宝塚ファンの皆様はもちろんご存じだと思いますが、宝塚は2014年に100周年を迎えました。
そして今年、花組、月組の100周年を記念したイベント、『宝塚歌劇 花組・月組100th anniversary「Greatest Moment」』が開催されることが発表されました。
11月3日から7日まで梅田芸術劇場メインホール、13日から22日まで東京国際フォーラムホールCというスケジュールになります。
その豪華なメンバーを、梅田芸術劇場のホームページより参照させていただきます。
初風諄さん、榛名由梨さん、安奈淳さん、高汐巴さん、剣幸さん、若葉ひろみさん、こだま愛さん、安寿ミラさん、 涼風真世さん、真矢ミキさん、愛華みれさん、真琴つばささん、姿月あさとさん、森奈みはるさん、麻乃佳世さん、風花舞さん、彩輝なおさん、 瀬奈じゅんさん、大鳥れいさん、霧矢大夢さん、壮一帆さん、彩乃かなみさん、桜乃彩音さん、蒼乃夕妃さん、蘭乃はなさん、珠城りょうさん。
特別出演として現役生の凪七瑠海さん、紫門ゆりやさん、その他OGさんです。
この豪華すぎる皆様が、「花組・月組 ALL ヴァージョン」「花組ヴァージョン」「月組ヴァージョン」と、様々な組み合わせで登場されます。
「花組・月組ALLヴァージョン」では花組・月組で上演された作品から、出演者に関わりの深い楽曲を、歌・ダンス・トークを交えたコンサート形式で上演。
「花組ヴァージョン」「月組ヴァージョン」は、1幕で各組に焦点を当てたパフォーマンスを、2幕では組の枠を超えた様々な楽曲で彩るオリジナルショーを上演します。
「花組ヴァージョン」「月組ヴァージョン」はそれぞれAパターン、Bパターンがあり、出演者の一部を入れ替え、それに合わせて楽曲も入れ替えるとのこと。
「花組・月組ALLヴァージョン」も一部キャストが入れ替わるそうで、全公演観たくなってしまいますね。
この素晴らしいOGイベントに、さっそく珠城さんが出演されるんですね。
トップ就任時には若すぎると思うほどの学年でしたが、すっかり風格をつけて退団されたとしみじみしていました。
けれどこのメンバーに入ると、またすごく若く感じてしまいます。
紫門ゆりやさんも、専科として早速の抜擢で嬉しくなります。
「月と花って明確に分けられるものなのかしら」と思ってお名前を眺めていると、瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さんのお名前が両方にありました。
瀬奈さんを語る上で、花組時代のオサアサコンビは欠かせません。
霧矢さんは月組一筋のような気がしていたのですが、花組配属だったんですね。
また、特出された春野寿美礼さんトップ時代の花組「TAKARAZUKA舞夢」は、今でもつい口ずさんでしまうぐらい大好きなショーです。
春野さん、水夏希さん(宙組より特出)、霧矢さんという並びが、新鮮で大人っぽくて、とても素敵でした。
どんな作品や曲が選ばれるのか、まだ発表されていません。
「モン・パリ」をはじめとした宝塚定番の名曲が歌われるのは、間違いないのではないでしょうか。
初代マリー・アントワネット初風諄さん、初代オスカル榛名由梨さん、2代目オスカル安奈淳さんがいらっしゃる以上、ベルばらの名場面が見られるのは間違いないのではないかと思っています。
こうなるとベルばら4強揃い踏みが見たくなりますが、花組と月組のイベントですので、当然ですが無理ですね。
宝塚といえば、ということで「エリザベート -愛と死の輪舞-」も見たいところですが、雪組が初演で、星、宙と回った作品ですし、ガラ・コンサートをやったばかりですから、作品として大きくフォーカスするのは難しいかもしれませんね。
それでも、宝塚と東宝でエリザベートを演じられた蘭乃はなさんがいらっしゃるので、取り上げていただけるかな、と期待しています。
そして月組、後年は花組と言えば「ミー・アンド・マイガール」でないでしょうか。
このコロナ禍において、宝塚、東宝問わずに上演希望の声が絶えない、ハッピーミュージカルです。
剣幸さんとこだま愛さん、瀬奈じゅんさんと彩乃かなみさん、それに霧矢大夢さんがいるので、ぜひ拝見したいです。
花組月組の100周年イベントに相応しい作品だと思います。
ロンドン、ブロードウェイにもその名を知られているという、パーチェスター未沙のえるさんのお名前がないのが残念ですね。
ただいまタカラヅカ・スカイ・ステージでは「ロミオとジュリエット」を「まるっと5ヵ月」放送中ですが、真琴さんと風花さんがいらっしゃるので、「ウエストサイド物語」にも期待です。
個人的には瀬奈さん、彩乃さん、霧矢さんがいらっしゃるので「Ernest in Love」が見たいところです。「ミー・アンド・マイガール」に通じる、素敵なハッピーミュージカルです。
他には月組が初演の「ダル・レークの恋」「霧深きエルベのほとり」「ル・ポアゾン 愛の媚薬」「風と共に去りぬ」。
花組が初演の「あかねさす紫の花」「赤と黒」「夜明けの序曲」。
ぜひ観たい、聞きたいという作品がいくらでも出てきますね。
詳細が発表される日が、待ち遠しいです。
またチラシをよく拝見しますと、「企画・制作・主催 梅田芸術劇場 タカラヅカ・ライブ・ネクスト」と書かれていました。
タカラヅカ・ライブ・ネクストは着々と前に進んでいますね。
彩凪翔さんの「アプローズ~夢十夜~」の報にもワクワクさせられていますが、更にこちらにも堂々とお名前があって嬉しくなりました。
豪華OGさんの共演による「Greatest Moment」が楽しみです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。