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現役生と音校生もたくさん観劇!「吉崎憲治&岡田敬二ロマンチックコンサート」観劇レポ

観劇レポ

吉崎憲治先生、作曲家生活60年、岡田敬二先生演出家生活55周年を記念したイベント、「ロマンチックコンサート」を2019年6月1日、2日の2日間に渡って観劇してまいりました。

今回はその模様をお伝えしたいと思います。

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超貴重!たった3回の公演

私は梅田芸術劇場のネット会員でもあるので、先行予約と合わせて2回、チケットを確保することができましたが、6月2日の昼公演は、剣幸さんや姿月あさとさんによる、岡田先生を交えた講演があり、チケットの入手難易度は特に高かった模様。

観劇に宝塚歌劇団の現役の生徒さんがたくさんいらしていました。

また、演出家の先生もたくさん来ていました。

6月1日の夜公演は、荻田浩一先生小池修一郎先生、宙組の下級生も見かけました。

6月2日の夜公演は、藤井大介先生、礼真琴さん、漣レイラさん、紫藤りゅうさん、小桜ほのかさん、蒼羽りくさん、星吹彩翔さん、花音舞さん、綾瀬あきなさん、などなど。

6月2日の昼公演は、星組の上級生人がいたとの話です。

2日の夜公演は音楽学校生が本科生・予科生徒も皆出席でした。

紫苑ゆう(シメさん)さんが全力でそちらに手を振ってられました。
ちなみに紫苑ゆうさんは、現在宝塚音楽学校での指導をされています

どれだけ、2人の先生が尊敬され、愛されている存在なのかがわかりますね。

1日のみの出演は涼風真世さん、2日のみの出演は、剣幸さん、姿月あさとさん

かなめさんと、うたこさんは、ともに東宝エリザベートのゾフィー役でお稽古中、合間を縫っての出演でした。

そんな忙しい合間を縫ってでも、出演したいコンサートだったんですよね。

かなめさんとうたこさんは1幕ではともにル・ポワゾンから歌われていました。

うたこさんは、相手役のこだま愛さんも出られていて、カップルが微笑ましい感じでした。

姿月あさとさんが歌われる場所は、1日目は大和悠河さんや愛月ひかるさんがカバーされていました。

でも、愛ちゃんはシトラスの風」~Sunrise~に昨年出演されていましたし、あれ?という感じはなかったですね。

見どころたくさん、知らない歌がほとんどないほど楽しめました!

もう、何から語ったら良いのでしょうか(汗

基本的には、ご縁のあったロマンチックレビューや、思い出の吉崎メロディを歌っていくのですが、ところどころ、スターさんが「この歌は初めて歌うのですが」と別の名曲を歌ってくださいました。

あとは「いつかこの歌を歌ってみたかった」という歌を、紫苑ゆうさんは西海に花散れどより「愛の祈り」、南風舞さんは皇帝と魔女より「愛の歌」を歌っていました。

本当に、まいまいさんの愛のうたは淀かおるさんと比べてもまったく遜色のない美しい歌声でした。

それと一幕ラストの「心中・恋の大和路」の名シーン再現!初演の瀬戸内美八さんがいるのですから、歌われることは予測していましたが、日本物のお化粧で再現してくださるとは!

また、大和悠河さん、専科の悠真倫さんによる貴重な同期トークも楽しかったですねえ。

アキコ・カンダ先生の発表会以来の同じ舞台だとか。

皆さん本当にお歌が素晴らしくて。特に朝海ひかるさんは、在団時よりもかなりお上手になられている印象でした。

あと、実咲凜音さん、こんなに上手でしたっけ??

オールマイティなトップ娘役、という印象でしたので、仙女の祈りを朗々と歌い上げる姿に感動しました。

あとは、Asian Sunriseを歌っている時の美穂圭子さん。

男役のキーでもいつもの歌と変わらないぐらいにパワフルですね!本当にすごいです。

アンコールは、海外公演で最後に歌われている「さよなら、グッバイ」

最近は海外公演といえば台湾公演、みたいになっていますが、その前は韓国公演や中国公演がありましたし、その前は東南アジアやベルリンでも公演を行なっている宝塚。

その公演の最後に歌われているのが「さよなら・グッバイ」です。これも、吉崎&岡田の名コンビによる楽曲なんですね。

アンコールは、それを歌っていました(実は筆者、これだけが知らない曲でした)。

でも、歌詞も難しくないですし、簡単なメロディーなのですぐ一緒に歌えます。

2日の夜公演では、お二人への思いを語られた後で大号泣している瀬戸内美八さん、剣幸さん、杜けあきさん、紫苑ゆうさんを横目に、「それではここで、アンコールにお答えして、岡田敬二がジュテームを歌います」としれっと笑いを取りに行った南風舞さんが一番のヒットでしたが・・・・。

泣いた子が笑ったっていうのはああいうのを言うんでしょうかねえ。

もう、客席も含めて大爆笑でした。

吉崎先生は、すべての日程を通して指揮をされて活躍でしたが、一幕と二幕で衣装を変えられていたり、とてもおしゃれな印象でした。

カーテンコールで出てきた岡田敬二先生も、いつものように帽子をかぶって、ダンディでしたね。

今回ばかりは、語彙力が足りないのが申し訳ないのですが!

火曜日のスカステニュースで専科の3人が歌われているシーンが放映されていましたので、きっといつかスカイステージで全編放映されると思いますので、お見逃しなく!

本当に愛に溢れたコンサートで、是非是非オススメです!

2回行きましたが何回でもみたいと思えるコンサートでした。

ライター:水城 稜