宝塚歌劇ファンのバイブル「歌劇12月号」が、先日発売されました。
星組の瀬央ゆりあさんの表紙がとても麗しく、書店でも自然と目を引かれましたね。
読み応え抜群の「歌劇」から、今回は22ページから特集されていた「翼」のコーナーに注目しました。
若手4人が取り上げられ、そのフレッシュさがとても素敵でしたので、紹介させていただきます。
最後までお読みいただければ、嬉しいです。
劇団公認若手スター!!
「翼」に取り上げられていた4人とは、月組の七城雅さん、花組の鏡星珠さん、雪組の華純沙那さん、月組の花妃舞音さんになります。
どなたも、写真一枚でもよくわかるキラキラぶりが、眩しいです。
皆さんのお名前を拝見したとき、ふと「前にもピックアップされていなかったっけ?」と思い、しばらく考えてわかりました。
もう一つの宝塚歌劇ファンの愛読書、「宝塚GRAPH」です。
その中に「TO THE FUTURE」という、期待の若手を紹介するコーナーがあります。
鏡さん、華純さん、花妃さんが今年の「TO THE FUTURE」に取り上げられていました。
「歌劇」も「宝塚GRAPH」も、「宝塚クリエイティブアーツ」の出版物です。
つまり劇団公認の、期待の若手スターと断言してもいいでしょう。
これから注目の4人ですね。
月組・七城雅さん
「翼」コーナーに取り上げられた写真の笑顔に「これからどんどんかっこよくなる顔だ!」とピンときます。
4人の中で、ただお一人の105期生です。
愛称は「きど」「きっど」とのこと。
おそらくご本名の名字からとられたと思うのですが、筆者の地元に多い名字なので、かってに親近感を抱いています。
愛知県名古屋市ご出身ということで、地元はまるで離れているのが残念。
好きだった役に「『桜嵐記』のすべて」と答えていらっしゃいます。それだけ思い出深い作品なのですね。
チャームポイントにあげられているのが「大きくてゴツゴツした手」とのこと。
宝塚ファンは、男役さんの手に萌える方が、とても多いのではないでしょうか?
七城さんの注目ポイントですね。
新人公演では『今夜、ロマンス劇場で』の大蛇丸(本役:暁千星さん)、『グレート・ギャツビー』のトム・ブキャナン(本役:鳳月杏さん)を務めていらっしゃいます。
これだけでも十分、期待の若手スターさんであることが分かりますね。
これからが本当に楽しみです。
花組・鏡星珠さん
爽やかな佇まいながらキラキラと輝くお写真に、キュンとしてしまいます。
106期生で、愛称は宝塚歌劇の公式サイトによると「ふう」「かがみー」とのこと。
「宝塚GRAPH9月号」の「TO THE FUTURE」コーナーでは「かがみ」「かがみん」「せーじゅ」と書かれていました。
一之瀬航季さんの『殉情』でマモル役、と言えばピンと来る方も多いのではないでしょうか。
新人公演では『巡礼の年』のフレデリック・ショパン(本役:水美舞斗さん)を務められました。
憧れの上級生は水美舞斗さんだそうですので、『巡礼の年』では水美さんの近くで、たくさんのことを吸収されたのでしょう。
「歌劇12月号」の「楽屋日記」を読むと。ユニークなお人柄が分かります。
インタビューの端々に、努力を重ねて日々進化し続けようという姿勢が、はっきり伝わってきます。
これからの成長をしっかりと見守りたい男役さんです。
雪組・華純沙那さん
印象的な瞳の華純さんは106期生で、入学時の成績が2位という実力派です。
Twitterなどでは檀れいさんに似ていると評判の、美しさ!
チャームポイントはおでこだそうです。
タカラジェンヌにとっておでこの形は、試験の合否に関わると言われているくらい、とても大切ですね。
公式サイトによると愛称は「まる」「まるこ」「ミキ」とのこと。「宝塚GRAPH5月号」の「TO THE FUTURE」では「まるちゃん」「まるこ」「みき」と紹介されていました。
「まるこ」が一番使われている愛称なのでしょうか。
新人公演では『CITY HUNTER』のアルマ・ダヤン(本役:夢白あやさん)、『夢介千両みやげ』のお銀(本役:朝月希和さん)を演じられました。
アルマ女王は本当に品があって美しく、「誰?」と調べた方も多かったのではないでしょうか。
憧れの上級生は実咲凛音さん、咲妃みゆさんだそうです。
好きな言葉は「品」という華純さんです。
美貌の上に品もある、素敵な娘役さんとして成長していくのが楽しみですね。
月組・花妃舞音さん
舞音と書いて「まのん」と読むお名前のため、好きな作品は『舞音 -MANON-』とばかり思っていました。
しかし「翼」のコーナーで挙げていた好きな作品は、『ロミオとジュリエット』『うたかたの恋』『愛するには短すぎる』でした。
2020年初舞台の、106期生です。
愛称は「宝塚GRAPH4月号」の「TO THE FUTURE」でも公式サイトでも、「まのん」「ひめ」とのこと。
新人公演では『今夜、ロマンス劇場で』の美雪(本役:海乃美月さん)を務められました。
まさに「姫」という感じの愛らしさでしたね。
声もかわいらしく、ヒロイン役がよく似合います。
憧れの上級生が夢咲ねねさんとのこと。
花妃さんならきっと夢咲さんのような、愛らしくもかわいらしい娘役さんになることでしょう。
大きく羽ばたいて欲しい4人
劇団の太鼓判付きの4名の方々は、どなたもキラキラして、これからの成長に大きな期待が持てます。
生徒さんたちの成長を見守るのも、宝塚の大きな楽しみの一つです。
これからも注目していきたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。