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壬生義士伝/Music Revolution 永久輝せあ&朝月希和の組替え発表後の観劇レポ!

観劇レポ

行ってきました。
宝塚歌劇団雪組公演「壬生義士伝/Music Revolution!」
今回はこれで2回目です。

組替え発表後の観劇で、個人的にはこれで雪組での永久輝せあ朝月希和の姿は見納めとなります。

さて、壬生義士伝。
ストーリーは既に知っているので、今回はそれほど泣かずに済むかなと思っていたのですが…。

いやぁ…、こういうのは1回目2回目とか回数じゃないようです。
やっぱり今回も泣かされました。

壬生義士伝は、何故あんなに心にグッっと突き刺さるものがあるのでしょうか。

気付けば、客席からは多くのすすり泣く声が…。
私もオペラグラス片手にすすり泣いておりました。

とはいえ、笑える場面もちゃんと盛り込まれているので笑いも起きます。

特に新選組が出る場面は、アドリブもあってなかなか面白い!

で、その新選組メンバーの中に、組替えとなってしまう永久輝せあがいるわけです。

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永久輝せあ

やっぱり、永久輝せあ(ひとこちゃん)はいいですよねぇ。
個人的にはあのちょっとハスキーな「ひとこボイス」が大好きです。

あぁ、永久輝せあ(ひとこちゃん)花組に行っても頑張ってね。
これからも応援しているわ!

そんな想いを胸に秘め、オペラグラス越しにアップの姿を、オペラグラスをはずして生の姿を…しっかり目に焼き付けておきました。

ちなみに、朝月希和(ひらめちゃん)は明治時代に登場しストーリーテラー的役割を担っています。
それほど感情移入するような場面がないので、「ひらめちゃんいるなぁ。」ぐらいの気持ちで終わってしまいました。

ひらめちゃん、ごめんね…。

さてさて、ひとこちゃんばかりに目を奪われていてはいけません。

そうこうしているうちにお話しは佳境へと…。

とはいえ、壬生義士伝は冒頭からもうすでに佳境に入っているようなもの。
そのせいか、個人的に体感時間がすごく短かいのです。

とにかく、「泣く→笑う→泣く」という繰り返し。

終始泣きっぱなしというとちょっと大げさかもしれませんが、それでも泣けるシーンがたくさんあるのは確かです。

だから、観劇するならハンカチは必ず持っていきましょう。

また、できれば新選組の歴史をさらっとおさらいしておくことをおススメします。

より楽しめると思いますよ。

改めて勉強するのが面倒ならば、雪組の過去作品「誠の群像」をどうぞ。

壬生義士伝とはちょっと視点が違いますが、新選組のお話なのでいい勉強になります。

さて、お芝居が終われば、休憩をはさんでMusic Revolutionの始まりです。

悲しいお芝居の後は、楽しいショーを観て癒されましょう!

Music Revolution

悲しいお話といえば、雪組「星逢一夜」がありました。

あれもつらく悲しい作品ではありましたが、ショー「エスメラルダ」が楽しくて、悲しい想いを引きずることなく家に帰れた記憶があります。

やっぱり、お芝居の後のショーは最高ですね。

話を戻しましょう。

Music Revolutionの感想は、簡単にいえば「おぉ~!おぉ~!すご~い!すてき~!おぉ~!」と

とにかく、ジェンヌたちが舞台で踊りまくる様子が激しすぎて、目と感情が追い付いていかない!
そもそも、どこをどう見れば正解なのでしょう?

舞台の全容が見たい!
あっちはどうなってる?こっちはどうよ?

でも、やっぱり好きなあの人の姿を目で追いたい!

そんなことをやってるうちに、ひと場面ひと場面終わっていくという…そんな見応えがありすぎるショー、それがMusic Revolutionでした。

そんな楽しいショーの中にも、「永久輝せあ&朝月希和」の姿があります。
ひとこちゃんに関しては、まぁ、いつも通りって感じでしたでしょうか。

素敵&かっこいいのは当然のこととして、以前からひと場面もらっていたりと優遇(?)されていたので、出番的にはこんなものかなという印象です。

ただ、意外にも朝月希和(ひらめちゃん)は、凪七瑠海(かちゃ)と踊ったりと目立った場面を貰えていたのがよかったなと。

実は1回目の観劇でこの凪七瑠海さんと朝月希和さんの場面を目撃した私は、
何となく「ひらめちゃん組替えとか?または辞めるのか?」と感じていました。

今回は勘が当たりましたねぇ…。

朝月希和さん、とてもキレイでした。

パッと目を引くような雰囲気の娘役さんではありませんが、何気にお芝居もダンスも上手で素敵。

あぁ、花組に行っても元気でいてね。

優雅に踊る朝月希和さんを観ながら、私は少しだけ目がウルッとなってしまいました。

退団の凰華はるか

さて、組替えメンバーも大事ですが、今回で退団の凰華はるかくんも忘れてはならない雪組メンバー。
彼(彼女?)も娘役に囲まれて歌う場面をもらっていましたよ。

個人的には、凰華はるかくんはダンスがとても上手という印象。

できれば、歌というよりダンスでひと場面あげてほしかったなぁ…。

ファントムで退団した陽向春輝(たわし君)といい、今回の凰華はるかくんといい、若い子が辞めていくのはとっても残念です。

でも、まだ若いですからね。

辞めた後も元気で頑張っていってほしいです。

話は戻しまして、Music Revolution。
このショーは、どことなく「Dramatic S」に似ている印象があります。
歌も音楽もリズミカルで覚えやすく、衣装も似ているようなものがありました。

Dramatic Sを観たことない人は観てみてはいかがでしょうか。

Music Revolutionを観るときに、またちょっと違った観方ができて楽しいかもしれませんよ。

今回は運よく2回観劇することができました。

大好きな雪組を2回も観れたことは非常に嬉しかったですね。

1回目も2回目も2階席の10列目。
ただ、位置は違って「一番端っこ」と「ど真ん中」でした。

同じ列でも位置によって全然違うもの。

2階であっても、ど真ん中ってやっぱり観やすかったです。

肉眼ではさすがに顔の表情までは見えませんが、オペラグラスで覗くと顔がしっかりハッキリ見えてとても嬉しかったです。

まぁ、欲を言えばもっと良い席で観たいのですが、こればっかりは仕方がありません。
贅沢は言わず、チケットが取れ、観劇に行けたことに感謝しなければ!

さて、次は何のチケットを取りましょうか。
とはいっても、簡単にチケット手に入らないし…。
チケット、チケット、チケットどっかに落ちてないかなぁ…。