今世間を騒がせている、新型コロナウイルス感染拡大により、宝塚歌劇団も公演中止を余儀なくされ…。
今日、やっとやっと、待ち望んでいた星組千秋楽が再開されることになりました。
どうか観劇される方は、十分な感染予防対策をとって観劇してください。
素晴らしい1日になりますように!
筆者は、観劇予定がありましたので、残念でなりませんが、新型のウイルスという未知との遭遇なので仕方ありません。
さて、そんなご時世ではありますが、気を取り直して今回は、星組公演『Ray-星の光線-』のタカラヅカのショーの魅力、じっくり考察してみたいと思います。
星組公演『Ray-星の光線-』
お恥ずかしながら、筆者はまだ知り尽くしていなかった…。
新生星組、恐ろしいほど踊ります、踊れます!
そして、歌えます!
“タカラヅカのショー”というものは、この世になくてはならない代物のひとつだと、改めて強く再認識した『Ray-星の光線-』を基に、“タカラヅカのショー”がいかに素晴らしいエンターテイメントであるかを、自称·ショーマニアの有田だりあが“フリーダムにランダムに”語らせていただきます!
組の形がよく見える!
今回の星組『Ray―』もそうですが、ショーは特に、如実に組の形が見えます。
新しい星組は、この人たちが中心となって担っていくのだな、と思うと、時の流れやジェンヌさん方の輝き、その裏できっと必ず繰り広げられているに違いない努力の物語などなど、色々なことを感じてつい胸が熱くなります。
何も考えず没頭できる!
これに関しては、例えば前に述べた、“色々なことを感じてつい胸が熱くなる”もしかり、勝手にそんなことを考えていても、ショー自体の良さはわかるんですよね(笑)
むしろ良さが倍増するほど。
お芝居だと、そんなことを考えていたならば、よく見知った内容のものでない限りは展開に置き去りにされてしまいますが、ショーなら大丈夫。
筆者の場合はよく観劇中、某ニ○ニ○動画さんのように、「カッコイイー!!」「可愛いー!!」「やっぱり○○さん最高!!」などというフレーズが左から右に流れているような状態に陥るのです(笑)。
それでも堪能できるのがショーの魅力のひとつだと思っています。
観劇後感がすごい!
“観劇後感”とは、“読後感”的な、筆者の造語です。
これがもう、凄い。
幕が下り、客電が点いて、席を立つと、柔軟性が極めて低く、運動音痴な筆者でさえも、「もしかして私、踊れるんじゃないか?」と錯覚してしまうのです(笑)。
そのくらい、身体が軽い。
この現象、おそらく“ミラーニューロン”の仕業だと思われます。
ミラーニューロンというのは、他人の行動を見て、自分自身までも同じ行動をとっているかのように反応をする神経細胞です。
私とあなたは裏表?私たちは鏡同士?のような感じなので、“ミラーニューロン”と呼ばれているみたいです。
今回の星組公演では、筆者が十数年タカラヅカのショーを観てきた中で、最もこの現象が強く起こっていたと思います。
さすがにあれだけのハイクオリティパフォーマンスに1時間ひたすら没頭し続ければ、私のミラーニューロンもしかと揺さぶられたことでしょう。
肌ツヤも良くなる!
と、思うんです(笑)
タカラヅカ観劇後、ふと鏡を見ると、「あれ、いつもより肌の調子が良い!」と感じることがよくあります。
私が普段用いない、“神がかった身体能力で激しく踊る”という神経細胞が活性化されるからかもしれません。
実際のところ身体の中でどんな作用が働いているのかはわかりません。
しかし、総じて良い影響が与えられているのは間違いないはず。
よって、タカラヅカのショーは、積極的に見るべきものだと思います!
ヅカファン以外の方にも、騙されたと思ってまずは『Ray-星の光線-』を観ていただきたい!!
なーんて(笑)
なお、今回は少し科学者チックなことを言ってみたりしていますが、大して根拠はありませんのであしからず。
著者:有田だりあ
今回の星組公演『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』で卒業される専科の華形ひかるさん(85期生)。
宝塚大劇場での公演は今日が最後。
こんな状況の中での卒業は本当に残念でしたが、最後の日の今日、公演ができることを本当に嬉しいです。
出待ちの規制もされているので、楽屋口での様子が入ってくるかどうかわかりません。
どうかどうか無事に今日の公演が終了しますように祈っています。