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柚香光、華優希、星風まどかのコンビを振り返る

宝塚歌劇を楽しもう

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柚香光×華優希

愛称れいはなコンビ。

ビジュアルからしてまるで少女漫画から飛び出してきた様な2人。

お顔の作画が同じというかとにかく絵になるんですよね。

特に美しかったのは『ポーの一族』のアランとメリーベル。

セリフにもあるように絵画から飛び出してきたような2人でした。

そしてれいはなの代表作といえば『はいからさんが通る』。

2017年の初演を観劇した際は”こんなにお芝居の相性が良いコンビってあるだろうか”と度肝を抜かしました。

れいちゃんはビジュアルやダンスが売りだとされていますが、個人的にはお芝居の人だと思っています。

役として舞台に息づいているというのは、よく聞くワードなのですが、れいちゃんの場合はそれがよりリアルで、ちょっとして仕草や表情、立ち姿、全て役がそこに生きている感覚なんですよね。

そんなれいちゃんのお芝居に同じ熱量でぶつかってきてくれるのが華ちゃんだったのだと思います。

同じく華ちゃんのお芝居も目を見張る物がありましたし、役によって全く別人に見えるほど憑依しているように感じました。

素のれい華はというと、天然で辿々しく話す(褒めています笑)華ちゃんをれいちゃんが優しくフォローする図が本当に素敵でしたよね。

まだまだ色々な作品を観てみたかったです。

柚香光×星風まどか

トップ娘役スライドという異例の形でコンビを組むことになったれいまど。

どんな感じになるのかなー?とはじめは思っていましたが、今や舞台上での息の合い方がもう5年くらいコンビ組んでます?っていうくらい阿吽の呼吸。

まどかちゃんは何でも出来る娘役さんという印象でしたが、宙組時代はお芝居がやや硬かったというか型にハマってしまっている印象でした。

花組へ来てからは、れいちゃんとコンビを組んだことでまどかちゃんのお芝居が変わったと思います。

舞台上で生まれるリアルな感情を爆発させているというか、とにかく懸命に役として生きている感じがひしひし伝わってきました。

特にトップコンビのお芝居として素敵だったのは『うたかたの恋』と『2人だけと戦場』です。

またお互いダンサーでもあるので、デュエットダンスの相性の良さは本当に素晴らしいです。

相手の呼吸を感じながらも流れるように踊るといいますか、感情のやり取りが伝わってくるようなデュエットダンスだなぁと見惚れてしまいます。

プライベートでも仲良しな様子が宝塚グラフなどから分かるので本当に仲睦まじく夢を見させてくれるトップコンビだなぁと思って見ています。

まどかちゃんは宙から花へのスライドで長期のトップ娘役さんになるわけなので、単独退団でエリザベートでもやるのかしらと予想していましたが、れいちゃんとの添い遂げ退団という形になりました。

そういった経緯を考えても、お二人でコンビを組んだことは大正解だったのではないかと思います。

それくらいまどかちゃんが花組で充実した時間を過ごせたのだと思います。

どちらの娘役さんとのコンビもそれぞれ違った良さがありどちらも大好きです。

れいまどは残すところ東京公演、コンサート、タカスペ、退団公演となり、退団まで意外とあっという間な気がしてしまい寂しいですが、最後まで応援続けたいと思います!