宙組再開の発表がありました。
宝塚では10日間のみで
東京は予定のスケジュールより1週間遅れで開催するようです。
やはり、後ろが詰まっている宝塚のスケジュールですので他の組のスケジュールを変更することは困難であったよう。
また、結局お芝居の準備が整わなかったようで、異例のショーのみの開催。
宙組下級生たちのためにもいつかは再開しなければいけない。こういう形でも舞台が再開することは、嬉しい。
これから舞台で活躍していく人たちを育てていく必要がある世界ですから。
しかし、再開に際して、正直、気持ちは複雑です。
全ての責任は劇団にあるとして、パワハラの事実を認めたが、実際には今日までその当事者たちの声が聞こえてこない。
責めるつもりではないが、これだけ社会に衝撃を与えてしまったことへの声が全くなく舞台に立って、本当にいいのだろうか。という気持ちがどうしても拭いきれないでいる。そのモヤモヤ。
初日の日に何か声が聞けるのだろうか?
いや、華やかな舞台の上では聞きたくない。
なら、舞台に立つ前にきちんと線を引いて声を聞かせてほしい。
そんなモヤモヤを残してチケットを購入する手が止まってしまう。
ショーの演出は、齋藤吉正先生。
心を救い上げる力がある演出家と思いますが、今回ほど難しい演出はないだろう。