スポンサーリンク

宝塚歌劇団宙組人事を予想

初心者のための宝塚

宝塚歌劇団宙組は円熟味を増し、男役の芸を確立しつつある真風涼帆さんと、雪組から組替えで新しい風を吹かせる潤花さんが先だっての公演「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」「Délicieux!-甘美なる巴里-」で好評を博し、新トップコンビとして輝いています。

そして2番手・芹香斗亜さん、3番手・桜木みなとさんと活躍が目立ち、宙組から目が離せません。

また、これから和希そらさんが雪組に組替えで、若手の布陣もどうなっていくのか、とても気になります。

2018年にトップに就任した真風さんですが、2006年に92期生の初舞台作品として上演された「NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-」が、この度2022年に再演されることから、これはもしかして?とファンの気持ちをざわつかせました。

この公演はトップとして7作目にあたり、近年ではそこそこ長期ともなります。

このようなことから、私見ではありますが、今後の宙組の人事予想してみたいと思います。

スポンサーリンク

「カレンダー占い」から真風さんの去就

まずは恒例ともいえます「カレンダー占い」から真風さんの去就を予想します。

皆さん、カレンダー占いはご存じでしょうか?

最近ではスターカレンダーの掲載月が発表になりますと、その組の公演予定と照らし合わせ、ファンの一喜一憂が見受けられます。

どうしてかと言いますと、トップ以下のスターさんのカレンダーの掲載月には、原則的にそのスターさんは宝塚に在団していることになっております。

たまに異例もありますが、基本的にトップスター、トップ娘役、2番手はこの法則に当てはまります。

また、ステージカレンダーに関しては少し法則が変わることも。

2021年のカレンダーでもスターカレンダーの2月掲載の花組2番手・瀬戸かずやさん、星組2番手・愛月ひかるさん、6月掲載の花組トップ娘役・華優希さんは退団となりました。

例年、こうやってスターさんの去就を推理できるとも言えます。

そして、今年発表になった2022年のカレンダーからは、次のようなことが予測できます。

真風さんは次回「NEVER SAY GOODBYE」では退団しない、ということです。

これは、11月に掲載だからです。

また、ステージカレンダーは4月と10月に掲載で、これも後半となり、2022年2月~5月に公演の「NEVER SAY GOODBYE」以降に載るわけで、少なくとも次回での退団はないと言えるでしょう。

ではその次なのか?となるとまだ今後はわからないとしか言えません。「NEVER SAY GOODBYE」の次となる公演の時期が発表されていませんので、まだ予測ができないのです。

では、もしも真風さんが次々回での退団となった場合、次期トップスターとして就任するのは誰なのか?

非常に気になってきます。皆さんは気になりませんか?

芹香斗亜さんのトップ就任について

順当にいけば、現在2番手を務める芹香さんではないでしょうか。

まず、芹香さんは星組から花組に組替え、更に現在の宙組へと組替えしています。

明日海りおさんのトップのもと、2015年に花組で2番手となってから既に6年余り。来年で7年となります。

あらためて思い返してみると長いです。

今まででもこれほど長い2番手期間を過ごしたスターはいないのでは?

元月組トップスターの珠城りょうさんなどスターゆえに2番手期間がなく、もう少しそういった立場があれば、と思ったこともありますが、流石に芹香さんは長過ぎに感じます。

では、芹香さんはそのままトップに繰り上がるのか?ということですが、先行きが見えずに退団してしまうのでは?という意見も聞かれます。

そこで、スターカレンダーですが、なんと3月。

前半であり次回公演中です。

ステージカレンダーですが8月掲載。

うーん。どうなのでしょうか。スターカレンダーだけを考慮すると怪しいですが。

しかし、ここで退団となれば昔の彩吹真央さんや、最近の瀬戸さん、愛月さんのような2番手はずしで、ファンの怒りを買いかねません。

この前の公演でもジェームズ・モリアーティ教授を個性的に演じて好評でしたし、ドラマシティと東京建物Brillia HALLでの「プロミセス、プロミセス」で主演が予定されています。

期待されていると見るのが普通でしょうね。

他の組で就任は、花組、月組、星組は後輩の95期で、雪組は同期の彩風咲奈さんがいますので、どこかに入ることはないと思います。

希望的観測を含め、宙組で芹香さんが次期かと思われます。

桜木みなとさんは?

それでは、万が一、芹香さんではない場合は、というと桜木さんでしょう。

最近ますます存在感を増し、活躍しています。

スターカレンダーには未掲載、ステージカレンダーでは2月ですが、退団はないでしょう。

一番気になるのは花組、月組、星組で同期の95期がトップになっていることです。

以前、2000年前後に71期の花組・愛華みれさん、月組・真琴つばさん、雪組・轟悠さん、星組・稔幸さんを通称四天王として同時期に就任させました。

その少し前には69期の月組・久世星佳さん、雪組・高嶺ふぶきさん、星組。

麻路さきさんが同期トップで、娘役でも73期の花組・森奈みはるさん、月組・麻乃佳世さん、星組・白城あやかさんが同期トップとして話題になっています。

このように同期を同じ時期に組のトップに就任させることを考えると110周年の2024年には桜木さんがトップになっていてもおかしくありません。

しかし、まだ時期尚早だと思いますので、2022年末から2023年、真風さんのすぐ後に就任はないかもしれませんね。

落下傘就任はあるのか?

2人は違うとなると落下傘就任となりますが、各組2番手の花組・水美舞斗さん、月組・鳳月杏さん、雪組・朝美絢さん、星組・瀬央ゆりあさんは、学年的にはおかしくないですが、それぞれ組を作っている途中でもありますし、まずはないと推察します。

以上を踏まえて、真風さんが次々期で退団するとしたら、芹香さんが次期を継ぐと考えられます。

その際には桜木さんが2番手、3番手にはバウ主演澄みの98期・瑠風輝さんがなるのではないでしょうか。

その下には新人公演主演経験者として101期・鷹翔千空さん、大阪万博アンバサダーの102期・風色日向さん、そして先日新人公演主演を終えた103期・亜音有星さんが続くと予想しています。

作品に恵まれ、躍進を続ける宙組。今後もこの勢いが続くことを期待しています。