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退団後の活動が気になる宝塚OGたち

宝塚OG

宝塚歌劇団。ごく一部のタカラジェンヌを除き、彼女たちはいつか宝塚歌劇団を卒業する運命にあります。

しかし、卒業したら永遠に会えなくなるわけではありません。

「タカラジェンヌ」の肩書が外れると、むしろ現役時代よりも身近に感じられるのです。

たとえばSNSで近況が伝わってきたり、テレビ番組や雑誌に登場したり。

すみれコードがなくなれば、活動の幅が一気に広がります。

今回は、数多いるOGのなかから厳選した5人の「今」をお届けしましょう。

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1 柚希礼音

元星組トップスター柚希礼音。1999年入団の85期生(→85期生一覧)です。

現在の星組トップである礼真琴さんが憧れてやまない伝説の男役ですね。

同期は雪組組長の奏乃はると、元雪組娘役の舞咲りんなど。

2009年にトップに就任し、およそ6年にわたり組の顔であり続けました。

これは宝塚史上2番目の長さ。

相手役を務めた夢咲ねねさんとは相性抜群。「ちえねねコンビ」は絶大な人気がありました。

退団後は舞台女優や歌手として活躍。現在はアミューズに所属しています。

『REON JACK』や『マタ・ハリ』など、出演した舞台は数知れず。

もし柚希さんがいなければ、私はヅカファンになりませんでした。

私が彼女から受けた影響は計り知れません。

2 朝夏まなと

元宙組トップスター朝夏まなと。2002年入団の88期生(→88期生一覧)です。愛称は「まぁ様」。

同期には、元星組トップスターの紅ゆずるや元雪組男役スターの鳳翔大などがいます。

2015年にトップに就任、2017年に退団しました。

相手役を務めた実咲凛音が一足先に卒業し、その後は特定の相手役を置かず。

退団時期が決定していたため、中途半端にトップコンビを組みたくなかったのでしょう。

現在は東宝芸能に所属。主に舞台を中心に活動しています。

『王家の紋章』や『ローマの休日』などに出演。

2020年に菊田一夫演劇賞を受賞しました。

3 美弥るりか

元月組2番手スター美弥るりか。2003年入団の89期生(→89期生一覧)。

次に紹介する望海風斗さんの同期です。

紅5のメンバーとしてもおなじみでしょう。

配属は星組で、2012年に月組に組み替えしました。

トップスター珠城りょうを支える頼もしい男役スターとして存在感を発揮。

2019年に退団しました。

卒業後は事務所に所属せず、いわばフリーのアーティストに転身。

舞台に出演したり、写真集を発売したりと、マルチに活動しています。

性別にとらわれず、自由なスタイルを貫く姿勢は美弥さんらしいですね。

個人的には、現役時代よりも卒業後の方が好きです。

『GREAT PRETENDER』では、退団後初の男役に挑戦。

4 望海風斗

元雪組トップスター。みんな大好き89期生(→89期生一覧)です。

2021年4月に退団。

彩風咲奈さんにトップのバトンを渡し、OGの仲間入りをしたばかり。

2014年に花組から雪組に異動。2番手時代には「ちぎみゆコンビ」を支え、トリデンテの一角をにないます。

「だいきほコンビ」が誕生したのは2017年。

仲睦まじく、先代と同じく添い遂げ退団を発表しました。

卒業後、間もなくInstagramのアカウントを開設。大いにファンを喜ばせました。

ワタナベエンターテイメントに所属し、着実に活動の足場を固めています。

エリザベートのガラ・コンサートでは、同期の明日海りおと共演。

2021年8月現在、『SPERO』にて自慢の美声を披露しています。

現役時代には見られなかった、女性らしいピンクの衣装が素敵でした。

うれしいことに、ファンクラブ「nozomist」の立ち上げが決定しています。

入会受付は8月下旬から。

今年の10月に始動する予定なので、心待ちにしているファンが多いのでは?

5 瀬戸かずや

元花組の2番手スター。2004年入団の90期生(→90期生一覧)です。2021年7月に卒業したばかり。

同期は芽吹幸奈、梅咲衣舞など。元花組副組長の冴月瑠那は退団同期でもありました。

花組一筋で、ダンディーな役も悪役もばっちりこなす実力者。

退団して日が浅いのでそれほど情報がありませんが、先日Instagramのアカウントを開設して話題に。

また宝塚プルミエールの『望海風斗退団スペシャル』に登場し、ファンを沸かせました。

今後の活動が楽しみです。

まとめ

今回は、宝塚のOGについて語りました。

すみれの園に咲き誇る花々は、遅かれ早かれ散ってしまいます。

「花の命は短くて」とはよく言ったもの。

短くて儚いからこそ美しく感じるのでしょう。

ところ変われば咲き方も変わります。

新たな世界で輝くOGの行く末に思いを馳せるのもまた一興。

たくましく生きる彼女たちの未来へ期待を込めて、この記事を締めくくります。