宝塚歌劇団の現在東京宝塚劇場で公演中の『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』に出演中の雪組トップの真風涼帆さん。
今後の予定としては、
『FLYING SAPA -フライング サパ-』TBS赤坂ACTシアター:2020年3月30日(月)〜4月15日(水)
『アナスタシア』(宝塚大劇場:2020年6月5日(金)〜7月13日(月)
東京宝塚劇場:2020年7月31日(金)〜8月30日(日))上演も予定されていますね。
その宙組トップを務めて3年目になるのが真風涼帆さん。
トップ3年の経験を重ね、変化しながら円熟味を増した宙組から目が離せません。
今回は過去インタビューや雑誌に掲載された発言などを振り返りつつ、あらためて宙組トップ真風涼帆さんの魅力を語ってみたいと思います。
迫力のある動きと品の良さ、包容力とセクシーさが同居!
真風涼帆さんと言えば『オーシャンズ11』のダニー、『ロミオとジュリエット』の死、「エリザベート」のフランツ・ヨーゼフ、『白鷺の城』の安陪泰成など多数の役柄を演じています。
ロミジュリの中で「死」を演じた存在感はすごかったです。
中でも私が個人的に大好きな役の1つが、2018年『天(そら)は赤い河のほとり』の王子カイル・ムルシリ。ご存知の方も多いと思いますが、この演目は真風涼帆さんと星風まどかさん、宙組新トップのお披露目公演として上演されました。
長い金髪で王子様感がたっぷり!
舞台上に登場したときうっとりしてしまいました~。
175㎝という長身と、足程よい体格もかっこ良さを後押ししています。
王子としての育ちの良さや、国を治めようと奮闘する真っ直ぐな考え方など男性的な表現と合わせて、女性の扱いに慣れたセクシー要素も含まれて、私にとって魅力満載の役でした。
この演目では、芹香斗亜さん演じるラムセスも良かったですね。
芹香斗亜さんは歌やダンスお芝居などトータルで安定感があるのでとても魅力的なジェンヌさんの1人です。
純矢ちとせさん(2019年退団)演じるナキアも存在感抜群!芝居全体をキリっと引き締めるスパイスになっていました。
真風涼帆さんは手足が長く動きが美しいので、戦闘シーンやダンスに迫力があるのに、どこか上品という、いっけん相反するような表現をみせる所がとても大好きです。
思わず見入ってしまう…真風涼帆さんの魅力
真風涼帆さんはかつて雑誌宝塚GRAPHの中で、理想のジェンヌの1人として『紫吹淳さん』を挙げていらっしゃいました。(理由:唯一無二の男役像・クセになる)
紫吹淳さんは、男性的でありながらどこか女性的でもあり、中性的な不思議な魅力があるなあと思います。
そして和も洋も感じさせる…。美しくしなやかで、でも時に人間のコミカルな部分も表現できる。そんな観客を惹きつける『クセ』を持つ、とても魅力的な方だと思います。
なぜか気になる、惹きつけられる、他の人に代えられない…まさにクセになってしまう。
私が感じる真風涼帆さんの魅力も、まさにそれだと思いました。
まろやかで時にセクシー、耽美な雰囲気もありつつ、どこか儚く弱さ、苦悩といった人間味も感じさせて…。
圧倒的な雄大さと、相反する繊細さを併せ持った深みのある表現ができるスターさん。
それが私の中の真風涼帆さんです。
断捨離・インテリア・温泉好きetc ・・・真風涼帆さんのオフの顔が気になる!
以前TV番組『宝塚カフェブレイク』に出演された際、タカラジェンヌに大事なキーワードは?との問いに、『気力・体力・精神力』と答えていた真風涼帆さん。
事前に入念に役を研究し、稽古に励み、そしてあれだけのパワフルな公演を日々こなしていくというのは、本当に凄いことなのでしょうね…。
真風涼帆さんは片付けや整理整頓が得意というのは有名なで、雑誌宝塚グラフの中でも話題によく上がっていますね。
インテリアや内装にも凝っているそうで、理想の部屋作りに細部までこだわっていきたいという内容の発言もされていました。
部屋は内面の現れとも言いますよね~。
勝手な妄想ですが(笑)、ムダのない整えられた部屋は=『穏やか』『落ち着いた』真風涼帆さんそのものなのだろうな…などと思いをはせてしまいます。
温泉好きというのも公言されていますよね。
特に「白くて濁っていて柔らかい泉質が好き!」という発言を聞いて、真風涼帆さんの美肌にあやかろうと『湯の花』を買ってしまった私です…(笑)
2020年も真風涼帆さん率いる宙組の公演が次々と発表されており、ファンには嬉しい限りです。
これからも宙組と、真風涼帆さんに注目していきたいと思います!