宝塚歌劇を見ているとたくさんの歌やダンスがでてきます。
もちろん日舞や社交ダンスなど真似したくても真似できないものが多いです。
そんな中2021年7月6日に放送されたNHKあさイチのおでかけLIVEで、元タカラジェンヌ初嶺麿代さんのダンススタジオHatsuNeが紹介されました。
元宙組男役の初嶺さんによる女性専用のダンス&フィットネススタジオで、
その名も『体験!なりきり宝塚エクササイズ』!
元宙組男役の初嶺さんによる女性専用のダンス&フィットネススタジオ
場所は東京都目黒区にあります。
ここではタカラジェンヌに身も心もなりきり、ジェンヌネームを自分の好きなジェンヌさんから1文字もらったりして、自分で名づけることができます。
初嶺さんいわくこのスタジオに来たら、違う自分になりきって欲しいそうです。
ちなみに初嶺さんのスタジオでは宝塚音楽学校受験のためのレッスンもあり、現在では、たくさんのタカラジェンヌを輩出している受験校でもあります。
もちろんレッスンの衣装も宝塚仕様のものを身に着け、あの宝塚独特の目鼻立ちをハッキリとさせたメイクをして踊ることができます。
ここに通われている生徒さんは、実際に観たショーの衣装を参考に、自分で赤いシャツを買って刺しゅうを縫いつけて作られているそうです。
そして男役、娘役を選ぶことができます。
しかも今回あさイチさんですごいなと思ったのが、現場にレポートに行ってくれた女性アナウンサーが、剣道一筋の長身ショートカット美人だったことです。
元男役の初嶺さんと並んでもスタイルの良さに見劣りがなく、お顔も端正な顔立ちで手足も長めだったので、音楽学校を受験されていたらと思わせる方でした。
もし気になる方がいらっしゃったら、NHK森花子アナウンサーで検索してください。
もちろんアナウンサーなので、しっかりダンススタジオHatsuNeを紹介し、進行をしてくれました。
話しを戻すと、ダンススタジオHatsuNeでは華やかな世界を感じながら美と品格を磨いていくレッスンをされているそうです。
宝塚の動きの中には、健康と美の要素がたくさん含まれていて、その動きをエクササイズとして取り入れています。
そして番組中に、レッスンの様子も紹介されました。
普段使っている楽曲も、実際に宝塚の公演で使用されているもので、今回見せてくれたレッスンの楽曲は、1990年に上演され、今年雪組公演で再び上演された『ル・ポアゾン 愛の媚薬』で踊られていました。
因みに踊る時のコツは、とにかく『なりきること』だそうです。
ポーズが命なので、しっかりお腹に力を入れてきめていくことが大事だそうです。
体のお腹に力をしっかり入れることで、ぶれない心も持ち踊ることも大事だとおっしゃっていました。
もちろん男役さんと娘役さんで動きが異なります。
男役さんは肘を大きく動かし、娘役さんはしなやかに踊ることを意識するそうです。
実際にダンススタジオHatsuNeに通われている生徒さんは、幸せを感じているそうです。
ポーズが決まって初嶺先生と目が合うとより幸せを感じるそうです。
もちろん、このレッスンを受けようと思ったのは宝塚が大好きだからですものね。
そしてこのお出かけLIVEの最後に、先ほどご紹介した森アナウンサーの肩パットをしっかりと入れてある青い男役の衣装を着て、初嶺先生と生徒さんたちと一緒に踊ってくれたことです。
レポートで使っていたマイクも首から下げ準備万端だったのには、思わず笑ってしまいました。
#森花子 アナ「…私のように武道一筋でやってきたものには体も硬いですし…」と言いながら、素敵な男役のタカラジェンヌの衣装を着て、宝塚エクササイズのレッスンを足をつりながら受けて、最後は踊り切りました。#あさイチ 7/6 pic.twitter.com/Mgdhn93E8M
— JR2QUI (@nrd345alabcl) July 6, 2021
あの宝塚で使われているシャンシャンも、ペットボトルに装飾を加えた手作りのモノ使用していました。
そして初嶺先生から3つのポイントがありました。
なりきるための3つのポイント
1つ目は、どんないかなる時でも美しい姿勢を保つこと。胸をはってお腹、お尻、内ももをキュッと締めて踊り続けるそうです。
2つ目は、手を回すときは背中を意識して肩甲骨をしっかり使い、しっかりウエストを大きくひねり、お腹にグッと力を入れるそうです。
3つ目は、忘れてはいけない『笑顔』で踊ることだそうです。
最初は顔がこわばり、練習中に足がつるハプニングに見舞われた森アナウンサーも、最後はキラッキラの笑顔で踊れていたので、私も機会があれば始めてみたいです。