宝塚歌劇団のファンにとっては、本当に心が忙しい数ヶ月を過ごしていると思います。
つい先日星組トップコンビ紅ゆずると綺咲愛里の退団公演の宝塚大劇場での千秋楽を終え、二人を見送ったばかり。
次にくるのが花組のトップ明日海りおの最後の宝塚大劇場公演。
退団公演とは
宝塚歌劇をまだよくご存知ない方に説明しておくと、
公演は各組
宝塚大劇場で40日間、同じ公演を繰り返します。
2週間程のお休みが入り、また同じ公演が
東京宝塚大劇場で同じく40日間続きます。
宝塚大劇場千秋楽で、退団セレモニーが行われます。
東京宝塚大劇場千秋楽でも退団セレモニーが行われます。
宝塚大劇場は、宝塚の本拠地であり、その場所に思い入れがあるタカラジェンヌたちですから、自分たちが育った本拠地での最後を惜しむ退団セレモニーを終えて、
東京での退団セレモニーが本当の意味でタカラジェンヌとしての最後・・・・というわけです。
星組紅ゆずるさんは、本拠地での退団セレモニーを終えて、
2週間ほど休み、
東京公演が2019年9月6日(金)~ 10月13日(日)まであります。
花組明日海りおさんは、今回本拠地での退団公演
2019年8月23日(金)~ 9月30日(月)
東京公演は、2019年10月18日(金)~ 11月24日(日)まであります。
4ヶ月間続く退団公演
ということで、退団セレモニーが
紅ゆずる 宝塚8月19日
明日海りお 宝塚9月30日
紅ゆずる 東京10月13日
明日海りお 宝塚11月24日
という、宝塚ファンにとってもとても心が忙しい4ヶ月間を過ごすことになるのです。
私の場合は、全組の公演を楽しみにしているので、全ての公演をチケットが取れる限り見たい全組応援派。
全組応援派なので、タカラジェンヌの私設ファンクラブに入って活動することはありません。
でもどのトップさんも大好きで、応援している宝塚ファンも多いと思います。
退団セレモニーの日まで、退団してしまうトップさんの一挙手一投足に注目して、最後を見届けたいのです。
それは、今まで楽しませてくれて人生に彩を与えてくれた感謝の気持ちとか、最後まで頑張ってほしい応援の気持ちとか、もう見ることができなくなってしまうので、この目に焼き付けておこうという見納めのために心の準備期間でもあり、とても複雑。
本当に毎日、そんな感じです。
実際に足を運べるのは、どの公演も数回だけですが、日々、流れてくるツイッター情報を追ってしまうのは、過酷な公演日程の中心にいる方たちですから、いつもいつも「今日は元気に劇場に入ったかな?」とか気になってしまうからでもありますね。
体調を崩さずに無事に休むことなく、千秋楽を迎えることができることなんて本当に奇跡だと思うのですが、そんな奇跡を何年も続けてきたトップさんたちの退団公演。
心がとても忙しい4ヶ月ですが、それでも大きな大きな感動を私たちに与えてくれるこの退団公演を最後まで応援して、見守っていきたいと思います。
燃え尽きないで!
そして、自分自身注意しようと思っていることが、「燃え尽きない」ようにしないと・・と思っています。
紅ゆずるさんの楽しいアドリブが大好きで、毎回変わるアドリブが楽しくて・・・。
明日海りおさんの緻密に計算された美しさや安定感に夢の世界に連れて行ってくれる。
それが見れなくなっちゃったら、途端に宝塚に足を運ぶ気持ちがなくなっちゃう・・・・と。
そんな気持ちにならないようにしたい。あまり思い入れしすぎると燃え尽きてしまいそうで怖いから。
そのためにも、今のうちにたくさんのジェンヌさんも見てエネルギーをもらって、宝塚に足を運ぶエネルギーも蓄えておきたいと思います。
紅ゆずるさんが「端っこのタカラジェンヌも見て!!!」と言ったように。
退団に関してもちろん、寂しい気持ちももちろんありますが、それよりも人生を楽しいものに変えてくれた宝塚歌劇そのものに対する愛と感謝の気持ちをさらに深めていきたいと思います。