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人気スターの去就は劇団次第トップスターの任期も自由じゃない

宝塚OG
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凰稀かなめさん「3度辞めようと思った」宝塚時代

先日AERA dot.に元宙組トップスター、凰稀かなめさんの記事が掲載されました。

元宝塚男役トップスター「凰稀かなめ」が語る恋愛と結婚 「キスシーンは先輩にやり方を教えてもらいました」〈dot.〉
宝塚歌劇団の宙組男役トップスターだった女優の凰稀かなめ(おうき・かなめ)さん(39)。2015年の宝塚退団後も、映画「マスカレード・ナイト」やドラマ「ド...

一枚目のお写真の優しい表情に、うっとりしてしまいます。

記事には『15年間在籍した宝塚歌劇団での知られざるエピソードや「3度辞めようと思った」という心境』が書かれており、興味深く拝読しました。

凰稀さんというと、新公主演、AQUA5でのご活躍と、若手時代からその美貌でスター街道を歩んで来たものとばかり思っていたので、とても意外でした。

そこでこの記事をご紹介するとともに、真風さんの任期についても考えてみたいと思います。

あくまで個人の意見ですので、ご理解のある方だけお読みください。

最後までお付き合いいただけますと、幸いです。

3度辞めようとした、雪組時代

記事によると、凰稀さんがやめようと思ったのは、雪組時代だそうです。

雪組に配属されてちょうど10年目のころ、何をやっても「ダメ」としか言われない状態に悩んでいたのだとか。

10年目というと、星組に移動する直前でしょうか。

番手がつかず、ソロもないことにも悩んでいたそうです。

雪組時代には新人公演の主演を二度され、バウも二度主演。

しかも世界陸上のために結成されたユニット「AQUA5」としても、ご活躍されていた凰稀さんです。

傍目には十分すぎるぐらい、順風満帆に見えていました。

「AQUA5」はテレビ出演もあり、宝塚を知らない方もそのカッコよさで宝塚沼に引きずり込んだユニットです。

ちなみにメンバーは、水夏希さん、彩吹真央さん、音月桂さん、彩那音さん、凰稀かなめさんという、錚々たるものでした。

辞めたいと雪組のプロデューサーに言っても突き返され、ようやく受理されたのは3回目だったそうです。

しかしそこで、柚希礼音さんがトップに就任する新生星組の二番手就任の話が舞い込み、話を白紙に戻したのだとか。

凰稀さんと柚希さんの絆がよくわかるエピソードですね。

「ちえテル」は本当に素敵でした。

宙組への移動を拒んだ話

また、宙組二番手への移動も、もめにもめたそうです。

トップにならなくてもいいから、星組にいたいと主張されたのだとか。

つまり宙組への移動は、トップ就任込みでの話だったのでしょう。

組替えを告げられて泣いてしまったという話は、ほかの生徒さんからも時折聞きます。

けれど「もめにもめた」と本人の口から語られるのは、かなりのレアケースではないでしょうか。

凰稀さんの話から感じるのは、劇団側は凰稀さんを「トップスター候補」として、大切に育ててきたということでした。

トップ候補の生徒さんは簡単には辞めさせないし、決められた人事を押し進めていこうとするものなのでしょう。

100周年のトップには、圧倒的なビジュアルを持つ凰稀さんが必要だと、考えていたに違いありません。

凰稀さんほどの人気スターでも、自由にならないのかと思ってしまいますが、逆にスターだからこそ、自由にならないのかもしれませんね。

長期トップ、春野寿美礼さんのエピソード

真偽のほどは不明ですが、春野さんの会に入っていらした方から聞いた話です。

花組トップ時代、春野さんが退団したいと願い出ても、劇団が応じてくれなかったそうです。

春野さんは「男役。春野寿美礼」を優先するあまり、素の自分をないがしろにしていると感じ、男役をやめて女性に戻ることを希望しているのだという話でした。

しかしVISAガールである春野さんは任期が決まっていて、自分の意志ではどうにもならないのだという話も、聞きました。

「エンター・ザ・レビュー」の、トップ娘役さんを横に置いた女装を拝見し、退団後第一作が女性の部分を剝き出しにした作品だったのを聞き及び、噂は本当だったのかな、と考えています。

春野さんと言えば、端正なお顔立ちに圧倒的な歌唱力で、正統派男役として大人気のトップスターさんでした。

VISAも劇団も、離したくないと思うのも納得です。

やはり人気スターさんは自分の意志では、任期を決められないのでしょうか。

逆に短期トップの方の場合ですが。

退団理由を聞かれて、会見の場で「劇団の意向」とはっきり答えられたトップさんもいらっしゃいます。

噂ではありますが、退団会見に黒い服を着て現れて「今日は私のお葬式」と言ったトップさんがいたという話も、ありますね。

真風さんの任期は……

長期トップと言われて、その去就が注目の的となっている真風さんです。

この記事で扱った柚希礼音さんのトップ時代が11作、春野寿美礼さんが9作、凰稀かなめさんが5作です。

この流れですと、ネバセイで7作目、次のハイローで8作目と言われても長くない感じがしてしまいますね。

しかし筆者は、凰稀さんの5作ぐらいが、通常任期ではないかと考えます。

真風さんというと、2018年にトップになり、2019年にスポンサーがついたことも有名です。

トップになってから一年後というのは、きわめてレアなケースではないでしょうか?

現在、夢奈瑠音さんがキャンペーンキャラクターを務めていらっしゃるA2Careさんが、『グレート・ギャツビー』の貸し切り公演キャンペーンを実施中です。

夢奈さんのキャンペーンキャラクター就任も、真風さんと同じ2019年です。

このようにスポンサーは、路線系の男役さんにつくのが普通ではないかと思われます。

スポンサーがつくとトップになる確率が高まったと感じるのは、よくあることです。

真風さんが岩谷産業のイメージキャラクターに就任されたのが、2019年10月です。

2020年4月には、真風さん監修のすみれ色のカセットコンロ、ウォーターサーバーが発売されました。

このスポンサーがいつまで続くのかな、と考えていたのですが、今年3月には真風さん特典付きのマヌカハニーを売り出しているので、岩谷さんはまだまだ真風さんを応援してくださるようです。

普通に考えるとスポンサーは年単位でつくものですから、2022年の退団がない以上、2023年の10月以降になる可能性もあるのではないかと、推測することができます。

企業としては力のある岩谷産業さんですから、しっかりと真風さんを支えてくれることでしょう。

但し、市川観光大使の就任期間中に退団された、愛月ひかるさんの例もあります。

退団後もすぐに新しい生徒さんに移らず、スポンサーを続けてくれることもある加美乃素さんの例もあります。

劇団の意向と、スポンサーの意向次第でトップさんの任期が変わってくるのは、確かなのだと思います。

そうなると人気トップである真風さんは、あと数作トップを務められる可能性もあるのだと、感じました。

さいごに

宝塚の退団時期が、100%本人の思うとおりにならないことは、ファンならどこかで感じていたことだと思います。

それでも元トップである凰稀さんの口から語られると、いろいろあるのだと、改めて実感しました。

それでも生徒さんたちが、ファンには美しい部分だけを見せて去っていく姿に、タカラジェンヌとしての矜持を感じます。

どんな時も夢を見させてくれて、感謝しかありませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。