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宝塚遠征に大活躍!高速バスの世界

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団の聖地、宝塚大劇場。関西圏にお住まいの人以外は、
『遠征』と呼ばれる泊まりのスケジュールで訪れることも多いと思います。

逆に、国際フォーラム(有楽町)でしか公演されない作品などもあるため、東京に遠征する人もいらっしゃると思います。

遠征はプチ旅行気分でもあり、非常に楽しいイベントではありますが、気になるのは予算面。

複数回観劇する人はチケット代だけでも数万円かかってしまうので、宿泊費や交通費はできる限り抑えたい。

そんなときの味方が高速バスです!

しかし、以前に事故が起きた例もありましたし、「高速バスって使ったことないからちょっと不安…」という人のために、どこのバス会社がオススメでどんなルートを通っているのか、いくらぐらいするものなのか、詳しく解説していきたいと思います!

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オススメはダントツでJR高速バス

高速バスの大手と言えば、WILLER。日本全国を網羅していますし、あのピンクのバスをどこかで見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。便数も多く、特に学生さんや若い層に人気がある印象です。

確かに大手さんなので事故などの不安も少ないとは言えますが、バスのランク幅がかなり広く、いちばん安いランクのバスタイプは座席が前後左右、結構ギュッとしています。

平日でも混んでいるのでいつもほぼ満席。

特に今の時期は密室にたくさんの人がいる空間に長時間滞在することは避けたいものです。

じゃあせめてもう少し座席間隔に余裕のある、ランクの高いバスを選ぼうかな…と思うと、今度は金額がグッと上がります。「これだけ払うならもう数千円足して新幹線に…」という金額になっていきます。

大手で安心、価格も良心的、車内も快適、オンラインで座席指定できる…など、総合的に判断した時に飛び抜けているのはJR高速バスです。

夜行バスも含めて、長距離を運行する際に一人の運転手に出発から終点まで運転させてしまうと、疲労や眠気で運転に支障が出るのでは…?という不安あるかと思います。

しかしJRバスなら静岡に運転手交代の拠点が設けてあるので、必ずそこで次の運転手に代わり、一人に5時間以上運転させないような体制になっています。

金額も平日価格と休日価格で開きはありますが、他のバス会社と比べてもそれほど大きな差はありません。

気になる金額は…?

では、新幹線と比べて一体どのくらいお得なの?というと…

例として、東京ー大阪の運賃を比べてみましょう。

新幹線(2時間30分)

東京駅ー新大阪駅

自由席:13,870円

高速バス(約9時間)

東京駅ー大阪駅(梅田駅)

平日昼行:2,980円(2列×2列の観光バスタイプ)(早割&ネット割)

平日夜行:5,400円(3列シート)(早割&ネット割)

そう、新幹線と高速バスでは倍以上の違いがあるんです!

「窓際がいいな」「トイレによく行くから通路側がいいな」という人も、JRバスなら好きな座席を選べるので安心ですよね。

ちなみに、最後部などの人気席は価格がもう少し上がります。

どんな路線があるの?

JR高速バスの強みは、やはり「日本全国に拠点があること」です。

JRの駅は日本全国にありますので、主要な駅はもちろんのこと、高速道路上にもたくさんのJRバス用の停留所があります。

例えば東京~名古屋は、霞が関から高速道路に乗り、神奈川県内・静岡県内・愛知県内にある多くの停留所に停まりながら行きます。そこまで細かく停まりながら行く高速バスは他にありません。

「愛知住みだけど、名古屋までわざわざ出るのが結構大変…」という人などにもとても有難い路線が組まれています。

網羅しているエリアは東北から九州まで、県庁所在地などの主要都市部のみではなく、同じ県内でもいろいろな発着所があります。

「え!こんなローカルな場所にも停まるの?!」という停留所もあるので、ぜひチェックしてみてください!

高速バス初心者へのアドバイス

他の高速バス会社と比べて、「JRのほうがいいな」と思う理由としては、「どのバスにもトイレがついている」という点も挙げられます。

JRバス以外では、2列×2列の観光バスタイプになるとトイレのない車両がほとんど。

もちろんどのバスも必ずサービスエリアに立ち寄りますが、「いつでもトイレに行かれる」という安心感は大きいです。

他に、バス初心者の皆さんにアドバイスをするとしたら、

「夜行バスは多少高くなっても3列タイプで、最前列か最後列を選ぶべし!」

ですね。

高速バスを選ぶメリットとしてはもちろん「安いこと」が最大のポイントではありますが、車内でまったく眠れなかったり快適に過ごすことができず、観劇中に疲れが出てしまったら元も子もありません。

車内が暗くなる夜行バス内は防犯面なども気になります。

肘掛けのすぐ向こう側に他人が座る2列×2列の観光バスタイプではなく、通路が挟んである3列タイプを選びましょう。

数百円~2千円ほどのアップで済むなら最前列か最後列を選びましょう。

自分も後ろの人を気にせず背もたれを倒したりできるので、前や後ろに人が誰もいない席は初心者にオススメです。

他にも、

  • ウェストなどが楽な服を着る。
  • 靴を脱いだほうがリラックスできるので使い捨てスリッパ
  • エアー枕
  • 耳栓(いびきのすごい人はけっこういます…)を持っていく

    など(アイマスクは防犯上オススメしません)、少しでも車内を快適に過ごせるようにいろいろと工夫して、
    ローコストハイリターンの楽しい遠征を実現させてくださいね!