スポンサーリンク

初心者向け!宝塚歌劇団各組の特徴は?

初心者のための宝塚

宝塚歌劇団には花、月、雪、星、宙の5つの組が存在しています。

5組に違いはあるの?
何となくイメージは沸くけど、実際はどんな感じ?と気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、私が宝塚初心者の時に感じていた組のイメージと、よく観劇するようになって分かった各組の魅力をご紹介!ぜひ楽しみながら読んでみて下さい!

スポンサーリンク

花組

私の中での花組は、5組の中で一番正統派なイメージでした。

煌びやかで華やかで衣装も豪華!とにかくキラキラしていて、ハッピー感が強い印象です。

実際の花組も想像通りでとっても華やかな組です!

ですがそれだけではなく、お芝居やダンスでは繊細で細やかな表現も沢山見られました。

「これぞ宝塚!」な作品を上演することが多いですが、内に秘めた情熱をメラメラと感じる部分も多くあります。

また、ファンの間で言われている「ダンスの花組」という言葉にも納得。

現在のトップスターの柚香光さんもダンスを特に得意とするジェンヌさんですよね。

花組の組子は「花男」「花娘」と表現されることもあり、それぞれが意識を高く持って芸事に取り組んでいらっしゃるなという印象を受けました。

ザ・タカラヅカの世界を堪能したい方には花組がおすすめかもしれません!

月組

月組はとにかく真面目で安定感のあるイメージ。

新しいことに挑戦するよりかは、伝統を重んじる組なのかな?と思っていました。

演目もやや堅い印象のお話が多い印象でした。

実際の月組は、花組とはまた違ったシックで落ち着いた華やかさがある組!

宝塚歌劇の代表作である「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」の初演が月組だったこともあり、「芝居の月組」と呼ばれることもあります。

最下級生までしっかりと作りこまれた演技には、毎回感心させられてしまいます。

また、他組と比べて男役から娘役に転向した方も多く在籍されています。

元娘役トップの愛希れいかさんが代表的ですよね。

前トップの珠城りょうさんのように若くしてのトップスターへの抜擢もあり、イメージとは反対に新しいことにどんどん挑戦している組でもありました。

雪組

初心者なりに、雪組にはやはり和物のイメージがありました!

そして体育会系よりかは文化系の、穏やかな雰囲気の組だなあというのが第一印象でした。

実際に観劇するようになっても、やはり圧倒的和物のクオリティの高さにびっくりしました。

刀の扱いが本当に素晴らしく感動したのを覚えています。

組子も「和物が得意な雪組に属している」という心持ちでいらっしゃる方が多く、殺陣はもちろん、着物やカツラの扱いも上手だそうですよ。

和物のイメージとは反対に、漫画原作の舞台化も好評!

「ルパン三世」や「CITY HUNTER」など男性も憧れるキャラクターを見事に演じていましたよね。

組子みんなが仲が良く、5組の中でも特にチームプレーの雰囲気を感じます。

その中の良さが作品にも良く表れているような気がします。

星組

星組は、宝塚大運動会の印象もあり、かなり体育会系のイメージを持っていました。

団結力が凄まじく、衣装や髪形も派手で熱い組だなあという印象です。

実際の星組もやはりイメージ通りギラギラオラオラ!すぐさま強烈なウインクが飛んできます。

特にショーはゴージャスな雰囲気の物も多く、星組の結束力とパッションを感じますね。

また、星組は圧倒的なカリスマ性があるトップさんが多いところも特徴的です。

柚希礼音さん、紅ゆずるさんなども他の組にはないオーラを醸し出していました。

現トップスターの礼真琴さんも95期から初のトップで、首席卒業者!現在の劇団内でも1、2位を争うほどの歌うまジェンヌです。

5組の中では特に上下関係がしっかりとあり、一人一人が高い意識を持って個と戦っている印象を受けました。

熱いショーが見たい方には星組がおすすめです!

宙組

パッと見の印象は「背が高い!」

そのせいか、他の組に比べて大人っぽく都会的なイメージでした。

男役の皆さんもクールで一見冷たいのかな?と思うところも。

しかし実際の宙組はとっても賑やかで和気あいあい!一番イメージとのギャップがあった組かもしれません。

普段からの信頼関係や仲の良さが伝わってきますし、学年の壁を越えた生徒同士のわちゃわちゃも宙組では良く見られる気がします。

もちろん、高身長を生かしたスマートで現代的なショーも魅力的です。

現在は、トップの真風涼帆さん、2番手の芹香斗亜さんがかなり上級生なこともあり、大人でスタイリッシュな場面の映えること!と思いきや女装シーンが登場するのも宙組の素敵なところなんですよね!

お芝居では作品にもよりますが、アドリブやコミカルな演技も沢山見られてびっくりしたのを覚えています。

とにかく見れば見るほど好きになる、飽きのこない組ナンバーワンだと思います。

5組のイメージと実際の雰囲気をまとめてみました!

気になる組はあったでしょうか?

ぜひ劇場に足を運んで、それぞれの素晴らしさを堪能してくださいね。