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瀬央ゆりあさんパワー!? 「ザ・ジェントル・ライアー」原作の「理想の夫」復刊決定。

宝塚歌劇についての雑記

瀬央ゆりあさん初の東上主演で話題の、オスカー・ワイルド原作、星組「ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~」に、嬉しいニュースが発表されました。

なんと原作の「理想の夫」の、復刊が決定したそうです。

これも瀬央ゆりあさんの人気ゆえでしょうか?

今回は復刊についてお知らせと、作品への期待を書きたいと思います。
最後までお付き合いいただければ、幸いです。

嬉しいニュースがもたらされたのは「KADOKAWA翻訳チーム」様のツイッターからでした。

「ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~」上演に合わせて、原作の「理想の夫」が1月に緊急復刊されるというのです。

それも宝塚ファンからの、数多くの問い合わせに応えてくださっての復刊とのこと。

本当にありがたいですね。

同時に、どれだけ多くの問い合わせがKADOKAWA様にあったのかと、驚かされます。

これも瀬央ゆりあさんの人気ゆえ、ですね。

宝塚の演目は、時折「どうしてここまで古い作品を?」というものがあります。

原作が事実上の絶版になっていて、残念ながら手に入らないケースも多くあります。

絶版になった書籍をWeb投票で復刊させるサービス、「復刊ドットコム」でも「宝塚での上演が決定したので読みたい」という内容の投票を見かけます。

それでもなかなかハードルは高いようです。

こればかりは出版社、原作者次第という部分があるので、仕方ありません。

そんなに古い作品にしなくても、手に入る範囲でお願いしますと、宝塚にお願いしたい気持ちも重々ありますが、これもどうしようもないことですね。

近年電子書籍が便利になりましたので、紙の書籍の発行部数が減らされ、従来よりも二刷りが出るハードルも大変高くなりました。

そんな中での緊急復刊です。

宝塚ファンの熱いパワー、そして瀬尾ゆりあさんパワーの凄まじさを感じます。

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瀬央ゆりあさんの帯付き??

また「KADOKAWA 翻訳チーム」様のツイッターによると、「瀬央ゆりあさんの帯付き」で発刊される可能性があるようで、ますます期待が高まります。

瀬央さんのお写真付きの本が書店に並ぶ姿を想像すると、ドキドキしますね。

あまりのカッコよさに、宝塚ファンがますます増えそうです。

原作の「理想の夫」は、先日大好評のうちに幕を閉じた「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」と同時代の作品です。

どちらも19世紀末のロンドンを舞台にしています。

あの時代にもう一度タイムスリップすることになるんですね。

「ザ・ジェントル・ライアー」は上流階級社会が舞台になりますので、瀬央さんの素敵な燕尾姿も拝見できるのではないかと、期待しています。

クラシカルで華やかな衣装を着て演じられる星組メンバーはどの方々になるのか、発表が待たれますね。

またユーモラスな作品ということで、ハッピーで温かい気持ちになれることを期待しています。

「理想の結婚」というタイトルで映画化もされていますので、予習されたい方はぜひ映画もご検討ください。

またオスカー・ワイルド原作の舞台は、宝塚でも何度か上演されています。

記憶に新しいところですと月組、花組で上演された「Ernest in Love」です。

月組では、瀬奈じゅんさんと彩乃かなみさんのトッププレお披露目公演として上演されました。

また花組では花乃まりあさんのトップ娘役お披露目公演となりました。

おめでたい公演に相応しい、「ME AND MY GIRL」を彷彿とさせるとてもハッピーな内容でした。

「ハンドバッグは母親ではない」は今でもつい歌ってしまいます。

「Ernest in Love」は最後、皆がハッピーになれる作品でした。

「ザ・ジェントル・ライアー」もおそらく、最後は揃ってハッピーになれるはずですので、あの幸せな雰囲気をまた味わえるかと思うと、ワクワクします。

オスカー・ワイルドの4大喜劇は「真面目が肝心」「ウィンダミア卿夫人の扇」「つまらぬ女」「理想の夫」とされています。

「真面目が肝心」が「Ernest in Love」、「理想の夫」が「ザ・ジェントル・ライアー」となります。

またうって変わった内容の作品としては星組「ドリアン・グレイの肖像」があります。

紫吹淳さんの美貌と、妖しげな魅力を存分に生かした作品でした。

「Ernest in Love」のDVDはキャトルレーブ・オンラインで購入可能ですので、「理想の夫」復刊前に予習するのもいいかもしれませんね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。