ヅカファンの皆さま、こんにちは!
宝塚歌劇団の作品を観ていて「この役になりきってみたい」と思った経験はありませんか?
おそらくヅカファンあるあるだと思います。
もちろん実際に演じることは不可能ですが、考えるだけで楽しくなりますよね。
宝塚はいつでも夢があふれている世界です。
今回は私が憧れてやまない作品とその登場人物をご紹介しましょう。
あなたの好きな役が含まれているかもしれません。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
1. オスカル
宝塚の3大作品「ベルサイユのばら」から、オスカルを選んでみました。
私はベルばら世代ではないのですが、だからこそ多分に憧れがあるのです。
実際に演じるというよりは、オスカルの扮装をしてみたいという気持ちが強いかもしれません。美しい金髪縦ロールのカツラと赤い軍服には、「これぞ宝塚!」とファンに思わせるインパクトがあります。
2. エリザベート
続いても宝塚の3大作品から「エリザベート」をピックアップしました。
シシィことエリザベートは絶世の美女として知られています。
純白のドレスと星型の髪飾りをつけている姿は、圧巻の一言に尽きるのではないでしょうか。有名な肖像画家であったウィンターハルターの作品です。
初めて「エリザベート」を観たのは2016年の宙組版で、その時の衝撃は言葉で言い表せないほどでしたね。
「私だけに」を堂々と歌える歌唱力があれば挑戦してみたい役です。
3. 光源氏
海外の作品が続いたので、日本が舞台のものを選びました。
「新源氏物語」の光源氏は、高貴さを具現化したような容姿の持ち主です。
私が知っているのは2015年の花組公演のみですが、宝塚の歴史を遡るとそうそうたるメンバーが光源氏を演じています。
脚本を手がけたのは故・柴田侑宏さん。歴史ロマンの名手です。
絵巻物から登場人物が飛び出してきたようで、舞台セットや衣装のきらびやかさに目を奪われました。何度観ても飽きません。
4. 額田王
またまた柴田さんの作品から。
「あかねさす紫の花」では日本古代史で有名な三角関係を描いています。
額田王は大海人皇子の妻でしたが、彼女の美貌に横恋慕した中大兄皇子が弟から強奪してしまうのです。
私は2018年の博多座公演バージョンを観ました。仙名彩世さん演じる額田王は本当に素晴らしかったですね。
夫と引き裂かれるという辛い役でしたが、見事になり切っていました。
余談ですが、額田王の髪飾りはかなり重量がありそうでした。頭を動かすたびに揺れる金細工は美しいのですが、いざ被ってみると大変なのでしょうね。
5. 花村紅緒
最後を飾るのは「はいからさんが通る」の花村紅緒です。
原作は大和和紀さんが手がけた同名の少女漫画。柚香光さん&華優希さんのトップお披露目公演でした。
紅緒はある意味でヒロインらしからぬヒロインです。
竹刀を振り回したり、お酒を飲んでべろんべろんに酔っぱらったりと、とにかく型破り。
「女性は淑やかに従順であれ」という時代の規範など物ともせずに我が道を貫きます。
そんな彼女の行動力は実にあっぱれ。観ていて愉快痛快ですね。
まとめ
宝塚歌劇団はこれまでに数々の作品を世に送り出してきました。
今回ご紹介したものはいわば氷山の一角。ほんの一部でしかありません。
私も全ての作品を知っているわけではないですし、見逃している名作がまだまだあるのでしょう。
あなたが好きな作品や役は何でしょうか?
「この人の○○にはまったからヅカファンになった」なんて経験もきっとあるでしょう。
新型コロナ感染症の拡大により、宝塚歌劇団は再び公演中止を余儀なくされています。
1日も早く以前の日常が戻ってくることを願ってやみません。
いま話題の「#愛してるよ宝塚歌劇団」に便乗して、記事を〆ます。
ヅカファンの皆さま、ごきげんよう!