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宝塚の最近の衣装について

宝塚歌劇を楽しもう

こんばんは!ここ数日、寒い日が訪れついに師走も始まりました。

宝塚歌劇団も日に日に前のような公演が続き、宙組では10年ぶりの沖縄まで公演に行くことができるくらい世の中の状況が緩和されています。

そこで今回は、近頃、少し話題にもなっている最近の宝塚の衣装について考察していきたいと思います。

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ここ一年の大劇場衣装担当について

まずは、2021年の大劇場公演の衣装担当について下記のようにまとめてみました。

※あくまも実際に上演された作品をあげています。

雪組:fff・シルクロード 

→有村 淳 ・ 有村 淳

星組:ロミオとジュリエット

→有村 淳 

花組:アウグストゥス・Cool Beast

→有村 淳 ・ 加藤 真美

月組;桜嵐記・Dream Chaser

→任田 幾英  ・ 任田 幾英 

宙組:シャーロック・ホームズ・デリシュー

→有村 淳 ・ 加藤 真美

雪組:CITY HUNTERFire Fever!

→加藤 真美 ・ 河底 美由紀 

星組:柳生忍法帖・モアー・ダンディズム!

→河底 美由紀 ・ 任田 幾英 

花組:元禄バロックロック・The Fascination

→加藤 真美 ・ 加藤 真美

こう見ると有村先生の登板率が非常に高いですね…

個人的には、望海さんと真彩さんの退団公演であった二公演はとても大人っぽい衣装が多かったので好みの衣装でした。

しかし、ロミオとジュリエットも有村先生とはちょっとびっくりです…

ロミオとジュリエットは月組の衣装が私は一番好きですが、今年のロミオとジュリエットの衣装は少し色味が例年より少なかった、モンタギューとキャピュレットの青と赤の印象が薄い衣装だなと思いました。

星組は3回目の上演ともあり、衣装の遍歴もたどることができますが、特にバルコニーの場面の衣装は青と赤(ピンク)をもっと全面に出した方が物語的にも素敵に見えたな…という感想です。

同じ先生でも演出家の意向によってこうも変わってしまうのかと思うと、演出って難しいんだと思いました。

そのあとの花組と宙組の公演はどちらも暗めの衣装だったので大人っぽくてとても綺麗だなと思った印象です。

もしかしたら有村先生は大人っぽい衣装の方がお得意なのかもしれません。

ただ、今まで長くに渡って宝塚のお衣装を担当されてきた有村先生には一ファンとして感謝です。

意外だったのは河底先生が思ったより大劇場を担当されていなかったことでしょうか…

今や小劇場を担当されているのかもしれませんね。

任田先生は和物や王道のレビューを担当されている印象です。

いつも肩書は衣装監修なので、担当というよりは監修されているのかもしれません(笑)

加藤先生は、ショーメインかと思いきや雪組のCITY HUNTERや現在公演中の花組公演のお芝居・ショー共に担当されていますね。

現代的な衣装が得意なのでしょうか。

個心的にはデリシューの衣装がとても可愛くて好きだったのでショーでの衣装をこれからも担って頂けると嬉しいです。

※あくまでも個人の感想でしかありません。

まとめ

こう分析してみると、意外と担当者の先生方の割合が偏っているようにも見えます。

最近では小劇場の衣装が話題になったりもしましたが、衣装がいかに宝塚にとって、その作品にとって大切かがわかります。

沢山の苦労があって色んな方の努力があって私たちは夢を見れているのだと思うとやはり、裏方の方たちにも感謝をしなければならないと改めて思いました。

衣装が素敵だと観る側もワクワクしますよね!これからの観劇がとても楽しみです!

皆さんも注目してみてみると新たな発見があるかもしれません!