「1789」の基本解説 – あらすじとその歴史的背景
皆様、フランス革命が舞台の「1789」は、私たちが想像する以上に感動的な作品です。
革命前夜のフランスを舞台に、運命に翻弄されながらも愛と理想を追い求める若者達の姿を描いた物語において、主人公ロナンを演じるのは、確かな実力に加え、作品毎に更なる飛躍を遂げる星組トップスター礼真琴。
フレンチ・ロックで紡ぐ、スペクタクル感溢れる傑作ミュージカルです。
フィクションとして描かれていますが、その背景には実際の歴史が細かく描き出されています。
フランス革命時代の歴史が好きな方なら、このドラマチックな時代背景を楽しむことができるでしょう。
さらに、ミュージカル形式で描かれるこの作品は、私たちをその時代へと引き込みます。
一度観れば、きっとその魅力に引き込まれることでしょう。
主要キャスト紹介 – 星組の魅力を引き立てる役者たち
「1789」の舞台を支えるのは、宝塚歌劇団星組の素晴らしいタカラジェンヌたちです。
彼女たちの力強い演技と、それぞれが自身のキャラクターに深く取り組み、それぞれの役柄を繊細に演じてくれることでしょう。
それぞれが独特の個性を持ちながらも、一体となって物語を紡いでいきます。
歌、ダンス、お芝居抜群のトップ礼真琴さんがロナン役を演じ、
これまた同じく3拍子揃った娘役トップ舞空瞳さんが王太子の養育係オランプを演じます。
また、今回退団される有沙瞳さんがマリー・アントワネットを演じます。
月組公演では衝撃的な印象を残した美弥るりかさんが演じたシャルル・アルトワをこの公演で専科に異動される瀬央ゆりあさん。
彼女たちの演技を見ることで、さらに「1789」の世界に深く引き込まれることでしょう。
「1789」の見どころ – 音楽、振付、美術、衣装の特徴
宝塚歌劇団の魅力の一つは、豪華な美術と衣装ですが、「1789」でもその魅力は十分に生かされています。
当時のフランスを彩る美術と衣装は、見る者をその時代に引き込みます。
衣装デザインは前回の月組と同様に有村淳さんです。
さらに、この作品のもう一つの見どころは、その美しい音楽です。
様々な話題作を生み出したドーヴ・アチア氏。
- ロックオペラ モーツァルト(2009~2011年/原題:Mozart, l’opéra rock)
- 1789 -バスティーユの恋人たち-(2012年/原題:1789, les amants de la Bastille)
- アーサー王伝説(2014年/原題:La Légende du roi Arthur)
- CASANOVA(2019年/原題:Casanova)
感動的なメロディと力強い歌声は、物語を一層引き立ててくれます。