宝塚歌劇団は5組それぞれの頂点に君臨するタカラジェンヌ=トップスター。
トップスターの就任期間に期限はありませんが、ご本人の意思や劇団の意向で決まっているという話です。
今回は歴代トップスターの中でも100周年以降に長期で務めた方々をご紹介します!
星組・柚希礼音さん(11作)
ダントツ1位は元星組トップスターの柚希礼音さんです。
入団11年目の早期就任ではありましたが、下級生時代からスター街道まっしぐらだったちえさんなので経験値が高く、もっと学年が上での就任だった印象がありました。
任期は2009年~2015年の約6年間、大劇場11作で退団。
ちえさんは本当に長かったと思います。
でもそれに値する人気と集客力があったので、退団はやっぱり悲しかったですよね。
相手役・夢咲ねねさんと「ちえねねコンビ」としても愛されていました。
ちえさんの長期政権の中で嫁替わりした方が良かったという声もあったそうですが、私はちえねね大好き勢なのでお2人の添い遂げ退団を見守ることが出来たのは幸せでした♡
花組・明日海りおさん(10作)
これまた莫大な人気を誇った明日海りおさん。
花組トップスター時代は大劇場10作です。
ですが、月組での準トップ時代の作品も含めば12作とちえさんよりも多いことになります。
ただ、準トップという謎なポジションのことを考えるとややこしいので(苦笑)花組トップスター時代だけでカウントしてみました。
私は明日海さん時代の花組が一番好きなのですが、10作とは思えないくらい一瞬で駆け抜けた時間だったなぁと思います。
お嫁さんの入れ替わりも激しかったですし(笑)
月組・龍真咲さん(8作)
まさおさんはもっと長く務めておられた印象がありました。
退団が近づくにつれて、まさお節と呼ばれる独特のクセが際立っていましたが、正直苦手だったんです。
でも何度も観ているうちに面白くなってきて、最近は好きかも!?なんて思ったり…ヅカオタの皆さんもそんなことある?(笑)
退団後は持ち前のオーラで派手にご活躍されるかと思いきや、穏やかに過ごされているご様子。
芸能活動一時休止を経て、ご結婚されてからは日本とモナコを行き来しておられるようです。
お相手のお仕事の関係なのでしょうか?
SNSを拝見していると華麗なるライフスタイルに憧れます!
月組・珠城りょうさん(8作)
まさおさんの次に月組トップスターに就任した珠城りょうさん。
たま様もまさおさんと同じ作品数だったのですね!もっと長い印象がありました~。
(コロナ禍による退団延期により、在団日数には差があります)
ちなみに愛希れいかさん、美園さくらさんとそれぞれ4作ずつコンビを組んでいたようです。
さくらちゃんの添い遂げは嬉しかったけど4作はやっぱり勿体なかったなぁ~と今でも思ってしまいます。
(さくらちゃんが幸せならばそれで良し!)
先日、ソロコンサートやお芝居など続々と発表されましたね。
いよいよ本格始動されるたま様に今後も目が離せません!
花組・蘭寿とむさん(6作)
平均的な任期が5作と言われているので、ファンとしてもちょうどいい長さだったのではないでしょうか。
ただ、首席トップスターの蘭寿さんだったので、できれば蘭乃はなさん以外のコンビも見たい!という声は少なくなかったです。
確かにお嫁さん1人だけというのはちょっと勿体なかったですし、まさか添い遂げしないとは思わなかったですよね(これ以上は語りません…)
雪組・望海風斗さん(5.5作)
5.5作ってなんぞや!と思われた方と、察してくださった方と分かれるのではないでしょうか。
これは「凱旋門」(2018)でいわゆる「理事降臨」が発生したためです。
これについて良し悪しは今回取り上げませんが、トップスターである望海さんが2番手的な立ち位置におられたので、5.5作としました。
望海さんの作品数に関しては色々なご意見があるかと思いますが、劇団の歴史の中でもトップの歌唱力を誇った伝説的なトップコンビも意外にも平均的な作品数での退団となりました。
もっともっとだいきほの歌声が聴きたかった…。
ちなみに…
現・宙組トップスターの真風涼帆さんは次回本公演「NEVER SAY GOODBYE」で7作目です。
8作目の公演日程も出ましたが、そこで大きな変化が起こるでしょうか?
退団してほしくないという気持ちと、芹香斗亜さんのトップ姿を拝ませてほしい気持ちが毎日喧嘩しているのですが、どうかヅカオタに穏やかな日々を送らせてください…。