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千秋楽をオンデマンド配信で新しい発見も!

宝塚歌劇を楽しもう

2月3日、宝塚歌劇団雪組大劇場公演「ONCE APON A TIME IN AMERICA」」千秋楽の模様がRakutenタカラヅカ・オン・デマンドにて、初のLIVE配信されましたね。

このような試みは初めてのこと。

筆者はこの配信を観るにあたり、「嬉しさ」と共に「恐ろしいほどの後悔」、また「驚き」を感じました。

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<嬉しさ>

まぁ、これは単純に「大好きな宝塚の舞台がLIVE配信される」ことに対しての喜びです。

やっぱり、距離はあっても、「今現在行われているパレードやカーテンコール」が、そっくりそのまま観られる!というのはファンとしてはとても嬉しいことでした。

望海さんが!

真彩さんが!

大好きな雪組の皆さんが!

そして、自分の贔屓が!

通信媒体を使って…ではあるものの、そこにジェンヌがいるというのは私にとって「素晴らしすぎる」ことでした。

<ちょっとした失敗>

LIVE配信を観るにあたって、筆者はPCをテレビに繋げてテレビの画面で観る…という方法をとりました。

これは、常日頃から筆者がよくやる手。

PC画面よりもテレビ画面の方が大きいですからね、どうしても観たいものに対してはこのような手段を取ってしまいます。

LIVE配信は15:45~ということでしたが、いちおう注意書きに「時間は前後する可能性もあり」的なことが書かれていたので、15分前あたりから準備をして待機していました。

しかし、まぁ、何ていうんでしょ、ボリュームの加減がよく分からないんですよ。

常日頃、タカラヅカ・オン・デマンドを使用している筆者ではありますが、配信されているものによってボリュームに差があるので、ベストボリュームを探すのがもう大変。

「ボリュームはどれくらいがベスト?」と探しているうちにLIVE配信開始となりまして…。

結果、ボリュームが低すぎたみたいで、冒頭の音が全然聞こえませんでした。

彩凪翔さんの美しい声が…。

朝美絢さんの美しい声が…。

せっかくのお2人の声が「全然聞こえない」という失態をやらかしてしまったのです。

こういうときって恐ろしい程に焦るのか、いつもはサクッとできるものが全然できなくなる筆者。

焦りに焦ってようやくボリュームを調節し、聞こえたときは時すでに遅し…。

お2人の歌は終わっていました。

その後のロケットからはしっかり聞くことができたのですが…。

なんといっても、筆者の贔屓は彩凪翔さん。

まさかの冒頭から音が聞こえないなんて…。

恐ろしいほど後悔し、しばらく立ち直ることができませんでした。

<驚き>

「嬉しさ」の欄にも書いたように、最初は単純に嬉しかったLIVE配信です。

いろいろと失敗はあったものの、それなりに楽しく観劇することはできました。

ロケット・男役の群舞…。

デュエットダンスが終わって、パレード…。

そして幕が下りる…。

終了…。

と思ったら、幕前に雪組組長「奏乃はると」さんが登場し、挨拶のあと退団者の発表となりました。

千秋楽の観劇は初めての筆者。

その奏乃さん登場の光景は「千秋楽を観ることの意味」を初めて知った瞬間でもありました。

いちおう、「千秋楽は退団者の挨拶があるもの」とは知ってはいましたよ。

ただ、「LIVE配信」のあまりの嬉しさにそんなことは忘れ去っていたのです。

今回の退団者は、「舞咲りん」「早花まこ」「美華もなみ」さんら娘役さん3人。

退団挨拶というものを初めて目の当たりして感動しました。

呼ばれるのも挨拶も順番は下級生からなので「美華もなみ→早花まこ→舞咲りん」の順。

まずは、組長さんに呼ばれて「はい」と返事をし、一人ずつ大階段の上から袴姿で降りてきます。

下まで降りてきたら中央へ。

そこで、組からと同期からとお花を手渡される…という流れ。

ここで筆者が初めて知ったことがあります。

あの退団者が手にする丸く垂れ下がった形の花束。

花束はあれで一つなのではなく、半々になっていて、その半分ずつを「組から」「同期から」といただくという流れとなっているのですね。

そんな素敵な演出になっていたとは知らなかった!

そして、花束を手渡された後はそれぞれの挨拶。

ここでも初めて知った…というか、思ったことがあります。

それは、やはり上級生になればなるほど「現実味を帯びた挨拶」をするものなのだということ。

退団者3人の中ではかなり若い美華もなみさん(101期生)の場合。

よくありがちではありますが(非難しているわけではありません)、「宝塚はすばらしいところでした。幸せでした。」といった内容の挨拶でした。

早花まこさん(88期生)・舞咲りんさん(85期生)の場合。

このお2人の間にも学年差はありますが、それでも美華さんに比べればかなりお姉様な方たち。

両名とも退団挨拶には「楽しい事ばかりではなかった」「悩んだ」「涙した」などというワードが入っていました。

舞咲りんさんに至っては「苦しくて苦しくて…。」といった内容の言葉も入っていて…。

きっと、上級生だからこそ「感じた想い」「感じてきた想い」…そんなものがあるのでしょうね。

とても素敵な退団挨拶でした。

今回の雪組LIVE配信では、舞台の一部だけでなく、そんな貴重な退団挨拶を観ることができました。

配信後は、楽天より「今回のLIVE配信について」アンケートがありましたので、筆者はここに綴ったような内容の感想を入力。

最後に「今回限りでなく、今後も千秋楽の模様をLIVE配信し続けて欲しい」と要望(希望)も付け加えておきました。

はたして、この筆者の願いは届くのか…。

どうか、この願い届きますように。

楽天さん、劇団さん、よろしくお願いします。