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超絶スタイルの男役ジェンヌたち(前編)

宝塚歌劇を楽しもう

「えっ……!すごくスタイルが良い!」「モデルさんより凄い!」

宝塚を知らない友人たちに「この人が私の好きなタカラジェンヌだよー!」とお写真を見せた時に、決まって返ってくる反応がこれ。

モデルさんより背が高くて小顔なんじゃない?

8頭身?
もしかして9頭身あるかも!と驚かれると、そうでしょうそうでしょう!
と全く自分の手柄でもないのに誇らしくなります。

自分が応援しているジェンヌさんが褒められると嬉しいですよね。

美しい人たちが舞台上にズラッと並ぶ宝塚を定期的に観ていると、ついうっかりジェンヌさんのスタイルに麻痺してしまいそうになります。(なんて贅沢なんだ……!)

宝塚GRAPHに全身写真が載っていた時や客席降りでたくさんのジェンヌさんを間近に見た時など、折にふれて思い出すタカラジェンヌの驚きのプロポーション。

今回はそんなタカラジェンヌの中から、スタイルの良さが特に印象に残っている生徒さんを組ごとにピックアップしてみました。

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花組: 希波らいと

なんと103期生、期待の超若手男役です。身長は175cm。

初めて認識したのは舞浜アンフィシアター公演『Delight Holiday』の時。

花組ファンさんの間ではもう注目の存在だったのかもしれませんが、大劇場公演で下級生をロックオンするスキルがまだまだの私にとってはこの時が初めての出会い。

Delight Holidayの時はその他全国ツアーと蘭陵王があり、花組メンバーが3グループに分かれていたので、若手さんでも目立つチャンスがありました。
(素敵な若手さんを見つけやすいという点で、別箱公演は本当に面白いです)。

背が高い!そして顔が小さい!とまずはその抜群のスタイルに驚き。

もちろん家に帰って速攻で調べました。

さてこの希波らいと、もっとよく観る機会がほしい!と思っていたところ、「花より男子」のF4メンバー、西門総二郎役に大抜擢!

ドラマ版では松田翔太が演じていた、華道の家元で一見チャラいながら根は真面目なところもある……というおいしい役どころ。きっとセリフや見せ場もいっぱいあるんだろうなあと期待しています。

希波らいと演じる少女漫画的イケメン、楽しみで仕方ありません。

この公演がさらなる活躍のきっかけになると嬉しいですね。

月組: 鳳月杏

2019年4月29日に花組から月組に組替えしたばかりの鳳月さん。

花組『Delight Holiday』では上述の希波らいとと共演していました(なんて超絶スタイル公演だ・・・!)。

彼女にとって花組最後の公演『CASANOVA』ではまさかの女役でファンの間に激震が走りましたが、結果素晴らしいはまり役でした。

鳳月さんの美脚を際立たせるお衣装も素敵でした。彼女にシックかつ妖艶なスリット入りドレスを着せようと考えた衣装デザイン担当の方に心からの感謝の念が湧きました。

本当によくお似合いで震えました!

実力派として人気の高い鳳月杏さんは、自身の魅せ方を追求しつつ舞台全体の完成度という点もかなり意識されている方なのではと感じています。

ダンスのちょっとした仕草や手足の先まで美しく見えるよう気を配っているのが遠くから見ても伝わってきます。

一人で観客の目を引くだけでなくいかなる時でも同じ場面にいる生徒と絶妙に調和していて、オペラで観た時も全体で俯瞰して観た時も隙のない完成された美を感じます。

持ち前の美がたゆまぬ努力によってさらに高められた鳳月杏の舞台姿には、毎度毎度「次はどんな鳳月さんが見られるんだろう」と期待が高まってしまいます。

月組でもいろいろな魅力を見せてほしいですね。

雪組: 彩風咲奈

言うまでもないという感じですが、雪組二番手・彩風咲奈といえば驚くほどのお顔の小ささ!

超絶スタイルの方だとわかってはいながらもその頭身の高さには見るたびに驚かされます。

全身写真を見る度に頭身を数えては感動を覚えます。

彼女の頭身を数えて楽しんでいる宝塚ファンは私以外にもたくさんいるはずだと断言できます(笑)

そして脚がものすごく長い!身体の半分以上は確実にあると思われる尋常ではない長さです。「体のほとんどが脚」と称されているレベルです。

脚の長さをこれでもかと活かしたダンスは圧巻。群舞でもついつい目がいってしまいます。

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あまりにスタイルが良いので、入り出の時のカジュアルファッションからショーでの正統派の華やかなお衣装まで何を着ても似合ってしまうのが彩風さんのすごいところなのですが、個人的に一番カッコいいと思うのが『ルパン三世』での次元や『ファントム』でのキャリエールのようなヒゲ+スーツのダンディスタイル。

ほにゃっとした癒し系の素顔と役での渋カッコよさのギャップがより大きくなる感じがしてドキドキします。

以上、前編では花・月・雪組からスタイルの良いジェンヌさんをピックアップしました。

タカラジェンヌは本当に小顔で脚長な方ばかりにもかかわらず、群舞で「脚長っ!」と思ってしまうというのはすさまじいことですよね。いやあ、少しでも分けてほしい(笑)

次回の後編では星・宙組と専科、OGからご紹介します。お楽しみに〜!

ライター:ミナミ