宝塚歌劇団月組の日本青年館ホールでの公演がいよいよ明日、7月30日(火)から始まります。
観劇前に少し予習しておこう!
主演は専科の轟悠さんです。
轟悠さんは、トップオブトップと呼ばれるジェンヌさん。
私の中でのトップオブトップは現在明日海りおさんだと思っているので、トップオブトップというよりすでに「レジェンド」という存在ではないかな?なんて思っています。
下の投稿記事にもありますが、この轟悠さんが出演する作品は轟さんは必ず「主役」を演じるのです。
各組のトップや上級生さんにとっても轟悠さんと共演することによって大きな「学び」の場となることでしょう。
さて、それでは、今回の作品「チェ・ゲバラ」について予習していきましょう。
チェ・ゲバラという人物はどんな人?
チェゲバラは、実在する人物でアルゼンチン生まれの政治家、革命家で、キューバのゲリラ指導者です。
キューバ革命を達成した「キューバの英雄」です。
あのジョン・レノンが「世界で一番格好良い男」と呼んだ人物です。
1928年6月14日、アルゼンチン北部で生まれる。
幼少期は、実業家の父と政治家の母の元、経済的にも恵まれた生活を送っていたが、喘息を患っていて、学校も通う事が難しかったが、教育熱心な母に勉強を学び、家にあった3000冊の本を読破。
医学部に入学し、自分と同じ病弱な子供を救おうと医師の道を志した。
ところが、将来を約束されたエリート人生に迷いが生じる。
23歳、この頃の日記に「退屈な日常にうんざり」と記す。
その頃、南米に旅行をする。
映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』の映画では、チェ・ゲバラの若き日の南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』として映画化されていますので、観劇前にチェックしておくのもいいかもしれませんね。
この度で全く別の人生を体感することになった。旅の途中、「貧困」という現実を目にすることになる。
ゲバラは次第に不平等な国で貧困の人々に心を寄せることになる。
25歳、2回目の旅へ。貧困の解決を探る旅だった。
その旅の中で、ボリビアでの革命を目にする。グアテマラで起きた軍事攻撃を体験。
その後革命を志していくわけですが、
さて、手っ取り早くゲバラの生涯を知っておくには、こちらのYoutube動画がおすすめ。
チェ・ゲバラ 革命への道 [DVD]
革命戦士ゲバラ! [DVD]
実在する人物ですから、もちろん写真があります。
チェゲバラは愛称で、本名はエルネストゲバラ。
そしてこの赤いポスターはどこかで一度はみた事がある方も多いのでは?
そして、宝塚歌劇団のポスターになるとこんな感じです!
じゃじゃ〜ん!!!!!!!
さすが!宝塚!轟悠さん、美しい!
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「20世紀で最も完璧な人間」とサルトルに言わしめた男、エルネスト・ゲバラ(通称チェ・ゲバラ)。
生涯一闘士としての生き方を選び、鋼のように強い意志と炎のような情熱を持った彼は、数々の伝説を残した革命家でありながら、人間愛を貫いた男でもあった。
没後50余年を経ても、その不屈の精神と高い理想は今なお色褪せることはない。
フィデル・カストロとの友情、妻アレイダとの愛、革命家仲間たちとの心のふれあいと軋轢──多彩な登場人物たちを織り交ぜながら、その誇り高くも激しく、清廉で理想に燃えた生き様をドラマティックに、そして鮮烈なまでに力強く描き出すミュージカル。
エルネスト・ゲバラはアルゼンチンの裕福な家庭に生まれながらも、ラテンアメリカの貧困を憂い、その原因となっている列強国による支配を打破すべく立ち上がる。
キューバのフィデル・カストロと志を同じくしたエルネストは共に戦い、キューバ革命を成功へと導く。やがてキューバ政府の要職に就いたエルネストだが、自らの存在意義と国家のあり方に苦悩することになる。「祖国か、死か!」──民族や国家を超えて、世界革命を追い求めた孤高の革命家の眼は、自らに課した次なる責務を見据えていた……。
宝塚歌劇公式HP
チェゲバラの友人役フィデル・カストロを演じるのが風間 柚乃
そして、妻アレイダ役が天紫 珠李です。
演出家は原田 諒
2003年、同志社大学在学中の宝塚歌劇に入団された。
2012年4月、宙組宝塚大劇場公演『華やかなりし日々』で大劇場公演デビュー。
2013年、第20回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞
2017年、第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞・優秀作品賞を受賞「For the people-リンカーン 自由を求めた男-(主演:轟悠)」
2018年、第43回菊田一夫演劇賞を受賞
(「ベルリン、わが愛」、「ドクトル・ジバゴ(主演:轟悠)」
上記の通り轟悠さんの主演作品での受賞作品も多く、轟悠さんとの関わりも強いように感じますね。