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宝塚歌劇演出家・野口幸作のジャニオタっぷり

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団宙組公演『Delicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』では久々に本公演でペンライトを使用するということで初日前からかなりの話題になりました。

しかし実際に幕が開いてみるとそれ以上に見所満載で大満足なショーとなっていますね。

タイトルに違わぬ夢夢しいお衣装やセットも多く、初舞台生達のシーンではあっと驚くようなセットも使用されておりより初々しさと華やかさが増しているように思います。

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宝塚歌劇団の演出家野口幸作先生とは

さて、そんな素敵なショーを創られた野口幸作先生。

2006年に宝塚歌劇団に入団された座付きの演出家の先生です。

デビューは20013年の花組バウホール公演で芹香斗亜さん主演の『フォーエバー・ガーシュイン』。

相手役に仙名彩世さん、2番手ポジションに瀬戸かずやさんが出演されていました。

その後もバウホールにて2作品担当され、2016年に北翔海莉さん・妃海風さん主演の『THE ENTERTAINER!』で大劇場デビューを果たされました。

『THE ENTERTAINER!と言えば、これまでにないくらい北翔さんの全ての魅力が詰まった作品で歌にダンスに更には実際に毎日舞台上でピアノを演奏されたりと楽しさしか感じない公演でしたよね。

そして実はこちらは初舞台生お披露目公演。

星組の舞空瞳さんや今回トップ娘役さんとなられた宙組の潤花さん達102期生のお披露目となっているので気になる方は是非そちらもチェックされてみてくださいね。

それにしても初舞台とトップお披露目公演双方を野口先生が担当されるだなんて、潤さんとはなにか縁があるのかもしれません。

さて、そんな野口先生ですが宝塚の他にもう1つ大好きなものがあるんです。

ジャニーズ好き!

ジャニーズと宝塚とは似て非なるものではありますが、通ずるもの多くありますよね。

そんなキラキラしたジャニーズが好きな野口先生の好きが溢れすぎている公演が朝美絢さんと暁千星さん主演の『A-EN(エイエン)』

まるで恋愛シミュレーションゲームのようなストーリーにもかなり注目が集まりましたが、それよりも個人的に気になったのはその選曲。

宝塚ではオリジナルソングの他に既存の曲を使用されることも多いことはご存知かと思います。

これまでもアイドルソングやヴィジュアル系も使用されたことがありますよね。

この作品で野口先生が選ばれたのはKAT-TUNのツキノミチ

こちらの曲はデビュー後にアルバムに収録されていましたが、実はデビュー前から歌われていたファンにはかなり人気の高い楽曲。

そしてタイトルからもおわかりいただけるかと思いますが、当時月組だったお2人にはぴったりな歌詞なことが覗えますよね。

月をモチーフにした歌詞の曲はそれこそ星の数ほどありますが、その中から敢えてこの曲をセレクトされる野口先生のヅカオタ兼ジャニオタ魂には感服です。

この公演の他にも皆さんの記憶に新しい2019年に上演された花組公演『花より男子』。

こちらも外箱で行なわれた公演でしたが、原作が高い人気を誇っていることもありかなりの人気作品となりました。

少女漫画原作ということもあり胸きゅんシーンが数多くありましたが、オープニングの演出やダンスからはかなりジャニーズを感じるものがありましたよね。

演じ手が男性と女性という意味では大きく異なるのですが、どちらも女性がメインターゲット層とされる「かっこよさ」を追求されているプロという意味ではどちらにも惹かれる意味も、そして合わさった時の破壊力の強さもわかりますよね。

今回の公演でもそんな野口先生の夢がたっぷり詰まった内容となっていますので、是非ともヅカオタ友達だけでなくジャニオタのご友人もお誘いの上行かれてみてください!