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明日海りお・退団の挨拶全文(宝塚大劇場)

退団の挨拶

宝塚歌劇団花組公演「A Fairy Tale ―青い薔薇の精―」「シャルム」の千秋楽が昨日、宝塚大劇場で行われました。

私もライブビューイングで観劇させてもらい、観劇後からずっとボ〜っと過ごしています。

でも、昨日を振り返ってみると、明日海りおさんらしい、千秋楽だったな〜という感じ。

東京もあるし最後じゃないし、東京公演も観劇予定だし、でもやっぱりもうすぐ本当に退団しちゃうんだなというのを実感した感じもある。

不思議な気持ちです。

今日の朝、タカラヅカニュースで明日海りおさんの昨日の様子が映し出されて、また昨日の思いを馳せているところです。

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明日海りお・退団の挨拶全文(宝塚大劇場)

皆様、本日は千秋楽の舞台とサヨナラショーをご覧いただき、誠にありがとうございました。
わたくしは、中学三年生のときに、宝塚歌劇と出会い、あまりのときめきとあまりの衝撃に1週間ほどごはんが喉を通らなくなりました。

両親に、宝塚音楽学校の受験を反対されたときは、丸3日、自分の部屋にたてもこり、泣きわめき、最終的には熱を出しました。

そんな私がこうしてタカラジェンヌになれただけでも、スーパー、ハイパー、ギガ、メガ、とんでもなく幸せなのですが、一番幸せだったのが、こうして花組に来て、大事な大事なみんなと出会い、みんなに安心して「この人についていきたい」と「この人と一緒に舞台がしたい」と思ってもらえるような人間になろうと、もがいてこれたことが、一番の幸せだったと思います。

みんなの笑顔とみんなの頑張る姿に幾度となく、毎日励まされてきました。

そして、私の片思いでなければ、目にはみえなくても硬い絆で結ばれたお客様の存在がなによりも原動力となってくださいました。

心より感謝いたしております。

ですが、まだ東京公演がございます。
11月24日の公演を無事に終えるまでが私の仕事だと思っております。

ですので、本日は大好きなこの宝塚大劇場にお礼とお別れを言って、しめさせていただきたい思います。

宝塚大劇場さん・・・・・
ここで感じたこと、ここで過ごした時間、その全てを一生忘れません!!!!

さようなら!!!

17年間、本当にありがとうございました!!!!!!

以上です。
書いていて、涙が止まりません・・・。

これから宝塚を目指したい!いや、宝塚だけでなく、自分の夢を叶えたい!という思いのある方にも、明日海りおさんを知っていただきたいし、このご挨拶を知っていただきたい!!いう気持ちが出てきちゃいました。

タカラジェンヌになりたいという自分の夢や希望を叶え、
その先にどんどんと夢ができ、そしてたくさんの人の力があって、努力という形でひとつひとつ階段を登り、その感謝の気持ちで、また更に夢が大きくなり、たくさんの人の夢へとつながる、なんていう夢と努力と愛の連鎖反応・・・・。
一つの夢からこんなに大きな大きな愛をたくさんの人に与えられる存在になれる・・・。
まさにスーパー、ハイパー、ギガ、メガ、な人だ・・・・。