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美弥るりかさんの宝塚ラストのお茶会へ

宝塚歌劇を楽しもう

美弥るりかさんのお茶会に行ってきました!

大宴会場と称される広い会場に、おびただしい数の椅子が敷き詰められても事足りず、この会場に訪れることのできなかった方が大勢いらっしゃったのかと思うと、つくづくこの男役スターさんの凄さを感じます。

退団発表後初のお茶会、かつ本拠地・宝塚での最後のお茶会ということで、一体どんなことをお語りになるのかと思うと号泣必至かと思われましたが、ご本人は変わらず我々を楽しませてくれ、温かい笑いに包まれた時間となりました。

こちらもこのお方の人間性と懐の大きさに感服!!

とりあえず黙ってチケット追加しておきました(笑)

さて、そんな月組男役2番手スター・美弥るりかさんの宝塚ラストお茶会。

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レポートOKでした

レポートOKなんですって!ホント、寛大ですねぇ~。

この記事は、潜入レポートみたいな、そんなご立派なものではございませんが、筆者なりの目線で美弥さんのお茶会を語ります。

もうひたすら、ただのいちファンのおしゃべりです。そもそも、レポートするには日にちが経ち過ぎておりますね…。(開催日は3月24日でした。)お許しください♡

では早速、本題へと参りましょう~

美弥るりかさんの宝塚ラストお茶会へ

ご登場なさる扉に数知れない視線が集まる中、もろともせずに華々しい笑顔を振りまき、いざ入場。キラキラキラ~と効果音がついているかのようです。

その上、抜群のファンサービス精神で、あらゆるところに目を向けてくださり、足を運んでくださり、目も心も光の速度で桃色のハートになってしまいます♡

目一杯椅子が敷き詰められ、多くのファンで埋め尽くされた会場に、第一声「一瞬どこが通路かわからなかった!」と仰って和ませてくださるところもステキです。

今回のお茶会、内心張り詰めた糸のような思いで席に着いていた方もいたはず。

それをわかっておられたのでしょう。
いつも通りで大丈夫です、と言わんばかりのご冗談から、お茶会はスタートしました。

まずは乾杯へと参ります。

ご存知の方も多いかと思いますが、お茶会会場って、参加人数が多いと、劇場のように横並びに椅子が並んだ“シアター形式”になるのです。

一種のステータスですよね。

つまりはテーブルがないので、ペットボトルの紅茶で乾杯に。

紙袋の中からガサゴソと音を立てペットボトルを取り出すスタイルになった初のお茶会も、ありがたいことに参加させていただいておりましたが、その時「ペットボトルになったんだ~!」と大きな目をさらに大きくされていたのが印象的でした。

そして今回、「最後までこれだったね(笑)」と美弥さん。

さらっと“最後”とか言うな~!と思う筆者なのでした。

お話は終始和やかなムードで進んでいきます。

このお方、トーク力も抜群ですが、かなりフリーダムでもあるのです(笑)

オペラグラスを覗く方をジーっと見つめ、その方の反応を楽しんだり、パンダのぬいぐるみを抱えている男の子を発見するや否や、それまでの話を大幅に脱線しシャンシャンの話で大盛り上がりしたり(笑)。そこがまた魅力なのですが。

そして今回は特別メニューで、メモリアルトークというものがありまして、美弥さんの過去の舞台写真(それもなんと初舞台のお可愛らしいお姿まで!)が巨大スクリーンに映し出される中、思い出話などをお聞かせくださいました。

ここでももちろん涙…ではなく、温かい笑いに包まれます。

私自身も、初めて美弥さんに出会った作品から今に至るまでの、約10年間の思い出、さまざま振り返らせていただいて。

また、私は度々「男役が演じる女役」の魅力を語り明かしてきましたが、美弥さんは男役のみならず、まさにその魅力も存分に発揮なさる方。

当然、スジニにジャッキー、モーガンと、女役の舞台写真も登場してくるわけなのですが、当のご本人は女役の写真を見るたびに、見たくないものを見てしまったかのように「うぇ~」なんて仰るんですね(笑)

いやいや、大丈夫です、女役だって常人をはるかに超越していますよ。

恒例の抽選会だって、ゆるく楽しく繰り広げられます。

ああ、できることならこの時間が永遠に続いてくれればいいのに…!

とはいえ、そうはいきません。

最後の挨拶へと、時は進んでゆきます。

いつしか次第に、『美弥るりか』さんというスターは美弥さんお1人のものではなく、我々ファンも含めみんなで築き上げてきたものになった、という美弥さんのお言葉には、さすがに会場内至るところで涙腺崩壊…。

そんな中、「泣かないで、永遠の別れじゃないんだから!」と優しく微笑む美弥さんの眩しさよ。

宝塚歌劇団の、男役の美弥るりかが好きだと言ってくださる方がたくさんいて嬉しいけれど、退団後の美弥るりかも素敵だと言ってもらえるように頑張りたい、とも仰っておられました。

間違いなく素敵だと思います!ファンの誇りではないでしょうか!!

涙ではなく笑顔で卒業を祝福し、新たなる世界で素敵に輝く美弥るりかさんを応援し続けようと心に決めました。

今は今しかない、大切な一瞬。涙で滲んで見えなくなってしまってはもったいないですからね!

ライター:有田だりあ