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今だから見たい!あのレビューをあの組で

宝塚歌劇についての雑記

コロナウィルス感染予防のため、様々な対策を取ってきた宝塚歌劇団

公演中止や延期など多くの困難を乗り越えて、私たちに夢を与え続けてくれていることに心からの感謝はあるものの、100年以上続く劇団とはいえども、今回の事態はかなりの経営的な打撃があったであろうことは容易に推測できるかと思います。

今後はもしかすると舞台衣装や舞台演出セットなどの再利用という意味でも再演が多くなるのでは?

とも考えられるため、今回はそのような推測を前向きに捉えて、またもう一度観てみたい作品についていくつかご紹介させていただきます。

宝塚歌劇団といえば、華やかなレビュー!何度見ても、一瞬で夢の世界へ連れて行ってくれます。

そんな華やかなショー。あの懐かしのレビューを今のタカラジェンヌさんでやるとどんなふうになるだろう・・・・と妄想するだけで、ワクワクします。

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『ル・ポアゾン 愛の媚薬』 岡田敬二先生 作・演出

1990年に上演され、元月組トップスターであった剣幸さんとこだま愛さんの退団公演でもある今作品。

ル・ポアゾン(Le Poison)はフランス語で毒という意味ですが、まるでその毒が癖になるようなシーンの数々に酔いしれた方も多いのではないでしょうか。

トップのお2人が媚薬入りのクリスタルから真っ赤な衣装に身を包んで登場し、互いを誘惑するように踊るその姿に目を奪われますよね…。

2011年に星組で柚木礼音さんと夢咲ねねさん、2011年に花組で蘭寿とむさんと蘭乃はなさんで再演された作品ですが、どちらも卓越したダンス力で魅せてくれる素晴らしい公演でした。

ダンスが得意と言えば星組の礼真琴さんと舞空瞳さんです。星組で是非ともお願いしたいところです。

『花詩集』 オリジナル版:白井鐵造先生 作・演出 100周年版:藤井大介先生 作・演出

こちらは1993年に月組で上演された不朽の名作です。

宝塚歌劇団100周年記念時には再び月組にて再演され、龍真咲さんと愛希れいかさんがトップスターとして出演されていました。

夢の世界から来た絵はがきとも称される絢爛豪華で華やかなステージはまさに宝塚歌劇団の夢の世界そのもの。

どのシーンもザ・宝塚!というものばかりで、現代に生きる私達には斬新さこそないものの全身で宝塚を味わうことのできる作品です。

これまで月組でのみ上演されている作品ではありますが、夢夢しく麗しいビジュアルを兼ね備えている花組柚香光さんと華優希さんにぴったりな作品ではないかと思います。

『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』 齋藤吉正先生 作・演出

2015年に雪組早霧せいなさんと咲妃みゆさんで上演されたこちらの作品は、ラテン系の黒塗りで”情熱”をテーマに極彩色に彩られたロマンティックなステージが繰り広げられています。

このレビューの良いところはなんと言っても熱い!そして海賊姿の男役がかっこいい…!

ここはやはり長身揃いの宙組で是非とも再演して欲しい…!

真風涼帆さんの海賊姿…観てみたいですよね!

星風まどかさんと芹香斗亜さんの美しく舞う蝶も観てみたすぎますし、なによりもまたホープ君に会いたい方が多くおられるのでしょうか?!

当時2番手であった雪組の望海風斗さんが演じられていため、仮に宙組で再演するとしたら番手的には芹香さんにはなるのですが、出来れば桜木みなとさんにあのお衣装を着て、全力で可愛らしい娘役にうつつを抜かしながら客席を釣っていただきたい所存でございます。

その他のレビュー

上記の他にも

『Misty Station-霧の終着駅-』『CONGA!!(コンガ)』、後にこの作品をきっかけにタカラジェンヌを目指した方も多くおられるヅカオタとしては見逃せない『BLUE・MOON・BLUE-月明かりの赤い花-』もありますよね!

何かと大変な状況下ではありますが、できる限り宝塚歌劇団の負担が少なく、そして我々ヅカオタが楽しめるようなものが多くあって欲しいですよね。

再演でなくとも、よく見かける赤いマタドールや青いマンボ衣装、エル・クンバンチェロやセ・マニフィーク等お衣装や楽曲だけでも、一目見るだけで聞くだけでトキメクものってありますよね。

そした数々の名作や宝塚ならではな受け継がれるものをこれからも大いに活用してこの困難を乗り越えていって欲しいものです。