世の中の状況は…「3歩進んで2歩下がる…」なんとも一喜一憂の日々を過ごしております。
宝塚歌劇団もご多分に漏れず、雪組東京国際フォーラム公演『ODYSSEY（オデッセイ）－The Age of Discovery－』の全公演中止と、花組東京宝塚劇場公演『元禄バロックロック』『The Fascination（ザ ファシネイション）!』の一部公演の中止という事態になり落胆していました。
そんな中でも雪組バウホール公演『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』は何とか幕を開くことが出来きたことに、ホッと胸を撫でおろしていたりもします。
2月には、星組さんの御園座とバウホール公演が控えておりますので、今後どうなるのか心配でたまりません。
しかし、今後の先行きが見通せなくなってきた中でも、公演の新しい情報が発表されて、期待が高まるのはこれまでと変わりませんね。
そして次回、星組本公演となる『めぐり会いは再び next generation－真夜中の依頼人（ミッドナイト・ガールフレンド）－』の出演者一覧が公開されました。
そして先日、主な配役が発表されたので、ドキドキワクワクしながらホームページを開きましたが…
ルーチェ・ド・オルゴン／礼 真琴、アンジェリーク／舞空 瞳
「ええ、それはわかっております…」と突っ込みながら(笑)、そしてやきもきしながら、今回も個人的な意見を書かせていただきますのでご理解ください。
キャスト表になかった英真なおきさんの名前
キャストの中にあった、専科からの出演者は柚長（万里柚美）とけいこ（美穂圭子）さん。
どちらも星組にゆかりのある方ということもあり、楽しみでしかありませんが、そんな中、私が一番心待ちにしていたのがじゅんこ（英真なおき）さんでした。
しかし、残念なことに、キャストの中にじゅんこさんのお名前が見受けられませんでした（T＾T）
雪組公演『CITY HUNTER』－盗まれたXYZ－では全休演となり、その後、じゅんこさんに関する近況も発表されない中『めぐり会いは再び』で復活して欲しいという思いが強くなっておりました。
が、やはり今回のキャストに入らなかった…この事実を受け止めなければならないと、淋しい気持ちでいっぱいです。
きっと、1・2作目に出演した星組のメンバーは、私の何百倍も辛い気持ちなのではないかと推測されます。
“オルゴン伯爵”がいてこその『めぐり会いは再び』シリーズ
『じゅんこさん』『めぐり会いは再び』と言えば、そう『オルゴン伯爵』です。
オルゴン伯爵と言えば、1作目『めぐり会いは再び』で、娘たちだけでなく、ドラント（柚希礼音）とブルギニョン（紅ゆずる）も入れ替わっていると教えてもらい、ひと芝居打つ時の「だって可哀想じゃないか～ぁぁぁ こんなに愛し合ってるのにぃ～」の 台詞回しで、会場を爆笑の渦にしました。
2作目『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』では、
喧嘩ばかりで素直になれないドラントとシルヴィア（夢咲ねね）に、亡くなった妻との思い出を語り諭す場面や、シルヴィアとルーチェ（礼真琴）姉弟の、超絶シンクロさせた可愛さMAX“ぷんすか”を受け止め、倒れてしまうぅぅ～と困り果てる様子など、家族への愛が溢れる姿を見せてくれました。
その2作目では「結婚ほど愚かなことはない」的なことを言い放った、14歳のガキんちょルーチェ(笑)
今回の3作目は、大人になったルーチェが、ガールフレンドのアンジェリーク（舞空瞳）との関係も順調とは言えないところから話が始まるようですので、“父上”オルゴン伯爵が、ルーチェの状況に困り果ている…
と言う冒頭を、いちファンとして望んでいました。
それくらい、この『めぐり会いは再び』シリーズにはオルゴン伯爵はなくてはならない存在だと思います。
気になる専科のお二人の役どころ
話しは少しそれますが、2作目では、卒業された方や、組替えされ出演されていない役の面々を、最後にメッセージとして出演させてくれた小柳先生の粋な演出に、ファンとしてとてもうれしかった記憶があります。
そして、3作目への布石“アンジェリークからの手紙”も登場していましたね。
そこで気になるのが、1・2作と柚長が演じてこられた“ラルゴ伯爵夫人”
こちらは、今回のお話しには、全く関係が無くなってしまいましたので、出てこないと思います。
そして、オルゴン伯爵の奥様は他界されていますので、柚長が“オルゴン家”の人物として登場することは考えにくいです。
なので、今回はアンジェリーク側の人物として登場するのではないかと予想しています。
そして、未だ若々しく、衰えを知らないけいこさんの美声が聞ける楽しみが出来ました。
けいこさんは1・2作には出演されていませんので、“都を賑わす大怪盗ダアト”にかかわる人物であって欲しいという希望的観測があります。
出来れば、ダアトの女首領で、怪盗の変幻自在な感じを、朗々と歌っていただきたい(笑)
そんな姿がとてもお似合いになりますので、是非ともお願いします。
ただ、『ミステリー仕立てのラブコメディ』ですので、怖いというよりも、おもしろおかしく、ドジな部下なんかいたりして…タイムボカンシリーズのドロンジョ様的な感じを私はイメージしております(笑)
期待高まる小柳先生の脚本
個人的に、小柳先生の脚本は好きです。
特にラブコメディーが大好物です(笑)。
乙女心をくすぐると言うか、乙女心を鷲掴み(笑)と言うか、観たあとに幸せの種を撒いてくれるような…
『推しメンを好きで良かったぁ…』
と思わせてくれる、温かい脚本が好きです。
今回の3作目も期待が大きく膨らんでおりますが、特に1・2作目の登場人物がそのまま姿を見せてくれることを願っております。
特に、物語にかかわりの大きかった方々には登場いただきたい(笑)
まず、1・2作とも狂言回しとして登場しているアニキ（美稀千種）は、フォーマルハウトで引き続き狂言回しをしていただきたいですし、ちひろ（天寿光希）さんのユリウスはオルゴン伯爵の名代として、ルーチェのおしりを叩き、しっかりとオルゴン家の執事のお役目を果たしていただきたいです(笑)。
そして、はるこ（音波みのり）さんのローウェルには、まだマリオ（シルヴィアの兄）を追っかけていて欲しい…あわよくば結ばれた設定になっていて欲しいです。
また、前作から9年経過していますので、地味なお役だった上級生の方々には、癖の強い(笑)お役を、特にサム（輝咲玲央）さんには誰にもできないようなお役を期待しています。
ルーチェは、やはり23歳の設定ですよね？
マリオが後を継ぎ家は安泰、シルヴィアはドラントと幸せに暮らしていると言うことを伏線に「末息子のルーチェがオルゴン伯爵の目下の悩み」として、じゅんこさん不在の中『オルゴン伯爵』の存在を物語の随所にちりばめて欲しいと希望しています。
１作目を視聴する！
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２作目を視聴する！
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