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礼真琴の新たな風を吹き込む異例の決定

宝塚歌劇についての雑記

舞台の新情報というのはいつだって胸を躍らせるもの…。 と、思っていたら星組さんの公演情報を見て「ええ~~~?!」という声を思わずあげてしまった方は少なからずおられたのではないでしょうか。

つい先日トップスター礼真琴さん主演の別箱公演『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』と専科の凪七瑠海さんを迎えその相手役としてトップ娘役舞空瞳さんを据えた全国ツアー公演『バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』を終えた星組さん。

6月からは宝塚では久しぶりの再演となる『1789 -バスティーユの恋人たち-』が上演されるのは楽しみなりませんよね。

その公演でまさかの星組主要メンバーとも言える面々がご退団されてしまったり、専科へと組替えされてしまうのは大変悲しいですが…。

が、それと同じくらいに驚いてしまった冒頭でもお話しした2023年10月~11月の公演情報!!! バウホールではこれまで102期生で3度の新人公演主演をご経験された天飛華音さんが満を持してバウ初主演を勝ち取ったという嬉しいニュースでうんうん!おめでとうございます…!なんてにこにこ見ていたところ、その次の博多座公演の主演欄に「どういうこと?!」と戸惑ってしまいました。

なんせ2023年4月28日付けで専科へ組替えされたばかりの水美舞斗さんと瀬央ゆりあさんが専科へと組替えされるに伴い恐らく2番手になるのでは?と感挙げられている暁千星さんのお名前がトップ娘役である舞空さんのお名前の前に羅列しているではありませんか。

え?!礼さんは?! と、更なる公演情報やイベント情報でもあるのかと必死にニュースをスクロールしてもなにもない…。

なんなら最後の1行に

※なお、星組トップスター礼真琴は、この期間を休養期間とさせていただくこととしますので、何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。

と、書いて在るではありませんか…。

そんなことあるんだ?!?! と、純粋に驚いてしまいました。

正直なところトップコンビが好きという方は多いですし、なにしろ前作でもトップコンビが分かれていたのもありまた?!と思ってしまったのは自分自身にもあります。

ですが考えてみればタカラジェンヌの皆さんって公演期間以外はお稽古期間になるわけですし、千穐楽から次の集合日まで1週間もない…なんていうことはザラにあります。

一般的な社会人を経験したことのある方からすればそれはとんだブラック企業ともとれてしまいますよね。

トップスターさんともなれば他のジェンヌさん達よりもはるかに多くの膨大な台詞とダンス・歌の見せ場があるわけで…。

その重責を考えると今回の異例ともとれてはしまいますが礼さんの休養期間というのは劇団にとっても良い変化だったのではないでしょうか。

ことなこが観たかった…と思ってしまうのはファン心として仕方のないことですが、今はただ次回作を楽しみにすることと礼さんが少しでもゆっくりと休養できることを願うばかりです。

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瀬央ゆりあの専科組替え:専科の新たな可能性

そして瀬央さんが専科へと組替えとなるとすると、凪七さんや水美さんのように主演としてご出演される可能性がある…ということなのかな?とも考えられます。

ファンの方は今後のスケジュール管理が難しくなってしまいますがその可能性を考えると少し楽しみは増えますよね。

今回博多座公演で水美さんも主演を務められるわけですし、瀬央さんにその可能性がないとは言えません。

凪七さんは厳密には2番手さんだったわけではないですが、月組におられた際には珠城りょうさん・美弥るりかさんと共に2番手争いに参戦されており結果として割とメインどころにおられた実績があります。

また水美さんは花組で2番手さんだったわけで、凪七さんも水美さんも組に所属されていた際には主演も務められたご経験がある方々です。

瀬央さんも「New Wave!-星-」「龍の宮物語」「ザ・ジェントル・ライアー」にて3度の主演も務められておられますから他のお2人と同じ扱いをされるのでは?と推測されます。

専科さんと言えば脇を固めるエキスパートというイメージが強いですが、2021年10月にご退団された轟悠さんという前例もありますから轟さんが退団された今そのポジションにおさまる専科さんがいてもおかしくはありません。

タカラジェンヌの役割分担と専科の未来

タカラジェンヌに年齢はありませんが

英真なおきさん 68期
京美紗さん 57期
汝鳥伶さん 57期
一樹千尋さん 59期
夏美ようさん 62期
万里柚美さん 70期
五峰亜季さん 72期
美穂圭子さん 75期
高翔みず希さん 76期
悠真倫さん 81期
凪七瑠海さん 89期
紫門ゆりやさん 91期
凛城きらさん 92期
水美舞斗さん 95期
輝月ゆうまさん 95期
と、凪七さんから輝月さんの5名を除くと割と学年が上になります。

大階段を降りることも難しい学年なわけですからこれからの宝塚歌劇団を支える新しい専科を作るためには今後も若手のジェンヌさん達が専科へと組替えされていくのではないかと思われます。

14名おられる中で男役が11名娘役がわずか3名というのもバランスが悪いですからもしやこれから娘役が専科へと組替えされる事もあり得るのでは…?と、

今後の専科さんの事を考えると色々な可能性が見えてくるものです。