先日、私は宝塚歌劇団雪組の「ベルサイユのばら」を観劇してきました。
正直に言うと、劇場で「ベルばら」を観るのは今回が初めてでした。
これまでDVDなどで何度か鑑賞してきましたが、どうしてもその昭和っぽさが気になり、これが宝塚の代表作とされるのには少し抵抗を感じていました。
また、何度も再演されることに対しても、「またか…」という気持ちがあり、実は再演の反対派でもありました。
劇場での体験がもたらした驚きと感動
が、しかし!!!実際に劇場で観てみると、その華やかさと夢の世界に圧倒され、自分の偏見がいかに無意味だったかを痛感しました。
舞台に広がる煌びやかな世界、その中で繰り広げられるドラマティックな物語に、私はすっかり引き込まれてしまいました。
令和の時代にふさわしい新しい息吹が感じられ、同時に昔ながらの「ベルばら」の良さも残されていました。
昔からのファンにとっても、新しいファンにとっても、まさに完璧なバランスが取られた演出だったと思います。
舞台はもちろんのこと、衣装や舞台装置、照明効果に至るまで、すべてが細部にわたって計算され尽くされていました。
宝塚のプロフェッショナリズムとその素晴らしい技術に心から感動しました。
驚きとワクワクが詰まった観劇体験
これから観劇される方々のために、ネタバレは避けますが、一つだけ言えることがあります。
それは、観劇中に「え?ここで?」と驚く場面が多々あるということです。