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ヅカオタにおすすめする2.5次元舞台

宝塚OG

新型コロナウィルスの影響で一時中止されていた宝塚歌劇団の公演も再開され、皆さんの観劇ライブも再開したことと思います。

しかし、入り出待ち禁止・マスク着用必須・座席の配置等以前同様の観劇スタイルとはいかず希望日程のチケットが中々手に入らなかったり、元々地方から遠征されていた方や職場や学校の規定により観劇が難しい状態の方もおられることかと思います。

お家時間も長くそろそろ生活に新しい風を吹かせたい…そんな思いの方もおられるのではないでしょうか?

そんな方々におすすめするのが「2.5次元舞台」と呼ばれるジャンルです!

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2.5次元舞台

そもそも2.5次元舞台とは何か。

様々な解釈や定義がありますが、今回ここでは漫画・アニメ等の2次元作品を実写化したものとします。

男性俳優が多く出演しているイメージが強いかもしれませんが、実は元タカラジェンヌが出演している作品であったり、宝塚でも上演されていた作品を扱っていたりとヅカオタでも楽しめる要素がたっぷりあるんです!

今回は中でも人気の3作品説明させていただきます♪

「ミュージカル美少女戦士セーラームーン」

1つ目にあげるのは「ミュージカル美少女戦士セーラームーン」通称セラミュです。

一世を風靡したセーラームーンですが、バンダイ版(バンダイ主催)、ネルケ版(ネルケプランニング主催)、乃木坂46版と複数回舞台化されています。

今回ご紹介するのはこの中のネルケ版になります。

2.5次元舞台が活性化してきた時分、初の出演者全員が女性ということで発表当初より多くの注目を集めた作品でした。

なんと言っても1番の目玉はタキシード仮面様が元宙組トップスター・大和悠河さんという点です!

黒のタキシードに赤い薔薇を持つ大和さんの佇まいは男役時代を彷彿させるものがあります。

通常、退団されると中々見られない姿なこともあり当時を知っている方にとっては感涙もの間違いなしです!

大和さんの他にも男装の麗人セーラーウラヌス役に元星組スター汐月しゅうさん、そのお相手役であるセーラーネプチューンに元花組娘役藤原沙也香(月野姫花)さん等、多くのOGが出演されております。

「戦国BASARA」

2作品目は「戦国BASARA」です。2013年に花組にて蘭寿とむさん主演で上演され、スカステ等でも放送されているため記憶に新しいかと思います。

原作ゲームはアクションゲームでありそれ程ストーリーというものはありませんが、宝塚版は諸々の理由により蘭乃はなさん演じるいのりというオリジナルキャラクターやオリジナル設定及び明日美りおさん演じる上杉謙信のメインビジュアルの変更が施されています。

また、宝塚では恋愛ものとされておりましたが2.5次元舞台版では原作ゲームのストーリーに沿った構成となっているため恋愛要素は一切ありません。

その分、男性キャストが大半を占めるため殺陣やアクションにより重みが増しておりアンサンブルの方も多く出演されているので迫力があります。

元雪組娘役の大湖せしるさんが「斬劇『戦国BASARA』天政奉還」に京極マリア役として出演されており、宝塚にはないセクシーなお衣装を身に纏ったキャラクターになっておりますので気になる方は是非チェックされてみてください♪

「刀剣乱舞」

最後に、舞台「刀剣乱舞」通称刀ステ(とうすて)です。

ミュージカル版とストレートプレイ版がございますが、設定だけが同じな全くの別物になります。

どちらもおすすめではありますが、元星組スター七海ひろきさんが初の女性キャスト出演ということで発表時にはTwitterのトレンドに関連ワードが多く取り上げられたストレートプレイ版を紹介させていただきます。

まず刀剣乱舞とは、西暦2025年を舞台に歴史の改変を目論む歴史修正主義者によって過去への攻撃が始まり、それに対抗すべく時の政府は眠っている物の想いや心を目覚めさせ自ら戦う力を与えることができる審神者(さにわ)と審神者によって目覚めた刀剣男士たちを各時代へ送り出し現代に伝わる日本の歴史を守る、という物語になっています。

原作ゲームではメインストーリーというものが特になく、刀剣を擬人化した刀剣男士たちの育成がメインになっているため舞台を含む各コンテンツでは自由にストーリーが構成されています。

刀ステは重厚な物語と激しい殺陣を特色として持っており、小池修一郎先生や上田久美子先生の作品を観た時のような重たい感覚のある作品です。

七海ひろきさんは細川ガラシャという歴史上の人物の役なため、殺陣等はありませんが「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶(※正式タイトルは「綺伝 いくさ世の徒花 改変」に取り消し線が入ります。)」では細川ガラシャを中心とした歴史に纏わるストーリーとなっているためヅカオタでも充分に楽しめる内容になっているかと思います。

コロナウィルスの影響により本来上演される予定であった内容ではなく急遽科白劇に変更されていますが、状況が落ち着き次第「綺伝 いくさ世の徒花 改変」も上演すると公式より発表もされているため、今作が観られなかった方でも次回作にチャンスがありますので検討されてみてください!

以上の3作品の他にも、NARUTO・逆転裁判・ACCA13区監察課等、元タカラジェンヌ出演作や宝塚歌劇団でも扱われていた作品が多くあります。

2.5次元舞台はCSや多くのアプリで配信されている作品が多いため、お家時間のお供にいかがでしょうか?