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演出家が見た月組トップ月城かなとさんの姿

宝塚歌劇についての雑記

先日、月組トップスター月城かなとさんの『LOCK ON!スター徹底検証#32「月城かなと」』の放送がスカイステージでありました。

こちらの番組は、トップスターの魅力について、スターをよく知る5名の人物からのスペシャルなコメントや組メンバーへのアンケート結果から解析する番組ですので、放送前からどなたが月城さんについて語ってくれるのかなとワクワクしていました。

そして、実際に放送を見たのですが月組からは礼華はるくん、海乃美月さん、そして演出家の小柳先生、OGからは同期の星乃あんりさん、元雪組トップスターの壮一帆さんが話し手として番組に出てらっしゃいました。

その中でも、特に月城さんという人をよく知った視点から語ってくださっていたと感じたのが宝塚歌劇団の演出家の小柳先生でした。

小柳先生といえば、月城さんの新人公演初主演作品「Shall we ダンス?」の演出に始まり、プレお披露目公演「川霧の橋」、そして大劇場お披露目公演「今夜、ロマンス劇場で」の演出など、月城さんにとっての節目の時期に関わっていらっしゃる先生ですので短時間で貴重なお話がたくさん聞けました。

まず、月城さんの芝居力に対しての評価ですが、月城さんは芝居が上手いと言われることが多いが、そもそもインプット力が非常に高い。役や芝居全体の読解力が高いからこそ、舞台に出てアウトプットがきちんとこなせていると仰っていました。

私は芝居に関しては全くのど素人なので、演者の演技を見て「上手い!」か、もしくはその逆であったりの感情で観ていますが、小柳先生の話を聞いて芝居というものはインプットとアウトプットが重要で、月城さんはインプット力に長けているからこそアウトプットが上手く緻密なお芝居ができる=芝居が上手い。なのだと、解釈できました。

プロの演出家から見る、月城さんの芝居評を知れて興味深くお話を聞くことができました。

そしてプライベートなお話では、月城さんがまだ下級生の頃に、月城さんと、もう一人男役さん、そして小柳先生の3人でもつ鍋を食べに行かれたそうです。

月城さんは綺麗な顔をしてよく食べるから思っているよりも元気な人なんだなと、印象を受けたそうです。

また、普段では何かアドバイスを求めて質問してくる時の距離感がかなり近いそうで、それに対して月城さんのお顔が滅茶苦茶綺麗だから本当に意識が飛びそうなくらいになる。

ついつい話が脱線してしまい「まつ毛長いね!」などと言ってしまい、月城さんに「ちゃんと話を聞いてください」と怒られると仰っていたことが面白かったです。

内部の人が普通に接ししても毎回綺麗と惚れ惚れするくらいまで綺麗って、近距離での月城さんはどれほど綺麗なのだろうと羨ましい気持ちでいっぱいになりました。

とにかく、あれだけの短時間でここまでの情報量で月城さん評を語ってくださった小柳先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも小柳先生の描かれる、月城さんのお役を楽しみにしております。