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真風涼帆最後のナウオンでカジロワのエピソードを語る

宝塚歌劇についての雑記

宙組トップスター真風涼帆さんと、その相手役潤花さんの退団公演が宝塚大劇場にて幕を開けましたが、それに際して昨日スカイステージにて「NOW ON STAGE」の放送がありました。

お二人にとっても、この回が最後の出演となったので、今回は放送時のエピソードなどを中心にお話ししていきたいと思います。

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分割収録ではなくなった!

まず今回の放送を前に、ファンの心配事といえば、分割収録になるのか、それとも全員での収録が叶うのか?というところでした。

前回の月組大劇場公演「応天の門・Deep Sea」の「NOW ON STAGE」では出演者が4人と、かなり少なかったので全員での収録はクリアしていましたが、今回は事前に出演者が5人と発表されていたので、宝塚の今の感染対策のガイドライン的に

5人という人数の同時収録はクリアなるのか?というところが気になる点でしたね。

また、この番組といえば、大抵は初放送前にスカイステージのホームページにて出演者の収録時の写真が上がるので、個別での写真であれば「あぁ~分割なんだな」と察しがつくのですが、今回は放送前になってもページが上がることがなかったため、期待とドキドキの気持ちでいっぱいでした。

そして、そんな思いを胸に初放送を迎えたわけですが、なんと、なんと、、、、5人という人数での同時収録が無事叶っていました!!本当に嬉しいです!!

ちょっとしたことかも知れませんが、やはり心のどこかで現状の劇団の在り方に運営も慣れすぎて、コロナ禍前の宝塚にはなかなか戻れないのではないか、と不安視する部分もあったので、このように少しずつ改善していただけるのはありがたいです。

番組内で真風さん自身も、「すごい、久しぶりの、みんなで集まって(収録ができる)」とのことを、とても嬉しそうに話されていました。

そして、やはり分割収録とは違って全員収録のいいところは“全員が口々にわいわいお話しされている”というところですね。

分割では、座談会というよりかは、どこかインタビュー形式のような別番組に仕上がっていることが多かったので、”あぁ、やっと昔のナウオンが戻ってきたんだなあ”と懐かしく感じました。

小池先生のおもしろ可愛いエピソード

トップコンビの退団公演のナウオンといえど、湿っぽい雰囲気はなく終始楽しい雰囲気で放送は進みました。

その中でも、得に面白かった小池先生のエピソードを一つ紹介したいとおもいます。

今回の作品は、セットや小道具にもこだわりがたくさんあるようで、それに加えて映像技術にとても力を入れられています。

特に若翔さん演じるドクトルツバイシュタインのナンバー中に流れる、海外アニメ調のポップでレトロな映像がとても可愛いのですが、その際に芹香さん演じるルシッフルのイラストも少し流れます。

舞台稽古の際に、その場面で、芹香さんにこだわりのイラストを見てもらいたかった小池先生が、「キキ、みて!」とマイクで嬉しそうに仰っていた、と話されていたのがなんとも面白くて、小池先生ってお茶目な方だなぁと思いました。

しかも、その話を受け、真風さんと潤花ちゃんも思い当たる節があったようで、同じく舞台稽古中に映像が流れる場面で「ゆりか、みて!」と小池先生が仰っていたとのことです。

なんとも、ほっこりするエピソードだなと思いました。

皆さんからの贈る言葉

芹香さん

「いなくなる実感がない。エモーショナルな気分は沸くけど、本当に?という感じ

ゆりかさんの稽古に対するスタンスが変わらないからかも。」

桜木さん

「ふとした時に、こんなに大きく居てくださるゆりかさんとかのが、いなくなっちゃったらどうしようと思っちゃう時がある。」

瑠風さん

「実感はない。お稽古中の方が、卒業なんだなと思う瞬間があった。舞台に来てからも日々進化されるゆりかさんの隣に入れる状況をありがたく受け止めたい。」

・お花渡し

出演者に退団者がいる際は、番組最後にお花渡しが行われることが恒例ですが今回もありました。

芹香さんが、真風さんに。桜木さんが潤花さんに、大きくて綺麗な花束を贈呈されていました。

お二人ともとても笑顔で嬉しそうに受け取っていた姿と、その後にお二人が照れくさそうに目を見合わせて微笑まれていたのが印象的でした。

以上、宙組公演「カジノロワイヤル」のレポでした。

今改めて思うことが、分割収録がなくなってますますコロナ禍前の宝塚に戻りつつあるなと、嬉しい気持ちになりました。

ぜひ、この調子で稽古場映像の放映、お茶会、入出待ち、タカスペなども再開してほしいなと感じます。