一路真輝・花總まりの『エリザベート』が帰ってくる!

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宝塚歌劇の歴史に残る名作『エリザベート-愛と死の輪舞-』。

その記念すべき日本初演から、2026年で30年を迎えました。

タカラヅカ・スカイ・ステージで『エリザベート』全20作品を12カ月連続放送する企画が始まり、12月24日には1996年雪組の宝塚大劇場公演が放送されます。

出演は一路真輝さん、花總まりさん、高嶺ふぶきさんら。

宝塚版『エリザベート』の原点ともいえる舞台を、あらためて楽しめる機会です。

今回は、初演から30年を迎えた『エリザベート』と、一路真輝さん、花總まりさんの魅力について振り返ってみたいと思います。

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1996年雪組『エリザベート』が持つ特別な意味

今では宝塚歌劇を代表するミュージカルの一つとなった『エリザベート』。

しかし、1996年の初演当時は、宝塚にとって新しい挑戦でもありました。

オーストリア皇后エリザベートの生涯を描きながら、物語の中心に置かれているのは「死」を象徴するトートという存在です。

一般的な恋愛物語とは異なり、愛と死、自由への憧れ、孤独、そして人間の欲望が複雑に絡み合います。

それまでの宝塚作品とは一味違った世界観。

その作品が、30年にわたって繰り返し上演され、愛され続けてきました。

今ではおなじみの楽曲や場面も、初演ではすべてが新しい挑戦だったはずです。

だからこそ、1996年版には特別な意味があります。

一路真輝が作り上げた初代トート

1996年雪組版でトートを演じたのは、当時のトップスター・一路真輝さんです。

トートは、単なる悪役でも恋人でもありません。

エリザベートを誘惑し、時には突き放しながら、彼女の人生に深く関わっていく存在です。

人間ではないからこそ、感情の表現も独特です。

冷たさの中に情熱があり、美しさの中に恐ろしさがある。

その複雑な役を、一路さんがどのように舞台上で形にしたのか。

今回の放送では、初代トートならではの表現に注目したいところです。

現在まで多くのトップスターがトートを演じてきましたが、その出発点にあったのが一路さんの舞台。

後の再演を知っているファンにとっても、原点を振り返る楽しみがありそうです。

花總まりのエリザベート、その魅力をもう一度

そして、初演のエリザベートを演じたのが花總まりさんです。

エリザベートは、美しい皇后というだけではない人物。

自由を求め、自分自身の生き方を貫こうとしながらも、さまざまな苦しみや孤独を抱えていきます。

少女時代から晩年まで、一人の女性の長い人生を演じる難しい役です。

花總さんは、1996年の雪組初演だけでなく、1998年の宙組再演でもエリザベートを演じています。

同じ役を異なる時期に演じたということも、花總さんの宝塚時代を語るうえで興味深いところです。

今回の放送では、初演時の花總さんがどのようなエリザベートを見せていたのか、じっくり味わいたいですね。

高嶺ふぶきのフランツ・ヨーゼフにも注目

1996年雪組版には、高嶺ふぶきさんも出演しています。

高嶺さんが演じたのは、エリザベートの夫である皇帝フランツ・ヨーゼフ。

フランツは、妻を愛しながらも皇帝としての責任や母親との関係に縛られている人物です。

エリザベートとのすれ違いは、物語の重要な部分を占めています。

トートとエリザベートの関係が作品の中心にある一方で、フランツの存在も欠かせません。

高嶺さんが演じるフランツの姿にも、あらためて注目したいところです。

30年間で変わったもの、変わらないもの

『エリザベート』は、1996年の初演から多くの組によって上演されてきました。

トートを演じるスターが変われば、作品全体の印象も変わります。

エリザベートを演じる娘役によっても、人物の見え方が変わります。

同じ台詞、同じ楽曲であっても、出演者が変わることで違った魅力が生まれる。

それこそが、宝塚の再演作品を楽しむ醍醐味ではないでしょうか。

今回の20作品連続放送では、役替わり公演や新人公演も含まれると発表されています。

一つの作品が、時代や出演者によってどのように変化してきたのか。

見比べてみるのも楽しそうです。

2026年花組版と見比べる楽しみも

現在、宝塚大劇場では永久輝せあさんと星空美咲さん主演による花組『エリザベート』が上演されています。

1996年雪組版から30年。

時代を超えて、同じ作品が新しい出演者によって演じられているというのは、感慨深いものがあります。

初演を知るファンにとっては、当時の舞台を懐かしく振り返る機会。

最近宝塚ファンになった方にとっては、作品の原点に触れる機会になります。

1996年版と2026年版。

それぞれの魅力を見比べることで、『エリザベート』という作品の奥深さをさらに感じられるかもしれません。

放送は12月24日19時から

1996年雪組『エリザベート-愛と死の輪舞-』の放送は、2026年12月24日(木)19時から。

放送チャンネルは、タカラヅカ・スカイ・ステージです。

クリスマスイブに、一路真輝さん、花總まりさん、高嶺ふぶきさんらによる初演の舞台を楽しめるという、宝塚ファンにはうれしい放送予定です。

30年前の舞台を、今あらためて見ることで、当時とは違った発見があるかもしれません。

まとめ|『エリザベート』の原点をもう一度

1996年の雪組初演から30年。

『エリザベート』は、今も宝塚歌劇を代表する作品として愛され続けています。

一路真輝さんのトート、花總まりさんのエリザベート、高嶺ふぶきさんのフランツ。

この顔ぶれで作り上げられた初演の舞台には、今だからこそ見つけられる魅力もありそうです。

そして、2026年の花組版へと続く作品の歴史。

一つのミュージカルが30年にわたって受け継がれてきたことの素晴らしさを、あらためて感じられる放送になりそうですね。


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