段で2階に上がるとあります。

ワンコインでそんな…いいんですか?と驚かれるかもしれませんが、更に宝塚友の会の方であれば受付でカードをご提示いただくと半額になるというのですから行かないわけにはいきませんよね。

常設部分は何度見ても宝塚そのものの歴史の大切さであったり、過去の皆々様の素晴らしい舞台上で使用されていた物やお写真の数々を実際に見ることのできる貴重な場所。

そしてその上にある企画展示では公演毎に異なる展示物となりますので、何度行ってもお楽しみいただくことが出来ます。

個人的にはマチソワ観劇をする際の間の時間に見に行くとよりどっぷりと宝塚の世界を味わうことができるのでおすすめです。

過去作品のお衣装やそのお衣装のラフ画やそこでしか見ることの出来ない舞台写真に舞台上で実際に使用された小道具等々。

ヅカオタならば絶対に見ておくべきものが盛りだくさん!

場所は限定されていますが、写真撮影も可能となっていますので記憶にも記録にもしっかりと残して存分に楽しんでみてください。

手形は常に全員分が展示されているわけではありませんので、珠城さんの手形を是非とも見たい…!という方はこの機会に是非宝塚歌劇団の殿堂にも足をお運びくださいませ!