2020年の幕が開き、宝塚歌劇団もそれぞれの組が新しい年の歩みを始めました。
今年はどの組・どのトップコンビがどのような魅力を見せてくださるのでしょうか。
今回は、そんな各組のトップスター&トップ娘役さんの魅力を一人ずつ紹介したいと思います。
花組 柚香光&華優希
トップスター:柚香光(95期)
超ダンサー!抜群の身体能力と日本人離れした顔立ちで圧倒的オーラを放つ。
脆く危うい美青年を演じさせて右に出るものなし。
ギリギリでいつも生きていてほしい。
一方、各種少女漫画を実写化するために生まれてきたという説もある。
こんなにツンとした美人なのに食いしん坊で、炊きたてご飯が大好き。
トップ娘役:華優希(100期)
舞台に出てきただけで目を惹く愛らしさがあり、可憐な少女の役が本当にぴったり。
役に合わせたお化粧が上手い。
可愛い、あと可愛い。とても可愛い。そして可愛い。そのうえ可愛い。さらに可愛さも持ち合わせている。
月組 珠城りょう&美園さくら
トップスター:珠城りょう(94期)
「男役10年」と言われる宝塚で、研究科9年目にしてトップに就任した逸材。
若いエネルギーと品格ある落ち着きを兼ね備えている。
演技は緻密かつ繊細であり、「芝居の月組」生え抜きトップらしい充実がある。
自分が光るだけでなく、作品全体をまとめる安定感が魅力的。
頭身バランスが神。
シャツ一枚でばっちりメンズに見える信頼の肩幅。
「美丈夫」という言葉が似合う。娘役を軽々と舞わせるリフトが絶品。
健やかで爽やかで誠実でたくましく、独断と偏見による結婚したい男役No.1!
トップ娘役:美園さくら(99期)
歌・ダンス・お芝居と何でもこなすスーパー娘役。
ロングトーンにビブラートをめちゃくちゃかける。超美脚。
入り込みお芝居タイプ。
大粒の涙をぼろぼろとこぼす姿は演技を超えている。
音楽学校入学前には数学オリンピックに出場していたという才女で、話す内容や役作りもとっても知的である。
雪組 望海風斗&真彩希帆
トップスター:望海風斗(89期)
劇的に歌がお上手。
歌ウマといえば望海風斗、望海風斗といえば歌ウマ、といっても過言ではない。
在団しながらにして、テレビで外部ミュージカル俳優さんと共演などされている。
また、今年上演のコンサートでも外部ゲストと共演予定。劇団の絶大な信頼を感じる。
クセや影のあるちょっぴりヒールな役がよく似合う。
なぜか死んでしまう物語が多く、相手役さんと結ばれないor結ばれても幸せになれない確率も異常に高いため、雪組観劇には箱ティッシュが欠かせない。
トップ娘役:真彩希帆(98期)
本当に歌がお上手。鈴の鳴るような声とはきっと彼女の声のことです。
花→星→雪という慌ただしい組替えを経て、運命の相手役・望海さんと結ばれた。
同時期に在団したのが奇跡といわれる好相性。
いつでも元気いっぱいで望海さんのことが大好きだが、望海さんは基本的に塩対応。
そのギャップもまた2人らしくよい。
星組 礼真琴&舞空瞳
トップスター:礼真琴(95期)
スター揃い95期の首席。元気いっぱいの笑顔も首席!健やかで◎
歌えて踊れて芝居のできる無敵人間。
爆踊りしながら息ひとつ乱さず歌い、なおかつ気持ちを入れすぎて泣いていたりする。
小柄だが、ダイナミックなダンスと伸びやかな歌声で舞台ではとても大きく見える。
しかし本人は身長を気にしてすごく厚底の靴を履いている。そんなところも可愛らしい……
トップ娘役:舞空瞳(102期)
102期首席。歌えて踊れて芝居のできる無敵人間の娘役版。
小学生の頃からアフリカンダンスを学んでおり、特に踊りが素晴らしい。
トップ就任にあたって花組から組替えしてきたばかりだが、すでに星組で生まれ育ったかのようなキラキラガツガツの星娘ぶりを発揮している。
舞台上での堂々たる姿と、舞台を降りての無邪気な笑顔のギャップが天使。
信じられないほど頭が小さい。
宙組 真風涼帆&星風まどか
トップスター:真風涼帆(92期)
身長175cm。「宝塚歌劇団に男がいる」と言われるほどのリアルメンズ感と、大人の色気が魅力。
相手役の星風さんとの身長差がたまらない。
体格を活かし、あらゆる演出家からあらゆる作品でお姫様抱っこをさせられる。
ダンディな格好良さが注目されがちであるが、実はコメディ芝居のセンスが抜群。
中身は意外とおっとりさん。趣味は掃除。
トップ娘役:星風まどか(100期)
組回り時代に突然トップの幼少時代を演じるなど、早くから大抜擢が続いた注目の若手。
可憐な少女から大人の女性まであらゆる役を堂々と演じ、上級生からも頼りにされる。
組んだ相手役を良く見せるようなダンスや表現が素晴らしい。
可愛らしい顔ながら、メンタルは強靭でオトコマエ。そのギャップも素晴らしい。