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宙組ファンが思う、潤花さんの魅力

初心者のための宝塚

現在、東京宝塚劇場で「シャーロック・ホームズ」「デリシュー!」が公演中です。

今回は、真風涼帆さんと潤花さんのトップコンビお披露目公演でもありますね。

潤花さんが宙組トップ娘役となって初の大劇場公演です。

お恥ずかしながら、私はこれまで雪組公演は大劇場公演を1~2回観るのみでドラマシティなどの外箱公演はぼぼノータッチでした。

そのため、潤花さんがヒロインをされている作品を観たことがなく、あまりどんな娘役さんか知らないままトップ娘役さんとしての公演を観ることになりました。

「アナスタシア」では皇女・バレエダンサーと重要な役をされたものの、目立つお芝居の台詞や歌などがある役ではありませんでしたし…。

これまで宙組公演を中心に観ていた私としては、星風さんの組替えに大変寂しい思いもありました。
(星風さんの組替えについてはこちらに書かせていただいています。)

そんな私が、宙組公演を通して気づいた潤花さんの魅力について書かせていただきたいと思います。

雪組ファンの方にとっては「そんなこと知ってたよ!」という内容になると思うため恐縮ですが、お付き合いくださいませ。

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真風さんを慕う姿勢が可愛い!

歌劇での対談やスカイステージの番組を見て、潤花さんは真風さんへの尊敬の念をまっすぐ、そしてややテンション高めに表現される方なんだな、と思ってとても新鮮に感じました。

潤花さんは大人っぽさが持ち味の娘役さんなのでついつい忘れがちですが、真風さんとは10期も学年差があるんですよね。

全身で“お慕いしております!”オーラをハッスル様子がとても可愛らしいです。

素の潤花さんが真風さんについて話している時の明るさや素直さ、勢いの良さに、ついついこちらも笑顔になってしまいます。

真風さんも「リアクション女王」と呼んで面白がっている感じで、とても楽しそうにされていて、良いコンビだなと思いました。

話されている様子を見れば見るほど、潤花さんは面白くて素直な良い人なんだな、と感じずにはいられません。

大人の魅力がありながらも健康的

潤花さんは舞台姿が大人っぽい娘役さんだと思います。

今回のアイリーン・アドラーも30代前半の大人な役で、大変魅力的に演じておられます。

ただ、大人の女性ながらも決していやらしくならないのが、彼女の最大の魅力でもあると感じました。

女性であることを武器にする場面もありながら、宝塚らしい品の良さを損なわないところが好きです。

ショーのフォレ・ノワールの場面や中づめのオレンジ羽根を背負って銀橋を渡る場面、お衣装や振付、歌詞などセクシーな演出も多いですが、潤花さんの持つ芯の強さや潔さが、健康的な美を連想させます。

どんな雰囲気も似合う

何度も書いて恐縮ですが、とにかく潤花さんのイメージは、「大人っぽい娘役さん」でした。

けれど、ご本人がとても溌剌とした雰囲気を持たれているので、少女も十分似合われるんですね。

「デリシュー」序盤の空腹で現れる少女フルールも、とても可愛らしいです。

真風さんがゴンドラで降りて来られるところのリアクションが全て可愛いので、ついつい真風さんを見てしまう場面ではありますが、複数回見る方はそちらにも注目してほしいです。

カンカンの場面も元気いっぱいに中心で踊られていて、若いエネルギーを感じます。

また、宝塚の娘役さんらしい上品な雰囲気もとても似合われます。

デュエットダンスやパレードの姿ではまとめ髪も素敵で、まるで別人の様に落ち着いた娘役さんになられているのが印象的です。

ショーでいろんな顔を持つ潤花さんを見られて、改めてどんな雰囲気にも合わせられる、どんな雰囲気も似合う娘役さんなんだなと思いました。

宙組に来てくださってありがとうございます!

宙組ファンにとっては、組配属から見ていた星風さんの組替えはとても悲しく、あまり馴染みのない潤花さんのトップ娘役就任に、発表当初は驚きと不安もありました。

しかし潤花さんの明るさや可愛らしさに、今はすっかり夢中になり、自分の立場が不明ですが「宙組に来てくださってありがとうございます!」という気持ちです。

次回の全国ツアーもとても楽しみになりました!

(ライター:霧村さえ)