宝塚グラフで不定期に特集される「プチ・フルール」というコーナーがあります。
プチ・フルールについて
プチ・フルールとはフランス語で「小さな花」という意味で、各組の若手娘役さん4~6人が選ばれます。
最後に特集されたのが2015年ですので、そろそろ最新版が見たいな…と思っています。今回はそのプチ・フルールについてご紹介したいと思います。
特集された娘役さん
過去3回のプチ・フルールに選ばれた娘役さんです。
2011年
愛加あゆさん(雪組・91期)
音波みのりさん(星組・91期)
すみれ乃麗さん(宙組・92期)
実咲凛音さん(花組・95期)
2013年
早乙女わかばさん(星組・94期)
星乃あんりさん(雪組・95期)
伶美うららさん(宙組・95期)
咲妃みゆさん(月組・96期)
2015年
綺咲愛里さん(星組・96期)
城妃美伶さん(花組・97期)
海乃美月さん(月組・97期)
有沙瞳さん(雪組・98期)
星風まどかさん(宙組・100期)
※黄色マーカ−の生徒さんは、2020年の時点でトップ娘役に就任されている方です。
※所属の組は、プチ・フルールに掲載時に在籍していた組で、その後組替えをした方もいらっしゃいます
皆さん新人公演かバウホール公演でヒロインを演じています。
紙面に載る順番は学年順、同じ組から2人選ばれることもあります。
その年に選ばれた生徒さんが全員トップ娘役になれるわけではないですが、1992年に掲載された
純名里沙さん(76期)
風花舞さん(76期)
月影瞳さん(76期)
花總まりさん(77期)は
4人全員トップ娘役になっています。
次回プチ・フルールに載る娘役さんを予想!
次回のプチ・フルールに載るとしたら誰になるのか、予想してみました!
天彩峰里さん(宙組・100期生)
「天は赤い河のほとり」で新人公演初ヒロイン、「ハッスル メイツ!」でバウホール公演ヒロイン、「群盗」で、東上公演ヒロインを演じています。
可愛らしい容姿と少し不思議な(?)人柄でとても魅力的な舞台人だと思います。また、とてもまろやかな歌声が魅力的です。同じ宙組で既に同期生の星風まどかさんがトップ娘役に就任していますが、まだ研7ですので、充分チャンスはあると思います。
天紫珠李さん(月組・101期生)
「夢現無双」で新人公演ヒロイン、「チェ・ゲバラ」で東上ヒロイン、そして「エリザベート」マデレーネ、「赤と黒」マチルドと重要な役を次々と演じています。元男役さんということもあり、ダイナミックなダンス、そしてとても華やかでオーラがあります。
水乃ゆりさん(星組・102期生)
「霧深きエルベのほとり」で新人公演ヒロインを演じています。白鳥のように細くて長い首、小顔でスタイルが良く、長い手足を生かしたのびやかなダンスに目を奪われます。黄色いお衣装を着た水乃さんのスチール写真を初めて見たとき、まだ下級生なのにお化粧がうまく、アクセサリーのセンスも良く、さすが星組娘役!と思いました。
きよら羽龍さん(月組・104期生)
「ピガール狂騒曲」で新人公演のヒロインを演じる予定です。毎年、期待の研1生1名が選出される「阪急初詣ポスター」にも選ばれています。
ダンスだけではなく歌も上手ですし、研1で「Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)」のキティを演じています。
プチ・フルールに確実に載る娘役さんの1人だと思います。
詩ちづるさん(月組・105期生)
まだ研2ですが、バウホール公演の「出島小宇宙戦争」ではセレネ、これから上演される「ピガール狂騒曲」ではミスタンゲット(本役:天紫珠李さん)を演じる予定です。
色白で華奢で、THE娘役!という印象です。
まだヒロイン経験はありませんが、月組は色んな娘役さんにヒロイン経験をさせる組なので(新人公演ヒロインも一人に固定しない)、今後ヒロインを一回でも演じれば、プチ・フルールに載る生徒さんだと思います。
最後に
プチ・フルールについてご紹介しました。
プチ・フルールは娘役さんにとっても特別なコーナーで、過去の写真を見ると、アクセサリーや髪形も特に気合が入っているように感じます。
私が特に印象に残っているのは1995年の千ほさちさんです。まだ研2になったばかりでしたが、凛としていて本当に綺麗で、今でも忘れられません。
娘役さんにとっても読者にとっても特別なプチ・フルールがまた特集されると嬉しいです。