2019年3月4日、日本青年館ホールで公演が行われていた宙組「群盗」の千秋楽を観劇してきました。
28名の組子の中でも下級生の多い今回の公演。出演者半分以上が新公学年という。
本公演ではなかなか見つけられない下級生さんたちのチャレンジがみられる〜!と思って楽しみにきました。
まだ顔とお名前が一致せず、幕間に急いでパンフレットをめくりめくり・・・。
下級生の一人一人にちゃんと台詞や見せ場があってとても満足した公演でした。
こうして本公演ではなかなか目立った場面がない下級生の魅力がみられるのが別箱の醍醐味ですね。
観劇レビュー
芹香斗亜、とにかく美しく群盗になっても、オラついても絶対的な品格があり。
ヒロインのアマーリア役の天彩峰里(100期生)、歌もお芝居もとても上手な娘役さん。歌声も芹香斗亜との相性もよいですね。ウェディングドレスで階段から降りる姿も美しかった。
モール伯爵の凛城きらが場を引き締め、舞台の深みを出している。
さて、下級生に注目してみましょう。
最下級生の真白悠希(104期)
今回初の役付きに名前が出ていたので、特に注目していました。
瑠風輝演じるフランツの少年時代の役。表情も動きもとてもよかったです。研究科1年には見えませんね。歌もちょっとあって、「おっ!!!いける〜!」と思いました。
ただね、、、一つ。
フランツ瑠風輝 の少年 → 真白悠希(104期)
カール芹香斗亜の少年 → 碧咲伊織(103期)
なのですが、お顔の造形が、真白さんは芹香斗亜寄りで、碧咲さんは瑠風系寄りな感じなので、
成長の場面が変わった瞬間、あれ??っていう違和感が起きちゃった・・・・。
群盗仲間のシーンがよかった
群盗仲間のシーン、
若い学生が時代を変えたくて立ち上がる、方法は浅はかだったけれども。
その場面がとてもよく、スカーレットピンパーネルのワンシーン思わせるワクワク感があり感動!
よかったのですが、誰が演じてたの〜??と勉強不足の私は、これまた名前と顔が一致せずでした。
後で調べて、以下の方達ということがわかりました。間違っていない?
秋奈るい(97期)
穂稀せり(98期)声も滑舌もよく聞き取りやすい声だった
なつ颯都(103期)
雪輝れんや(101期)
何度も観劇しないといけない作品でしたね。これは。
これだけ下級生が活躍している作品の場合は、
パンフレットの写真、全員スチール写真でお願いしたい!!!
あの役、誰だったんだろ・・・・ってなってる。ちゃんと名前と役を一致させたいわ〜!
千秋楽の挨拶は?
群盗千秋楽カーテンコール2回目。
瑠風輝が突然
「ちょっと待てよ、誓いを忘れたのか?仲間と共に」と叫び、
芹香斗亜以外の27人が一斉に
「行こうぜラスベガスへ!」と!
キキちゃん嬉しそうに驚いて笑いながら
「何かみんなニヤニヤしてると思った~!」
楽しかったです。いいお芝居をみた余韻に浸りつつ、なんだかもう一度みたい作品です。