先日発表された月組公演『ブラック・ジャック 危険な賭け』の配役が発表されました。
まだかまだかと首を長くして待っていたわけですが、今回気になるのは原作では主演のブラック・ジャックの奥さんを自称するピノコ役ではないでしょうか。
初演である1994年花組公演では麻希ゆいさん(宝塚大劇場)、優花えりさん(東京宝塚劇場)が、そして別タイトルではありますが2013年雪組にて上演された『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』では桃花ひなさんが抜擢されていました。
いずれのお三方もトップ娘役さんになられたわけではないものの、原作では重要キャラクターであり尚且つその後の公演では重要なポジションに抜擢されることも多かった方々ということもあり気になっていましたよね。
そこで今回わくわくしながら見てみますと…。
104期生の美海そらさん!
え、誰?!と思ってあわてておとめを確認…。
するとなんでこれまで気が付かなかったのか自分を責めたいレベルの美少女じゃないですか!
これはさすがの抜擢と頷くしかありませんでした。
今作の作・演出は正塚晴彦先生。
正塚先生の作品では大半こういった重要キャラクターのキャスティングは組内オーディションによって選ばれます。
つまり他にいる数多の美しく技術もある娘役さんの中で美海さんが選ばれたということは期待しかありませんよね。
美海さんの簡単なプロフィールをご紹介しますと出身は福岡県福岡市、身長162㎝、あだ名はみうみん、そら、だとのこと。
今回は全国ツアーですので福岡でも上演予定となっています。
ご自身のゆかりの地で重要なポジションで舞台の上に立たれるというのはとても嬉しいことでしょうしファンの皆さまにとっても誇らしいことかと思います。
また、ブラック・ジャック役である月城かなとさんの身長は172㎝で恐らくヒールもはかれるでしょうから美海さんとの身長差も丁度良いのではないでしょうか。
ちなみにアイリス/如月恵役の海乃美月さんの身長は164㎝ですのでいずれにしても美海さんの方が低身長ということでバランスは取れています。
そういった観点からも美海さんがピノコ役というのは納得しかありません。
美海さんはダンスをお得意とされているようで、これまでの作品でも元気いっぱいに踊られている姿がSNSでも目撃談として語られているのを目にし、技術力にしても期待しかありません。
配役発表時にはなんとTwitterのトレンドにもあだ名と役名が共にあがっていたこともあり、これからのご活躍から目が離せない状態です!
まだ新人公演ヒロインの道も残されているわけですから、気になる方はこれをきっかけに是非是非美海さんを応援していきましょう。